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Windows Vista 上での強化
アプリケーションを Windows Vista 上で実行する場合に、このアプリケーションを強化するための 10 の方法
目次
Windows Vista での開発の詳細については、SDK (英語)および MSDN Windows Vista デベロッパー センターを参照してください。
このサイトの情報は、Windows Vista への準備を行う開発者に対する支援を目的としています。技術詳細および資料は現在の開発計画に基づいており、不完全である場合や変更される場合がありま す。Beta 1 以降、プレビュー版や最終リリースに向けて Windows Vista は進化し続けますが、このサイトを繰り返し参照し、最新情報や詳細情報を入手することにより、Windows Vista のすべての機能を活用したアプリケーションの作成に役立ててください。
1. Windows Vista スタイル ガイドラインの順守
一般的なファイル選択ダイアログ ボックスの使用と、高解像度アイコン、プレビュー制御、およびシェル用のライブ アイコンの提供によって、優れた外観の Windows Vista アプリケーションを作成します。
Windows Vista では、新しい共通コントロール、透過性のあるフレーム、ページ ナビゲーション パラダイム、および標準検索機能など、ユーザーに対して新しい "外観と操作感" (ユーザー エクスペリエンス) を提供します。Windows Vista スタイル ガイドラインに従うことで、開発者は、一貫性のある、予想可能なユーザー エクスペリエンスをユーザーに提供できます (近日中に草案版の Windows Vista スタイル ガイドラインを提供する予定です)。
Windows Vista が提供する新しい制御機能を使用すると、開発者は、情報のやり取りを行う際に一貫性のあるエクスペリエンスを実現することができます。
- 新しい一般的なファイル選択ダイアログ ( IFile Dialog (英語)、IFileDialogCustomize (英語) ) を使用すると、開発者は、ファイルを開き、保存することをユーザーに通知する場合に、新しい検索機能や整理機能を提供できます (「ユーザーによる視覚化、整理、および検索の実現」を参照)。
- また、更新された Windows Vista ウィザード フレームワーク (新しい PSH_AEROWIZARD フラグ セットを使用して作成されたウィザード (英語)では、開発者は、既定のコマンド ボタンを、状況依存型のテキスト、サイズ変更可能なページ、またはユーザー指定の背景画像と置き換えることにより、よりユーザー フレンドリな UI を作成できます。
- タスク ダイアログ (英語) では、ハイパーリンクおよびカスタマイズ可能なボタン ラベルとアイコンのサポートなどを行うことにより、多くの開発者が使用している MessageBox API の幅を広げ、より状況に応じた、柔軟性の高い API が提供されます。
- リッチ プレビュー ハンドラ (IpreviewHandler、ItextHightlight、IPreviewHandlerVisuals) では、一般的なダイアログ ボックスや検索結果内で、ドキュメント コンテンツのインプレース対話形式プレビューを利用できます。
- ライブ アイコン (IThumbnailProvider) を使用すると、開発者は、ドキュメント コンテンツのプレビュー表示用にドキュメントごとにカスタマイズされた、高解像度 (256 x 256、色深度 32 bpp) のアイコンを作成できます。
- PRS319 Windows Vista 上で優れた外観のアプリケーションを構築する
- PRS310 Windows Vista: ファイルのタイプに応じたメタデータ、リッチ プレビュー、およびサムネイルの使用によるエクスプローラの拡張
- DAT307 Windows Vista: 検索と整理の新機能の活用
関連情報
2. ユーザー エクスペリエンスの高品質化
Windows Presentation Foundation を使用して、マルチメディア、ベクタ グラフィックス、アニメーションなど、さまざまなコンテンツを含んだ魅力のあるインターフェイスを作成します。
Windows Presentation Foundation (WPF) によって、文書、メディア、および UI に関する開発者と設計者のエクスペリエンスが統一され、ブラウザベースのエクスペリエンス、フォームベースのアプリケーション、グラフィックス、ビデオ、 オーディオ、および文書用の単一のランタイムが提供されます。次世代のユーザー エクスペリエンスを開発するための基盤を提供することが、WPF フレームワークの中心となる機能です。
WPF のプログラミング モデルを使用すると、ユーザー インターフェイスの開発と維持が容易になります。ユーザー インターフェイスのレイアウトと構成を、ロジックから適切に切り離すために、XAML (Extensible Application Markup Language) が使用されます。
