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Deploy (コマンド ライン)

Deploy_Path 初期化変数で指定したサーバーまたは ftp にプロジェクトを配置します。

構文

ss Deploy <Visual SourceSafe 項目名> [-O] [-R] [-V] [-G] [-W]

Deploy_Path 初期化変数で指定した配置位置に Web プロジェクト ($/SSAFE) を配置する場合。

ss Deploy $/SSAFE

次の表は、このコマンドで使用できるコマンド ライン オプションの一覧です。

オプション 説明
-O 結果情報の出力方法を、画面単位またはリダイレクトに指定します。
-R サブプロジェクトも含めプロジェクト全体を配置します。
-V 古いバージョンのプロジェクトを配置します。
-G 取得したコピーのオプションを設定します。
-W 取得したローカル コピーを書き込み可能にします。
-?、-H このコマンドについてのオンライン ヘルプを表示します。

権限

このコマンドを使用するには、破棄の権限が必要です。

解説

Deploy コマンドを使うと、Deploy_Path 初期化変数で指定した位置にファイルを配置できます。この変数を設定するには、直接 SRCSAFE.INI ファイルに指定するか、アドミニストレータ プログラムを使います。Deploy コマンドは、[最新バージョンを取得] コマンドに似ていますが、ファイルの格納場所は作業フォルダに限定され、既存のファイルは常に上書きされます。-R オプションを指定してサブプログラムも含めて処理すると、プロジェクトとサブプロジェクトに含まれるすべてのファイルが配置され、同じ名前でサブフォルダに格納されます。

特に指定しない限り、作業フォルダには最新バージョンがコピーされます。以前のバージョンを配置するには -V オプションを指定します。ただし、「ss Deploy -V*」のような使い方はできません。

メモ   -V オプションを指定して、以前のバージョンのプロジェクトを配置すると、そのバージョンに相当する時点でプロジェクト内に存在したファイルが、そのときの内容で取得されます。たとえば、Deploy コマンドで $/WORD のバージョン 7 を取得すると、TEST.HTML のバージョン 3、HELP.HTM のバージョン 10、TEST.MAP のバージョン 5 が取得される、などということになります。

参照

コマンド ライン コマンドおよびオプション | [配置] コマンド ([Web] メニュー) | Get (コマンド ライン) | Deploy_Path 初期化変数 | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用