ドライバーの検証ツールのコマンド構文

検証ツール ユーティリティをコマンド プロンプト ウィンドウで実行する場合は、次の構文を使います。

1 行に複数のオプションを指定できます。次に例を示します。


verifier /flags 7 /driver beep.sys flpydisk.sys

Windows 2000 での構文


verifier [ /flags Options [/iolevel Level]] [ /all | /driver DriverList ] 
verifier /volatile /flags VolatileOptions 
verifier /reset 
verifier /query 
verifier /log LogFileName [/interval Seconds] 
verifier /? 

   

Windows XP での構文


verifier [ /standard | /flags Options ] [ /all | /driver DriverList ] 
verifier /volatile /flags VolatileOptions 
verifier /volatile {/adddriver | /removedriver} DriverList
verifier /reset 
verifier /querysettings 
verifier /query 
verifier /log LogFileName [/interval Seconds] 
verifier /? 

   

Windows Server 2003 での構文


verifier [/disk] [ /standard | /flags Options ] [ /all | /driver DriverList ] 
verifier /volatile /flags VolatileOptions 
verifier /volatile {/adddriver | /removedriver} DriverList
verifier /reset 
verifier /querysettings 
verifier /query 
verifier /log LogFileName [/interval Seconds] 
verifier /? 

   

Windows 8、Windows 7、Windows Vista での構文

/volatile パラメーターは、ドライバーの検証ツールのいくつかの /flags オプションおよび /standard と一緒に使用できます。/volatile は、DDI 準拠の検査Power Framework 遅延ファジー テストStorport の検証SCSI の検証のための /flags オプションまたは /disk と一緒に使うことはできません。詳しくは、「揮発性の設定の使用」をご覧ください。


verifier [/volatile] [/standard | /flags Options ] [ /all | /driver DriverList ]
verifier /volatile /faults [Probability PoolTags Applications DelayMins] /driver DriverList
verifier /volatile {/adddriver | /removedriver} DriverList
verifier /reset 
verifier /querysettings 
verifier /query 
verifier /log LogFileName [/interval Seconds] 
verifier /? 

   

Windows 8.1

/volatile パラメーターは、ドライバーの検証ツールのいくつかの /flags オプションや /standard と一緒に使うことができます。/volatile は、DDI 準拠の検査Power Framework 遅延ファジー テストStorport の検証SCSI の検証のための /flags オプションと一緒に使うことはできません。詳しくは、「揮発性の設定の使用」をご覧ください。


  verifier /standard /all
  verifier /standard /driver NAME [NAME ...]
  verifier /flags <options> /all
  verifier /flags <options> /driver NAME [NAME ...]
  verifier /rules [OPTION ...]
  verifier /faults [Probability] [PoolTags] [Applications] [DelayMins]
  verifier /faultssystematic [OPTION ...]  
  verifier /log LOG_FILE_NAME [/interval SECONDS]
  verifier /query
  verifier /querysettings
  verifier /bootmode:[persistent | disableafterfail | oneboot]
  verifier /reset
  verifier /volatile /flags <options>
  verifier /volatile /adddriver NAME [NAME ...]
  verifier /volatile /removedriver NAME [NAME ...]
  verifier /volatile /faults [Probability] [PoolTags] [Applications] [DelayMins]

パラメーター

検証ツールのコマンド ラインの構文

/all

ドライバーの検証ツールに、次回の再起動後にすべてのインストール済みドライバーを確認するように指示します。

/bootmode:mode

再起動後にドライバーの検証ツールの設定を有効にするかどうかを制御します。このオプションを設定または変更するには、コンピューターを再起動する必要があります。

Boot mode説明

persistent

何回再起動してもドライバーの検証ツールの設定が残ります (有効なまま)。これは既定の設定です。

disableafterfail

この設定では、Windows が起動に失敗した場合、それ以降の再起動ではドライバーの検証ツールが無効になります。

oneboot

次回コンピューターを再起動したときのみドライバーの検証ツールの設定が有効になります。それ以降の再起動ではドライバーの検証ツールが無効になります。

 