- PRS305 Windows Presentation Foundation ("Avalon"): Windows Presentation Foundation の概要
- PRS309 Windows Presentation Foundation ("Avalon"): Windows Vista グラフィックスの概要
- PRS314 Windows Presentation Foundation ("Avalon"): アプリケーション サービスの使用
- PRS309 Windows Presentation Foundation ("Avalon"): Windows Vista グラフィックスの概要
- PRS324 Windows Presentation Foundation ("Avalon"): Windows Presentation Foundation ("Avalon") アプリケーションでのデータの使用: XML、Windows Communications Foundation ("Indigo")、ADO.NET など
- PRS329 Windows Presentation Foundation ("Avalon"): 先進のレイアウト技術を使用したユーザー インターフェイスの構築
関連情報
3. ユーザーによる視覚化、整理、および検索の実現
ファイル形式にメタデータを適用し、検索を有効にして、アプリケーション内部で整理を実行します。
Windows Vista によって、ユーザーがファイル、メッセージ、および他のアイテムと対話する方法が変わります。仮想フォルダ、スタック、グループ、フィルタなどの新しいコ ンセプトを導入しており、ユーザーにとってコンテンツを整理する手段は、フォルダだけではなくなりました。開発者は、これらの新しいコンセプトや機能をア プリケーション内で利用できます。また、アプリケーションによって生成されるデータは、視覚化、整理、および検索の各エクスペリエンスにおいて重要な役割 を果たします。
開発者は、アプリケーション内部から直接的に、Windows Vista の多くの検索および整理機能を使用できます。
- Windows 検索用の OLE DB Provider を使用し、Windows Vista 検索エンジンに対して問い合わせを行うことができます。また、Helper API を使用すると、Advanced User Syntax から OLE DB クエリ文字列形式に変換できます。
- 検索やメタデータに関して統一されたエクスペリエンスを実現するには、ファイルを開いたり、保存したりすることをユーザーに通知する場合、一般的 なファイル選択ダイアログ ボックスを使用する必要があります。この新しい一般的なファイル選択ダイアログ ボックスでは、カスタマイズおよびカスタム イベント処理のためのさまざまなオプションを使用できます。
- Windows エクスプローラや名前空間エクスプローラの制御をホストすることにより、ユーザーに対して、シェルによって提供されるものと同じ仮想フォルダ、およびグループ化とスタック化のエクスペリエンスを提供します。
次の拡張メカニズムを使用することにより、カスタム ファイル形式を備えたアプリケーションを Windows Vista の視覚化、整理、および検索の各機能と統合できます。
- DAT307 Windows Vista: 検索と整理の新機能の活用
- DAT322 MSN サーチ : アプリケーションへの Web およびデスクトップ検索の構築
- OFF320 Microsoft Office System 検索テクノロジを使用した開発
関連情報
Windows Vista デベロッパー センター - 検索性
4. 安全な実行
最小特権ユーザー アカウントおよび制限された昇格要求を使用します。コード アクセス セキュリティを使用して、要求および制限事項を表します。
Windows Vista では、権限の昇格攻撃からユーザーを保護するための新しいメカニズムが提供されます。これにより、開発者は、コードのセキュリティ脆弱性が原因で生じる損 害を最小限に抑えることができます。アプリケーションのユーザーがこれらのメカニズムのメリットを受けるには、アプリケーションを、最小特権アカウントで 実行する必要があります。
新しい CNG (Cryptography Next Generation) (英語) フレームワークを使用して、データおよび通信を暗号化します。このフレームワークでは、より簡単なプログラミング モデルが提供され、新しい先進の暗号化アルゴリズムを利用できます。また、簡単な拡張メカニズムを使用すると、暗号化アルゴリズムをカスタマイズして、 CNG のプラグインとして作成することができます。
改良された Authz API (英語) を使用して、Windows Vista に統合された役割ベースのセキュリティを追加できます。
