Workflow Manager Tools 1.0 を使用したワークフローのデバッグ
公開日: 2016年7月
Visual Studio 2012 用ワークフロー マネージャー ツール 1.0 は、デザイン時にワークフローのデバッグのサポートを提供します。このトピックでは、ワークフロー マネージャー ツール を使用して Visual Studio でワークフローをデバッグする手順について説明します。
Visual Studio 2012 用ワークフロー マネージャー ツール 1.0 を使用してワークフローをデバッグする
このセクションのトピックでは、ワークフロー マネージャー ツール を使用してデバッグ セッションを開始し、ブレークポイントを設定し、ワークフローをデバッグする方法について説明します。ワークフロー マネージャー ツール のインストール手順については、「Workflow Manager Tools 1.0 for Visual Studio 2012 のインストール」を参照してください。
デバッグ セッション中に、デバッグされているワークフローはワークフロー リソース データベースに発行されます。
開発用コンピューターに ワークフロー マネージャー がインストールされている場合、ワークフロー マネージャー ツール は ワークフロー マネージャー と同じデータベースを使用するようにデバッグ ツールを構成します。
開発用コンピューターに ワークフロー マネージャー がインストールされていない場合、ワークフロー マネージャー ツール は、Visual Studio 2012 のインストール中に作成される SQL Server のインストール上に一連のデータベースを作成します。これらのデータベースには、ワークフロー マネージャー データベースと同じスキーマがあります。
デバッグ セッション中にデータベースに発行されたワークフローは削除されず、デバッグ セッションが完了した後にデータベースに残ります。
デバッグ ツールを起動するには
ワークフローをデバッグするには
デバッグ ツールを起動するには
管理者特権でコマンド プロンプトを開きます。
ワークフロー マネージャー ツール のインストール ディレクトリに移動します。
x86:C:\Program Files (x86)\Workflow Manager Tools\1.0
x64:C:\Program Files\Workflow Manager Tools\1.0
コマンド プロンプトで、
Microsoft.Workflow.TestServiceHost.exe
を実行し、読み込みが完了したというメッセージを待ってから、ワークフローをデバッグします。
ワークフローをデバッグするには
ワークフローで目的のブレークポイントを追加します。ブレークポイントを追加するには、ワークフロー デザイナーでワークフローを右クリックし、[ブレークポイント]、[ブレークポイントの挿入] の順に選択するか、ワークフロー デザイナーでアクティビティを選択し、F9 キーを押します。
[デバッグ
Microsoft.Workflow.TestServiceHost.exe
] メニューの [プロセスにアタッチ] を選択して、Visual Studio のデバッガーを プロセスにアタッチします。[選択可能なプロセス] の一覧から [Microsoft.Workflow.TestServiceHost.exe] を選択し、[アタッチ] をクリックします。F5 キーを押してデバッグを開始します。