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GPT ドライブを使用する

最終更新日: 2010年 10月 29日

この記事は、Microsoft Windows ファミリ オペレーティング システムでの GUID パーティション テーブル (GPT) ディスクの使用方法に関する情報を提供します。

目次

はじめに はじめに
GPT フォーマット GPT フォーマット
GPT ドライブを作成する GPT ドライブを作成する
GPT または MBR ドライブを変換する GPT または MBR ドライブを変換する
ドライブ構成を検査する ドライブ構成を検査する


はじめに

GPT ディスクは、GUID パーティション テーブル (GPT) のディスク パーティション分割システムを使用します。GPT ディスクには、下記のような利点があります。

  • 最大 128 個のプライマリ パーティションを作成できます。マスター ブート レコード (MBR) ディスクは、最大 4 個のプライマリ パーティションと、拡張パーティション内の 124 個の追加パーティションをサポートできます。

  • MBR ディスクの制限である 2 TB (テラ バイト) をはるかに越える、大きなパーティション サイズに対応します。

  • パーティション テーブルの複製と循環冗長検査 (CRC) 保護により、信頼性が増します。

  • Windows XP Professional x64 Edition を実行しているプラットフォームなど、すべての x64 ベースのプラットフォームで、ストレージ ボリュームとして使用できます。Windows Server 2003 SP1 以降、x86 ベースの Windows プラットフォーム上でも GPT ディスクをストレージ ボリュームとして使用できます。

  • Windows 7、Windows Vista、および Windows Server 2008 の x64 ベースのエディションで、ブート ボリュームとして使用できます。Windows Server 2003 SP1 以降、Itanium ベースのシステム上でも GPT ディスクをブート ボリュームとして使用できます。

    注: Windows は、統一拡張ファームウェア インターフェイス (UEFI) ブート ファームウェアを含むシステム上の GPT ディスクからのブートのみをサポートします。

GPT ディスクの詳細については、Windows と GPT に関する FAQ を参照してください。

GPT フォーマット

Windows 2000 以降、オペレーティング システムは、下記の種類のディスク用に GPT フォーマットを使用します。

  • ベーシック ディスクは、Windows でよく使用されるストレージの種類です。ベーシック ディスクとは、プライマリ パーティションと拡張パーティションのようなパーティションを含むディスクのことで、通常ファイル システムで順番にフォーマットされます。

  • ダイナミック ディスクは、Windows 2000 で導入され、複数のディスクにまたがる ディスク (スパン ボリュームやストライプ ボリューム) を作成する機能、フォールト トレラント ボリューム (ミラー ボリュームや RAID-5 ボリューム) を作成する機能など、ベーシック ディスクにない機能を提供します。

これらのディスクの種類の詳細については、Basic and Dynamic Disks を参照してください。

ベーシック ディスクおよびダイナミック ディスクで使用される GPT フォーマットを次の図で示します。

GPT フォーマット

Figure 1. GPT フォーマット

認識できないマスター ブート レコード (MBR) 領域が、MBR で機能するディスク管理ユーティリティと下位互換性のある GPT パーティション テーブルに存在します。GPT ヘッダーは、パーティション エントリによって使用可能な論理ブロック アドレスの範囲を定義します。GPT ヘッダーは、ディスク上の位置、その GUID、および GPT ヘッダーの整合性を検証するために使用される 32 ビット巡回冗長検査 (CRC32) チェックサムも定義します。GUID パーティション テーブル内の各エントリは、パーティションの種類の GUID から始まります。MBR ディスクのパーティション テーブルのシステム ID に似ている、16 バイト パーティションの種類の GUID が、パーティションに含まれているデータの種類 (たとえば、ベーシック ディスクまたはダイナミック ディスク) を特定します。各 GUID パーティション エントリには、バックアップ コピーがあります。

GPT ドライブを作成する

パーティション分割されていない空のディスク (未フォーマットのドライブまたは空の MBR ドライブ) のみ、GPT フォーマットに変換できます。データを含んでいるボリュームを変換するには、まずパーティションを手動で削除する必要があります。

GPT ディスクを作成するには、下記の方法を使用します。

  • ディスクの管理コンソールで、GPT に変換する MBR ドライブを右クリックし、[GPT ディスクに変換] をクリックします。ドライブが空でないか、パーティションを含んでいる場合、このオプションは利用できません。

  • DISKPART ユーティリティで、変換するドライブを選択し、次のコマンドを入力します。CONVERT GPT

未フォーマットのディスクについては、他の 2 つの方法を使用することもできます。

  • 未フォーマットの新しいディスクをインストールした後、ディスクの管理コンソールを開き、新しいディスクの構成に使用できるウィザードを起動します。このウィザードには、MBR または GPT フォーマットでディスクを初期化するオプションが含まれています。

  • ディスクの管理コンソールで [ディスクの初期化] オプションを使用して、新しいディスクを後で初期化します。

注: Windows Vista 以降、コンピューターに UEFI ブート ファームウェアがインストールされている場合にのみ、Windows x64 ベースのオペレーティング システムを GPT ディスク 上にインストールできます。ただし、GPT ディスクへの Windows x64 Edition オペレーティング システムのインストールは、Windows XP でサポートされていません。その操作を試みると、エラーが生じます。

GPT または MBR ドライブを変換する

既存のパーティション フォーマットを別のフォーマットに変換できます。詳細については、下記の TechNet 記事を参照してください。

ドライブ構成を検査する

下記の方法を使用して、ドライブが GPT または MBR ディスクとして構成されているかどうか判定できます。

  • ディスク管理コンソールの [表示] メニューで、[上部] をポイントし、[ディスクの一覧] をクリックします。上部ウィンドウには、最後の列でパーティション スタイルを指定する、ディスク ドライブの一覧が表示されます。

  • ディスクの管理コンソールで、ドライブを右クリックして、変換オプションを表示します。

    • パーティション分割されていない GPT ディスクとしてドライブが構成されている場合、[MBR ディスクに変換] オプションが表示されます。ドライブがパーティション分割されている場合、このオプションは利用できません。

    • パーティション分割されていない MBR ディスクとしてドライブが構成されている場合、[GPT ディスクに変換] オプションが表示されます。ドライブがパーティション分割されている場合、このオプションは利用できません。

  • ディスクの管理コンソールで、ドライバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックし、[ボリューム] タブをクリックして、パーティション スタイルと他の情報を表示します。

  • デバイス マネージャで、ドライブを右クリックし、[ボリューム] タブで [表示] をクリックし、パーティション スタイルと他の情報を表示します。

  • DiskPart ユーティリティを起動し、「list disk」コマンドを入力します。ディスクの一覧では、コマンド出力の最後の列に、GPT または MBR が示されます。

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