Windows Vista の保護者による制限機能 (IWindowsParentalControls (英語)) を使用すると、ユーザー アカウント別にアプリケーション使用ポリシーを設定できます。アプリケーションではこれらの API を使用して、アプリケーションの使用方法や、Web コンテンツに関して保護者が要求する制限を判別します。また、保護者が監視を希望している場合は、イベントを記録することもできます。
"Infocard"は、マイクロソフトによる ID メタシステムの実装です。これを使用すると、ユーザーは、ユーザーに所属する ID のポートフォリオからの選択が可能になり、ID が受け入れられる状況であれば、選択した ID を使用できます。この場合、ID の発行や使用が行われる ID システムに依存することはありません。ユーザーが最も適切なセキュリティ資格情報を安全に選択できるように、開発者は "InfoCard" を使用する必要があります。
- FUN304 Windows Vista: アプリケーション内での保護者による制限の有効化
- FUN210 Windows Vista および Windows Vista Server: セキュリティ エンドツーエンドの理解、強化、および拡張
- FUN406 Windows Vista: ユーザー アカウント保護—アプリケーションの最小特権管理を使用した保護
- COM214 ID、アクセス、"InfoCard"、および ID メタシステム
関連情報
Windows Vista デベロッパー センター - セキュリティ
InfoCard
5. 信頼性および管理性に関する設計
イベントの監視、トラブルシューティング、および分析には、新しいイベントのログ記録を使用します。これを使用すると、Windows インストーラや ClickOnce によってアプリケーションを簡単に展開できます。
信頼性のあるアプリケーションとは、ユーザーの期待どおりに動作するアプリケーションです。Windows Vista に新しく用意された多数の API と開発者向けサービスを使うと、エンド ユーザーや IT プロフェッショナルにとって予測可能かつ管理可能なアプリケーションを作成でき、不測の事態が起こった場合にも自己診断が可能です。
- イベント ログ システム (英語) がリライトされ、パフォーマンスとスケーラビリティが向上しました。
- キャンセル可能な I/O (英語) によって、I/O 要求の非同期キャンセルが可能になります。また、キャンセル要求に対してデバイスが応答しなくなった状況を検出することも可能になります。
- トランザクション ファイル システム (英語) およびレジストリを使用すると、System.Transactions と読み取り/書き込み操作を統合できます。
- Restart Manager (英語) を使用すると、Windows Vista によってアプリケーションやサービスが停止される前に、それらの状態を "フリーズドライ" にすることが可能になり、PC の再起動が減少します。これにより、インストール時に共有ファイルを更新することができます。
- WS-Management を使用すると、サーバー ハードウェアをリモートで管理できます。
- FD (Function Discovery) (英語) を使用すると、アプリケーションはシステムに追加された新しいハードウェアやソフトウェアの機能を検出できます。
- Microsoft 管理コンソール (MMC) 2.1 では、Windows フォームを使用した .NET スナップインの記述がサポートされます。
- 著作権管理 (英語) では、デジタル著作権管理テクノロジを使用して、データおよびファイルを保護し、認証する機能が提供されます。
- タスク スケジューラ 2.0 (英語) によって、プログラムによるタスク作成とスケジュール作成の機能が提供されます。
- アプリケーションの回復を使用すると、アプリケーションに障害が発生した場合に、代わりにシステムによって実行されるアクションの種類をアプリケーションで制御できます。
- Windows Vista では、Windows インストーラ 4.0 (英語) によって、MUI (Multi-User Install) ショートカット、レジストリ エントリ、シェル拡張、およびLUA 修正プログラムなどの新機能が実現されます。
- WinFX 用に更新された ClickOnceは、スマート クライアントを展開するには最適な方法です。
- IT プロフェッショナルによる、簡単かつスクリプト可能な管理を可能にする Monad コマンドレットを提供します。
Windows 診断インフラストラクチャ (WDI) の拡張である Vista ネットワーク診断フレームワーク (NDF) (英語) を使用します。Windows 診断インフラストラクチャ (WDI) では、ステータス情報を送信するためにネットワーキング コンポーネントによって使用されるインフラストラクチャが提供されます。
- WDI によってエラー イベントとして検出され、ETW によって Windows イベント ログに入力されたエラー状況を報告します。