/disk

(Windows Server 2003 で導入。Windows 7 以降のバージョンの Windows では使うことができません)。 次回の再起動後にディスクの整合性チェック オプションをアクティブ化します。Windows のどのバージョンでも、/disk/volatile を一緒に使うことはできません。

/driver DriverList

ドライバーの検証ツールに、指定したドライバーを確認するように指示します。

DriverList は、バイナリ名 (たとえば、Driver.sys) を使ったドライバーのリストです。それぞれのドライバー名は、スペースで区切ります。ワイルドカード値 (たとえば、n*.sys) は、サポートされていません。

/faults

(Windows Vista 以降) ドライバーの検証ツールの低リソースのシミュレーション機能を有効にします。/faults/flags 0x4 の代わりに使うことができます。ただし、/flags 0x4/faults のサブパラメーターを組み合わせて使うことはできません。

/faults パラメーターの次のサブパラメーターを使って、低リソースのシミュレーションを構成できます。

サブパラメーター説明

Probability

ドライバーの検証ツールが特定の割り当てに失敗する確率を指定します。ドライバーの検証ツールが 10,000 回割り当てを行った場合に失敗する回数を表す数値を (10 進数または 16 進数形式で) 入力します。既定値は 600 です。つまり、600/10000 で 6% ということになります。

Pool Tags

ドライバーの検証ツールが失敗する可能性のある割り当てを、指定したプール タグの付いた割り当てに制限します。多数のプール タグを表すときには、ワイルドカード文字 (*) を使うことができます。複数のプール タグを指定するには、タグをスペースで区切ります。既定では、すべての割り当てが失敗する可能性があります。

Applications

ドライバーの検証ツールが失敗する可能性のある割り当てを、指定したプログラムに対する割り当てに制限します。実行可能ファイルの名前を入力します。複数のプログラムを指定するには、プログラム名をスペースで区切ります。既定では、すべての割り当てが失敗する可能性があります。

DelayMins

ドライバーの検証ツールがどの割り当てにも意図的に失敗しない起動後の期間を分単位で指定します。この遅延を設定すると、テストが開始される前に、ドライバーを読み込み、システムを安定させることができます。数値を (10 進数または 16 進数形式で) 入力します。既定値は 7 (分) です。

 

/faultssystematic

体系的な低リソース シミュレーションのオプションを指定します。0x40000 フラグを使って体系的な低リソース シミュレーション オプションを選びます。

オプション説明

enableboottime

コンピューターの再起動時にフォールト挿入を有効にします。

disableboottime

コンピューターの再起動時にフォールト挿入を無効にします (既定の設定)。

recordboottime

コンピューターの再起動時に What If モードでフォールト挿入を有効にします。

resetboottime

コンピューターの再移動時にフォールト挿入を無効にし、スタック除外リストをクリアします。

enableruntime

フォールト挿入を動的に有効にします。

disableruntime

フォールト挿入を動的に無効にします。

recordruntime

What If モードでフォールト挿入を動的に有効にします。

resetruntime

フォールト挿入を動的に無効にし、以前にフォールト挿入されたスタックのリストをクリアします。

querystatistics

現在のフォールト挿入統計情報を表示します。

incrementcounter

いつフォールトが挿入されたかの識別に使われるテスト成功カウンターを増分します。

getstackid COUNTER

指定された挿入済みスタック識別子を取得します。

excludestack STACKID

フォールト挿入からスタックを除外します。

 

/flags Options

指定したオプションを次回の再起動後にアクティブ化します。Windows 2000 では、この数値を 10 進形式で入力する必要があります。Windows XP 以降では、10 進形式または (0x プレフィックス付きの) 16 進形式でこの数値を入力できます。次の値を任意に組み合わせることができます。

