参考情報) デフラグを実施することで .NET Framework 3.5 Service Pack 1 をインストールした後のパフォーマンスが改善することがある

.NET Framework 3.5 Service Pack 1 (SP1) は SP1 を適用しない場合と比較して、大幅なパフォーマンスの改善が見られます。しかしながら、よせられたいくつかのレポートにおいて、.NET Framework 3.5 SP1 をインストールしたことで、パフォーマンスが悪くなるケースも若干ありました。
想定されるひとつの理由として、インストール後のバイナリ イメージがフラグメントされたページに分散されてしまい、ディスク I/O が多発していることがあげられます。 この問題については、ハードディスクのデフラグを実施することで、問題を解決することができます。

なお、Windows Vista では定期的にデフラグを自動的に実施するようにスケジュールされているため、一般的には時間とともに解決します。同様に Windows XP においても、3 日ほどでデフラグが実施され、アプリケーションの起動パフォーマンスが最適化されます。
しかし、SP1 のインストール後すぐにパフォーマンスを最適化したい場合には、手動でデフラグを実施することをお勧めします。

【原文】Improving NetFX 3.5SP1 Application Startup [CLR and Framework Perf Blog]

Windows Vista におけるデフラグの方法

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] - [アクセサリ] - [システム ツール] - [ディスク デフラグ ツール] の順にクリックします。 (管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認情報を提供します)

    画面 : スタートメニュー

  2. [今すぐ最適化] をクリックします。

    画面 : ディスク デフラグ ツール ダイアログ

Windows XP におけるデフラグの方法

1. ディスク ボリュームを分析する

ボリュームのサイズ、ファイル数、断片化の割合、およびシステム リソースの利用可能性によっては、ディスク ボリュームの最適化に時間がかかることがあります。このため、最適化作業に時間を取る必要があるかどうかを判断するため、最適化の前にボリュームを分析することをお勧めします。

2. ディスク ボリュームを最適化する

ボリュームのサイズ、ファイル数、断片化の割合、およびシステム リソースの利用可能性によっては、ディスク ボリュームの最適化に時間がかかることがあります。このため、最適化作業に時間を取る必要があるかどうかを判断するため、最適化の前にボリュームを分析することをお勧めします。

 

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