- 依存関係にあるコンポーネントを追跡するために NDF を有効にして、これらのコンポーネントのステータスを判断します。コンポーネントがオフラインであるか、または機能していない場合、Windows Vista によって問題が自動的に修復される場合があります。
- FUN222: Windows Vista: Windows Vista のソフトウェア インストールの新機能 : Windows インストーラ (MSI) および ClickOnce オプションの検討
- FUN320 Windows Vista および Windows Vista Server: System.Transactions およびトランザクション NTFS とレジストリを使用した信頼性の向上
- FUN301 MMC 3.0: マネージ コード スナップインの開発
- TLN303 Monad: 先進のコマンド ライン スクリプト記述
- FUN311 Windows Vista および Windows Vista Server: 管理可能なアプリケーションの開発
- FUN316 Windows Vista および Windows Vista Server: イベントの公開および処理
- FUN315 Windows Vista および Windows Vista Server: 新しいパフォーマンス カウンタ インフラストラクチャおよびデータ収集
- FUN308 Windows Vista および Windows Vista Server: 堅牢で信頼性の高いアプリケーションの開発
関連情報
Windows Vista デベロッパー センター - デプロイメント
6. 顧客フィードバック ループの確立
Windows Developer Portal を介してアプリケーション障害を調査し、分析するためには、Windows Feedback Platform を使用します。
Windows Vista によって、アプリケーション レポートを表示するための開発者ポータルと統合された、拡張可能なエラーレポート環境が提供されます。開発者は、アプリケーションを実行するユーザーが経 験した主要な問題を判断するために必要なデータを収集でき、提供されたデバッグ データを使用して修正プログラムを実装できます。
- FUN313: Windows Vista: フォレンシックなデバッギング : Windows Feedback サービスによるコード品質の向上
関連情報
Windows Vista デベロッパー センター - 信頼性
7. 接続型システムの構築
安全で信頼性が高く、トランザクション処理に対応する相互運用性を提供する接続型システムを構築するには、Windows Communication Foundation を使用し、アプリケーションでの柔軟なワークフローを可能にするワークフロー テクノロジを活用します。
Windows Communication Foundation (WCF) は、Web サービス アーキテクチャを基に構築される、まったく新しい通信インフラストラクチャと言えます。Windows Communication Foundation がサポートするより高度な Web サービスによって、安全で信頼性が高く、トランザクション処理に対応したメッセージングと相互運用性が実現されます。トランスポート、セキュリティ システム、メッセージング パターン、エンコーディング、ネットワーク トポロジ、ホスティング モデルといった分散システムを構成する広範な機能を、機能の合成や拡張のアーキテクチャによって統合します。主要な WCF 機能は、System.ServiceModel および System.ServiceModel.Security の名前空間を介して提供されます。
分散ネットワーク全体に対してリアルタイム通信やコラボレーションが必要となるアプリケーションでは、開発者は、WCF PeerChannel、および PNRP (Peer Name Resolution Protocol) に基づいた更新済みのピアツーピア インフラストラクチャ (英語) の両方を使用できます。
ネットワーク パケット検査、監視、および変更ソリューションを簡単に記述するには、Windows Vista Filter Platform を使用します。
ネットワーク サービスへのカーネル モード アクセスについて、より簡単なメソッドを取得するには、WSK (Winsock Kernel) (英語) コンポーネント プログラミング モデルを使用します。
Windows Vista には、次世代ネットワーキング機能を提供する新しい IPv6 (英語) スタックが含まれています。アプリケーションを IPv6 対応にすると、そのアプリケーションは次世代ネットワーク上での実行、NAT とファイアウォールの追跡、およびピアツーピアの接続が可能になります。サービス品質 (QoS) テクノロジ (英語)では、特定のタイプのデータ (ストリーミング メディアなど) の伝送を、データが適切な速度かつタイミングで実行されるように管理します。Windows Vista では、qWAVE (高品質な Windows Audio Video Experience) (英語) パッケージおよび NLA2 (Network Location Awareness Service) (英語) の新しい実装によってネットワーク認識と使い易さが向上し、QoS 機能が拡張されます。