10 進16 進標準設定オプション

1

0x1 (ビット 0)

特別なプール

2

0x2 (ビット 1)

強制 IRQL 検査

4

0x4 (ビット 2)

低リソースのシミュレーション

8

0x8 (ビット 3)

プールのトラック

16

0x10 (ビット 4)

I/O の検証

32

0x20 (ビット 5)

デッドロックの検出 (Windows XP 以降)

64

0x40 (ビット 6)

強化された I/O の検証 (Windows XP 以降) (Windows 7 以降では、"I/O の検証" を選ぶと、が自動的にアクティブ化されます)

128

0x80 (ビット 7)

DMA の検証 (Windows XP 以降)

256

0x100 (ビット 8)

セキュリティの検査 (Windows XP 以降)

512

0x200 (ビット 9)

保留中の I/O 要求を強制する (Windows Vista 以降)

1024

0x400 (ビット 10)

IRP ログ (Windows Server 2003 以降)

2048

0x800 (ビット 11)

その他の検査 (Windows Vista 以降)

8192

0x2000 (ビット 13)

不変な MDL のスタック用検査 (Windows 8 以降)

16384

0x4000 (ビット 14)

不変な MDL のドライバー用検査 (Windows 8 以降)

32768

0x8000 (ビット 15)

Power Framework 遅延ファジー テスト (Windows 8 以降)

131072

0x20000 (ビット 17)

DDI 準拠の検査 (Windows 8 以降)

262144

0x40000 (ビット 18)

体系的な低リソース シミュレーション (Windows 8.1 以降)

524288

0x80000 (ビット 19)

DDI 準拠の検査 (オプション) (Windows 8.1 以降)

2097152

0x200000 (ビット 21)

NDIS/WIFI の検証 (Windows 8.1 以降)

8388608

0x800000 (ビット 23)

カーネル同期の遅延ファジー テスト (Windows 8.1 以降)

16777216

0x1000000 (ビット 24)

VM スイッチの検証 (Windows 8.1 以降)

 

この方法を使って "SCSI Verification" (SCSI の検証) オプションまたは "Storport Verification" (Storport の検証) オプションをアクティブ化することはできません。詳しくは、「SCSI の検証」と「Storport Verification (Storport の検証)」をご覧ください。

/flags VolatileOptions

Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003 で再起動なしに即座に変更されるドライバーの検証ツール オプションを指定します (Windows Vista では、/volatile パラメーターをすべての /flags 値と組み合わせて使うことができます)。

Windows 2000 では、10 進形式で数値を入力します。Windows XP と Windows 2003 では、10 進形式または (0x プレフィックス付きの) 16 進形式で数値を入力します。

次の値を任意に組み合わせることができます。

10 進16 進オプション

1

0x1 (ビット 0)

特別なプール

2

0x2 (ビット 1)

強制 IRQL 検査

4

0x4 (ビット 2)

低リソースのシミュレーション

 

/iolevel Level

(Windows 2000 のみ) I/O の検証のレベルを指定します。

Level の値には、1 または 2 を指定できます。既定値は 1 です。

レベル値説明

1

レベル 1 の I/O の検証を有効にします (既定値)。

2

レベル 1 の I/O の検証とレベル 2 の I/O の検証 I/O を有効にします。

 

I/O の検証が (/flags 0x10 を使用して) 有効化されていない場合、/iolevel は無視されます。

/log LogFileName [/interval|Seconds]

LogFileName という名前のログ ファイルを作成します。ドライバー検証ツールは、定期的に統計情報をこのファイルに書き込みます。詳しくは、「ログ ファイルの作成」をご覧ください。

コマンド ラインで verifier /log コマンドを入力して場合、コマンド プロンプトには戻りません。ログ ファイルを閉じてプロンプトに戻るには、Ctrl キーを押しながら C キーを押します。再起動にログを作成するには、もう一度 verifier /log コマンドを発行する必要があります。

