フレームワーク デバイス オブジェクトの作成

すべての関数ドライバー、フィルター ドライバー、およびバス ドライバーは、システムに接続されているサポート対象デバイスの各インスタンスについてフレームワーク デバイス オブジェクトを作成する必要があります。

フレームワーク デバイス オブジェクトの作成では、次の 3 つのステップが実行されます。

  1. WDFDEVICE_INIT 構造体へのポインターを取得します。

    これはシステムによって割り当てられる不透明な構造体であり、ドライバーはデバイスに関する情報をこの中に格納します。

  2. WDFDEVICE_INIT 構造体を初期化します。

    ドライバーは、フレームワークで提供される、構造体に情報を追加するための一連の関数を呼び出します。

  3. WdfDeviceCreate を呼び出します。

    ドライバーは WDFDEVICE_INIT 構造体のポインターを WdfDeviceCreate メソッドに渡します。このメソッドはフレームワーク デバイス オブジェクトを作成し、WDFDEVICE_INIT 構造体に含まれる情報を使用してオブジェクトを初期化します。

フレームワーク デバイス オブジェクトの作成の詳細については、次のトピックを参照してください。

関数ドライバーでのデバイス オブジェクトの作成

フィルター ドライバーでのデバイス オブジェクトの作成

バス ドライバーでのデバイス オブジェクトの作成