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ドライバー ライフサイクルの基礎: 概要

Windows ベースのドライバーを作成して提供する作業には、ドライバー(またはサービス) およびそのデバイスの一生 (ライフサイクル) に対する下記のような取り組みが必要です。

  • 設計: Windows との互換性、信頼性、セキュリティ、およびサービス性をはじめから考慮したドライバーの設計。

  • 開発: Windows Driver Kit (WDK) および Windows Driver Foundation を通じて提供される高度なフレームワークを使用した、信頼性、安定性、安全性の高いドライバーの開発。

  • 検証とテスト: 利用可能な最良のツールを使用したドライバーの検証とテスト。PREfast や Static Driver Verifier などのツールを使用してドライバーを計測しコンパイル時の問題を見つけ、ドライバーの寿命全体にわたって何度もテストを繰り返します。

  • デジタル署名とインストール: ユーザーによる操作が最小限で済むようにベストプラクティスに基づいた、ドライバーのデジタル署名とインストール。

  • メンテナンス: 信頼性、セキュリティ、およびサービス性のためにベストプラクティスを使用した、市場でのドライバーの寿命全体にわたるメンテナンス。ユーザーが遭遇しているドライバーの障害を把握するために、Windows エラー報告 (WER) のデータを活用してください。

Windows 8 の特集

Windows 8 Developer Preview でも、ドライバー開発の基礎は Windows 7 やそれ以前の OS と同じです。Windows 8 Developer Preview での特定のコンセプト、ベスト プラクティス、およびツールに関する変更点は、以下のページからリンクされているページにまとめられています。

次期バージョンの Windows で Microsoft がサポートしようとしている新コンセプトについて確認してください。

ドライバー: 入門

ドライバーの開発入門 

Windows ドライバー開発の経験が少ない方は、概念、ツール、およびドライバーモデルを知るための開始地点としてここからスタートしてください。

ドライバーの設計

ドライバーの主要概念

ドライバーモデルやデバイス クラスにかかわらず、メモリ管理、I/O フロー、I/O 要求パケット(IRP) など Windows システムの内部構造について十分な理解が必要です。

Windows Driver Foundation (WDF)

WDF を使用すると、Windows ドライバーの基本機能を実装できるので、ハードウェアやフィルターの自社固有の細部に注力できるようになります。WDF は、カーネル モードまたはユーザー モードの、オブジェクト指向でイベント ドリブン型のドライバー作成に利用できる、単一のドライバー モデルを定義します。

ドライバーのパフォーマンス: ベスト プラクティス

高品質のドライバーは、正しく動作し、システム全体のパフォーマンスを低下させないものです。Windows 用に優れたパフォーマンスのドライバーを作成するには、設計と開発の全体にわたる取り組みが必要です。

ドライバーの設計

ドライバー開発者は、信頼性、サービス性、およびデバイスのサポートに必要な特徴ベースの機能性を組み込むよう、注意深くドライバーを設計する必要があります。

ドライバーのプラグ アンド プレイおよび電源管理

できるだけ優れたユーザーエクスペリエンスを得るため、ドライバーは Windows のコンポーネントと協力して、自動的にロードされてシステムの電源管理に関与できるようにする必要があります。

ドライバーの開発

Windows Driver Kit (WDK)

WDK は、ドライバーおよびカーネルソフトウェアを作成するための、ヘッダー、ライブラリ、ビルドツール、ビルド環境、コード サンプル、ドキュメント、その他のツールを含む完全に統合されたドライバー開発システムです。

Windows ドライバー開発環境入門

Microsoft Windows のデバイスドライバー開発をはじめるのは、経験豊かな開発者でさえ難しい場合があります。このドキュメントは、開発者が Windows オペレーティング システム用のデバイス ドライバーを作成する際に用いるデバッグおよびテスト ツールについての概要を説明します。

ドライバーの検証とテスト

Windows 用デバッグ ツール

Windows 用デバッグ ツール (Debugging Tools for Windows) は、Windows システム上のドライバー、アプリケーション、サービスのデバッグに使用する、拡張可能なツールのセットです。

ドライバーの検証およびテスト用ツール

WDK には、開発中にコードの信頼性やサービス性を検証するためのコンパイル時ツールの幅広いセットが含まれています。また、WDK には、テスト、トレース、シミュレーション、およびデバッグを行うさまざまなツールも含まれています。これらのツールにより、開発サイクルの早期に問題を見つけることができます。

ドライバーのデジタル署名とインストール

デバイスとドライバーのインストール

最高のユーザーエクスペリエンスを実現するには、ハードウェアデバイスのインストールとそのソフトウェアドライバーのインストールが、できるだけシームレスで、ユーザーによる操作が最小限で済むように実行される必要があります。Microsoft 提供のツールとガイドラインを使用して、正常に動作するインストール パッケージを作成してください。

Windows ロゴ プログラム

Windows ロゴは、システムやデバイスとWindows オペレーティング システムとの互換性および信頼性を示します。また、貴社の製品が Microsoft が提供するツールで十分にテストされ、優れたユーザー エクスペリエンスが保証されているという信頼感をお客様に与えます。

ドライバーのメンテナンス

ドライバーの信頼性、セキュリティ、およびメンテナンス

製品の開発サイクル全体にわたってセキュリティと信頼性を重視することにより、高品質なドライバーを作成し、サポート費用を削減し、より優れたユーザー エクスペリエンスを実現できます。Windows エラー報告 (WER) のデータを使用し、ハードウェアとドライバーをチェックします。ユーザーが最新のドライバーを入手できるように、Windows Update から更新されたドライバーを配布します。