USBLPM

USBLPM ツールは、USB 3.0 ポートの U0/U1/U2/U3 電源状態を監視します。また、U0/U1/U2 間の遷移が正常に行われるかどうかを検証することができます。加えて、システムの全デバイスに対する U1 状態と U2 状態を有効にしたり無効にしたりすることもできます。

このツールは、MUTT ソフトウェア パッケージに含まれています。

USBLPM

USBLPM は Windows 8 専用です。Microsoft USB 3.0 ドライバー スタックと連動します。このパッケージに含まれるバッチ ファイルやスクリプトの一部として実行されるわけではありません。コントローラー、ハブ、デバイスのメーカーが、新しい USB 3.0 の電源状態を監視することを目的としたツールです。

USBLPM は、MonitoringTestingConfiguring のいずれかのモードで動作します。

USB LPM ツール

監視

パラメーターを一切指定せずにこのツールを実行した場合は、このモードが既定で使われます。このモードでは、USB 3.0 デバイスの各レベルが定期的に照会され、ポートの現在の U 状態が表示されます。既定では、500 ミリ秒ごとに照会が行われます。

監視モードでは、この期間を次のコマンド ライン オプションで変更できます。

usblpm /PollingInterval <時間 (ミリ秒)>

この時間値には 1 ~ 100000 の整数を指定できます。 /PollingInterval オプションは省略可能です。通常は変更しないでください。

テスト

Dn376879.wedge(ja-jp,VS.85).gifデバイスまたはハブをテストするには

  1. ツールを起動します。
  2. [監視] から [テスト] にモードを変更します。
  3. テスト デバイスを選びます。
  4. Start をクリックしてテストを開始します。

テストは 10 秒以内に完了し、ユーザーに結果が表示されます。

テストでは、U0/U1/U2 状態のさまざまな組み合わせが試され、テスト デバイスが正しく U0 状態に戻ることができるかどうかが確認されます。これは、BOS 記述子を照会するコントロール転送を送ることによって行われます。

ハブをテストするには、そこに接続されているデバイスをすべて取り外してテストを実行します。次に、少なくとも 1 台のデバイスを接続してもう一度テストを実行します。ただし、いずれかのダウンストリーム デバイスが U1/U2 を正しくサポートしていない場合、ハブのテストは失敗します。したがって、ハブに対するテストを実行する際は、ハブのダウンストリーム デバイスに対してあらかじめテストを実行し、問題がないことを確認しておくことをお勧めします。

  テストを実行している間は、デバイスのトポロジを変更しないでください。構成が動的に変更された場合、ツールの動作は不定です。

U1/U2 状態の構成

USBLPM を使って、システム上のすべての USB デバイスの U1 状態と U2 状態を有効にしたり無効にしたりするには、次のコマンドを実行します。

usblpm /enable|/disable U1|U2

たとえば、U2 を無効にするには次のコマンドを実行します。

usblpm /disable U2

構成モードでは、ウィンドウは表示されません。有効または無効な状態は、ツールの実行後も維持されます。

USBLPM の既知の問題

SuperSpeed ハブのセレクティブ サスペンドをテストする前に、次の手順を実行してセレクティブ サスペンドを無効にする必要があります。

  1. デバイス マネージャーで、[SuperSpeed hub ] を右クリックして、[Properties] をクリックします。
  2. [Power Management ] タブをクリックします。
  3. [Allow the computer to turn off this device to save power] をオフにします。

USBLPM を使ったテストが完了したら、[Allow the computer to turn off this device to save power to re-enable selective suspend] をオンにして、ハブのセレクティブ サスペンドを有効にします。

  USBLPM では現在 USB 2.1 LPM はテストされません。

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