オプション説明

/interval Seconds

ログ ファイルの更新間隔を指定します。既定値は 30 秒です。

 

/rules Option

無効化できるルールのオプション (詳細)。

オプション説明

query

制御可能なルールの現在の状態を表示します。

reset

すべてのルールを既定の状態にリセットします。

default ID

ルール ID を既定の状態に設定します。サポートされているルールの場合、ルール IDBug Check 0xC4 (DRIVER_VERIFIER_DETECTED_VIOLATION) パラメーターの値 1 です。

disable ID

指定されたルール ID を無効にします。サポートされているルールの場合、ルール IDBug Check 0xC4 (DRIVER_VERIFIER_DETECTED_VIOLATION) パラメーターの値 1 です。

 

/standard

(Windows XP 以降) 次回の再起動後に、"標準" または既定のドライバーの検証ツール オプションをアクティブ化します。Windows XP での標準オプションは、特別なプール強制 IRQL 検査プールのトラックI/O の検証デッドロックの検出DMA の検証です。 これは、/flags 0xBB と同じです。 Windows Vista 以降、標準オプションには、セキュリティの検査その他の検査も含まれます。 これは、/flags 0x9BB と同じです。Windows 8 以降、標準オプションには、DDI 準拠の検査も含まれます。 これは、/flags 0x209BB と同じです。

/volatile

コンピューターを再起動せずに設定を変更します。揮発性の設定はすぐに有効になります。

Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、/volatile パラメーターを /flags パラメーターと一緒に使って、特定のオプションを再起動なしで有効化および無効化できます。また、/volatile/adddriver パラメーターと /removedriver パラメーターと一緒に使うと、ドライバーの検証ツールが事前に実行されていない場合でも、再起動することなく、ドライバーの確認を開始および停止できます。

Windows Vista より前のバージョンの Windows では、/volatile は、VolatileOptions に指定されたオプションと共にのみ使うことができます。この場合、ドライバーの検証ツールが事前に実行され、コンピューターが再起動されている場合にのみ、再起動なしでドライバーの確認を開始および停止できます。

詳しくは、「揮発性の設定の使用」をご覧ください。

オプション説明

/adddriver VolatileDriverList

(Windows XP 以降) 指定したドライバーを揮発性の設定に追加します。複数のドライバーを指定するには、名前をスペースで区切って指定します。ワイルドカード値 (たとえば、n*.sys) は、サポートされていません。詳しくは、「揮発性の設定の使用」をご覧ください。

/removedriver VolatileDriverList

(Windows XP 以降) 指定したドライバーを揮発性の設定から削除します。複数のドライバーを指定するには、名前をスペースで区切って指定します。ワイルドカード値 (たとえば、n*.sys) は、サポートされていません。詳しくは、「揮発性の設定の使用」をご覧ください。

 

/reset

ドライバーの検証ツールのすべての設定をクリアします。次回の再起動後、いずれのドライバーも確認されません。

/querysettings

(Windows XP 以降) 次回の再起動後にアクティブ化されるオプションの要約と確認されるドライバーを表示します。この表示には、/volatile パラメーターを使って追加されたドライバーとオプションは含まれません。これらの設定を表示する他の方法については、「ドライバーの検証ツールの設定の表示」をご覧ください。

/query

ドライバーの検証ツールの現在のアクティビティの要約を表示します。表示の Level (レベル) フィールドは、/volatile パラメーターを使って設定されたオプションの 16 進値です。それぞれの統計情報について詳しくは、「グローバル カウンターの監視」と「個々のカウンターの監視」をご覧ください。

/?

コマンド ライン ヘルプを表示します。

これらのコマンドの使い方について詳しくは、「ドライバーの検証ツールの制御」と「ドライバーの検証ツールの監視」をご覧ください。

 

 

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