ドライバーのテスト

WDK は Visual Studio にドライバー テスト インターフェイスを追加して、ネットワーク上のリモート テスト コンピューターで簡単にドライバーのビルド、展開、インストール、テストを実行できるようにします。WDK にはデバイス ドライバー テストのコレクションも用意されていて、ドライバーの機能のテストに使うことができます。Visual Studio のドライバー テスト テンプレートを使って、テストをカスタマイズしたり、独自のドライバー テストを作ることもできます。

ビデオ デモンストレーション

このビデオでは、テスト グループでドライバー関連のテストを実行する方法について説明します。

ここでは、ドライバーのテストに関するいくつかの戦略と、テスト用に使うリモート コンピューターの選択および構成方法に関する情報について説明します。

ドライバーの一般配布の準備をするには、Windows ハードウェア認定キット (HCK) を実行する必要があります。Windows 認定プログラムと HCK の取得方法について詳しくは、Windows ハードウェア認定プログラムに関するページをご覧ください。

このセクションの内容

トピック 説明

開発中のドライバーのテストに関するヒント

テストを開始するタイミング ドライバーの要件がある場合はすぐに、テスト ケースの設計を開始して、重要な要件が実装されていることをテストできます。これまでの調査から、コード内に欠陥が存在する時間が長ければ長いほど、コード内の欠陥の発見と修正にかかるコストは大きくなります。開発サイクルの初期段階で欠陥を発見して修正できれば、コードがリリースおよび配布された後に欠陥を発見した場合に比べて、かかるコストも被害も小さくてすみます。 テスト ケースを早めに作成することは、設計上の問題の発見にも役立ちます。

Visual Studio を使って実行時にドライバーをテストする方法

WDK 拡張機能は Visual Studio にドライバー テスト インターフェイスを提供して、ネットワーク上のテスト コンピューターで簡単にドライバーのビルド、展開、インストール、テストを実行できるようにします。WDK にはデバイス ドライバー テストのコレクションが用意されていて、ドライバーの機能のテストに使うことができます。

ドライバー テスト テンプレートを使ってドライバー テストを作成する方法

Windows Driver Kit (WDK) for Windows 8 を使って、独自のドライバー テストを作成したり、提供されているテストの一部をカスタマイズすることができます。Microsoft Visual Studio Ultimate 2012 用に WDK で提供されているドライバー テスト フレームワークを使って、作成したテストをリモート テスト コンピューターに展開できます。