- COM304 ネットワーク: IPv6、ファイアウォール、および IPsec 対応アプリケーションの構築
- COM202 Windows Communications Foundation ("Indigo"): Windows Communications Foundation の概要
- COM305 Windows Communications Foundation ("Indigo"): COM+ アプリケーションと MSMQ アプリケーションの統合
- COM308 Windows Communications Foundation ("Indigo"): 管理可能な Web サービスの開発
- COM312 Windows Communications Foundation ("Indigo"): 安全な分散アプリケーションの記述
- COM307 Windows Communications Foundation ("Indigo"): 信頼性が高く、トランザクション処理に対応した分散アプリケーションの記述
- COM423 Windows Communications Foundation ("Indigo"): Web サービスの Java/J2EE との相互運用性
- COM311 Windows Vista および Windows Communication Foundation ("Indigo") PeerChannel を使用した P2P アプリケーションの開発
- COM304 ネットワーク: IPv6、ファイアウォール、および IPsec 対応アプリケーションの構築
- COM210 Windows アプリケーションのワークフローの概要
- COM328 カスタム アクティビティを使用したワークフロー機能の拡張
関連情報
Windows Vista デベロッパー センター - 接続性
8. RSS を使用したユーザーへのデータの提供
Windows Vista RSS フィード API、共通フィードリスト、共有データ ストア、同期と解析エンジン、および RSS へのリスト拡張を使用します。
Windows Vista には、新しい RSS プラットフォーム コンポーネント (英語)が含まれています。これを使用すると、アプリケーションで簡単に RSS フィードを使用できるようになります。定期的な変更や更新が行われるデータ、またはユーザーがサブスクライブする可能性があるデータがアプリケーションや サービスによって提供される場合、そのデータを RSS として公開することを検討する必要があります。アプリケーションの使用によってユーザーが情報ソースを使用およびサブスクライブできる場合、ユーザーが RSS を介して公開された情報をサブスクライブできるようにする必要があります。時系列以外の順序で並べられた情報 (購入予定商品の一覧や写真アルバムなど) をユーザーが使用する場合、RSS リスト拡張をサポートする必要があります。
RSS プラットフォームの主要な機能は次のとおりです。
統合フィード解析 API
アプリケーションは一貫した方法でフィードにアクセスできます。RSS 0.9x、RSS 1.0、RSS 2.0、Atom 0.3、および Atom 1.0 に関するすべての特性の解析を考慮する必要はありません。フィード解析 API を使用すると、フィード項目に関するジオコーディングや評価など、リスト拡張およびカスタム メタデータへのアクセスが容易になります。
共有フィード リスト (IFeeds)
ユーザーがアプリケーション (Windows Internet Explorer 7 など) でフィードをサブスクライブする場合、そのフィードは他のすべてのアプリケーションで利用可能になります。あるアプリケーションがフィードをサブスクライ ブすると、他のアプリケーションも同じフィードにアクセスできるようになります。
添付ファイルの自動ダウンロード
RSS プラットフォームでは、ビデオ、写真、またはオーディオ ポッドキャストなど、メディア添付ファイルのダウンロードを自動的に処理します。ダウンロード ファイルは自動的にバックグラウンドで実行され、使用していない帯域幅がある場合は、これを使用するための優先度を設定します。
- DAT320 Windows Vista: RSS 対応アプリケーションの構築
関連情報
Windows Vista デベロッパー センター - データ統合
MSDN の RSS Developer Center
9. ドキュメント データへのアクセス
プラットフォーム サポートを使用して、ユーザーがドキュメントを簡単に検索、管理、および作成できるようにするには、XPS や Office 12 で使用されているオープン XML ファイル形式を使用します。
Windows Vista で採用された新しい XML ベースのドキュメント パッケージ化テクノロジ (System.IO.Packaging、System.Windows.Xps.Packaging ) を使用すると、新しい方法に基づいたドキュメント データの共有や統合が可能になります。Windows Vista による適用範囲の広いパッケージ化テクノロジは、XML Paper Specification (XPS) に基づきます。XPS では、新しい自己記述式の情報形式に対応した設計が詳述されます。WinFX ランタイムには、XPS パッケージ API が収められ、開発者は XPS ベースのコンテナまたはファイルをさらに容易に作成できるようになります。
- DAT304 アプリケーション用に XPS ベースのファイル形式の機能を活用する
- OFF304 新しい Office ファイル形式を使用したドキュメント コンテンツの構築、再利用、および操作
- PRS333 Windows Presentation Foundation ("Avalon"): ドキュメント ワークフローにおける先進の機能: コンテンツの保護、表示、および印刷
関連情報
Windows Vista デベロッパー センター - データ統合
10. モビリティのための構築
新しい補助ディスプレイ、電源管理に関する先進機能、およびネットワーク認識 API を使用します。
顧客のモバイル エクスペリエンスのためにシームレスなユーザー エクスペリエンスを作成するには、ネットワーク認識ライブラリを使用します。これらのライブラリを使用すると、ネットワーク特性に基づく場所の検出が可能になり、それに従ってユーザーが自動的にアプリケーション設定を調節することができるようになります。
- アプリケーションの接続を解除してから再び接続を試行する場合、自動同期機能 (API) を実装します。
- NLA2 (Network Location API 2) では、コンピュータに関するすべてのネットワーク パラメータを取得するためのモジュールをアプリケーション内に記述する場合に利用できる、単一の場所が提供されます。API によって、パラメータが変更されたかどうかもアプリケーションに通知されます。また、一部のネットワーク コンテキスト情報もアプリケーションに通知されます。
モバイル アプリケーションに堅牢な同期機能や競合の対処方法を追加するには、デバイス同期および競合の対処方法 を使用します。
- 同期マネージャには、同期マネージャ サービスのタブ ダイアログ ボックス、エラー ダイアログ、および経過ダイアログなどの、UI コンポーネントが含まれます。
Windows Vista の強力な手書き機能を活用して、Tablet PC ユーザーに対して優れたユーザー エクスペリエンスを提供するには、ペンおよびインク API を使用します。
デバイスに完全に電源を投入することなく、最も重要な情報をユーザーに簡単に表示するには、補助ディスプレイ API を使用します。
- Windows Vista の補助ディスプレイが提供するアプリケーション用の API を使用すると、デバイスに対してコンテンツと通知を送信したり、デバイスおよびデバイス接続や管理からイベントを受信することができます。また、ユーザー が補助デバイス設定を制御できるように、パネル設定を調整することもできます。
- 補助ディスプレイ プラットフォームは、接続の方式を問いません。補助ディスプレイは、USB、Bluetooth、TCP/IP、または今後開発される他のプロトコルのい ずれを介した場合でも、適切なユーザー モード補助ディスプレイ転送ドライバが適用されている限り、問題なく接続できます。
- フィルタ ドライバの追加によって、補助ディスプレイのコンテンツ形式を特定デバイスで認識可能な形式に変換することもできます。
バッテリの寿命を向上させ、アプリケーションの使用時間を延長するには、新しい電源管理のライブラリおよび通知を使用します。
- WM_POWERBROADCAST を使用すると、電源が低下している場合に、アプリケーションはスリープおよび休止状態に対して適切に対応できます。
- Windows Vista のシステム リソース監視機能やエンドユーザー入力監視機能を使用すると、ハードウェアが完全にアイドル状態の場合にその電力消費量を低下させるだけで、高速かつ効率 的なアプリケーションを作成するためにシステムがアクティブになっている状況を検出できます。
- PRS308 Windows Vista: 補助ディスプレイ デバイスを使用して、コンピュータの電源がオフの時でもユーザーとの連絡をとる
- PRS315 Windows Vista Tablet PC: タブレット対応アプリケーションの作成における強化点
- DAT317 Windows Vista: 新しい同期センターを使用したデータ同期の一元化
- FUN319 Windows Vista: 電源を意識したアプリケーションの開発
関連情報
Windows Vista デベロッパー センター - モビリティ
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