情報
要求されたトピックは次のとおりです。しかし、このトピックはこのライブラリには含まれていません。

メニュー

使用パターン
適切なユーザー インターフェイスかどうかの判断基準
デザイン コンセプト
ガイドライン
   全般
   メニュー バー
   メニュー バーの非表示化
   メニュー カテゴリ
   メニュー項目の構成と順序
   サブメニュー
   提示方法
   タブ メニュー
   コンテキスト メニュー
   行頭文字およびチェックマーク
   アイコン
   アクセス キー
   ショートカット キー
   標準メニュー
   省略記号の使用
ラベル
ドキュメント

"メニュー" とは、現在のコンテキストでユーザーに提供されるコマンドまたはオプションの一覧です。

"ドロップダウン メニュー" とは、必要なときにマウスでクリックするかマウス ポインターを重ねると表示されるメニューです。通常は表示されないため、画面スペースを節約するための効率的な手段となります。"サブメニュー" または "カスケード メニュー" とは、必要なときにメニュー内から表示される二次的なメニューで、サブメニュー ラベルの末尾の矢印によって示されます。"メニュー項目" とは、メニュー内にある個々のコマンドまたはオプションです。

メニューは多くの場合、"メニュー バー" から表示されます。メニュー バーとは、一般にウィンドウ上部付近に配置されている、ラベル付き "メニュー カテゴリ" の一覧です。一方、"コンテキスト メニュー" とは、コンテキスト メニューがサポートされているオブジェクトまたはウィンドウ範囲を右クリックすると表示されるドロップダウン メニューです。

メニューとサブメニューを表示したメニュー バーのスクリーン ショット

ドロップダウン メニューとサブメニューが表示された典型的なメニュー バー

注: コマンド ボタンツール バーキーボードスタート メニューに関するガイドラインは、それぞれ別の項目として記載しています。

使用パターン

メニューにはいくつかの使用パターンがあります。

メニュー バー
メニュー バーでは、ドロップダウン メニュー上にコマンドとオプションが表示されます。                                 
メニュー バーはよく使用され、見つけやすいだけでなく、スペースを効率的に使用できます。

ドロップダウン メニューを表示したメニュー バーのスクリーン ショット

Windows® Mail のメニュー バー

ツール バー メニュー
ツール バーとして実装されたメニュー バーです。
ツール バー メニューは、主にメニュー ボタンおよび分割ボタンのコマンドで構成されるツール バーで、少数の直接コマンドが含まれる場合もあります。

ドロップダウン メニューを表示したツール バー メニューのスクリーン ショット

Windows フォト ギャラリーのツール バー メニュー

この使用パターンのガイドラインについては、「ツール バー」を参照してください。

タブ メニュー
タブに関連するいくつかのコマンドとオプションをドロップダウン メニュー上に表示する、タブ内のボタンです。
メニューを持つタブは通常のタブと同じように見えますが、その下部にはドロップダウン矢印の付いたボタンがあります。ボタンをクリックすると、タブの選択を行うのではなく、ドロップダウン メニューが表示されます。

ドロップダウン メニューを表示したタブ メニューのスクリーン ショット

Windows Media Player に使用されているタブ メニュー

メニュー ボタン
関連するいくつかのコマンドをドロップダウン メニューに表示するコマンド ボタンです。

メニュー ボタンは通常のコマンド ボタンと同じように見ますが、領域内にドロップダウン矢印があります。ボタンをクリックすると、コマンドを実行するのではなく、ドロップダウン メニューが表示されます。

分割ボタンはメニュー ボタンとよく似ていますが、コマンドのバリエーションであり、ボタンの左部分をクリックするとラベル上のアクションが直接実行されます。

ドロップダウン コマンドを表示したメニュー ボタンのスクリーン ショット

関連するいくつかのコマンドをまとめたメニュー ボタン

コンテキスト メニュー
現在のコンテキストに関連するいくつかのコマンドとオプションを表示するドロップダウン メニューです。
コンテキスト メニューは、コンテキスト メニューがサポートされているオブジェクトまたはウィンドウ範囲を右クリックするとドロップダウン メニューとして表示されます。

コマンドを表示したコンテキスト メニューのスクリーン ショット

Windows エクスプローラーのコンテキスト メニュー

コンテキスト メニューはメニュー選択方法として最適であるものの、すべてのユーザーに適した方法が必要な場合は、メニューのドロップダウン矢印ボタンを使用できます。

ドロップダウン メニュー ボタンが付いた写真のスクリーン ショット

メニューのドロップダウン矢印ボタンを使用して表示されたコンテキスト メニュー

作業ウィンドウ メニュー
選択されたオブジェクトまたはプログラム モードに関連するいくつかのコマンドです。
コンテキスト メニューとは異なり、必要とするかどうかに関係なく、ウィンドウ枠内に自動的に表示されます。

右側に作業ウィンドウ メニューが付いた写真のスクリーン ショット

Windows フォト ギャラリー ビューアーの作業ウィンドウ メニュー

適切なユーザー インターフェイスかどうかの判断基準

以下の点に基づいて判断します。

メニュー バー

以下の基準を適用します。

  • ウィンドウがメイン ウィンドウかどうか。
  • メニュー項目が多数存在するかどうか。
  • メニュー カテゴリが多数存在するかどうか。
  • メニュー項目の大多数がプログラム全体とメイン ウィンドウに適用されるかどうか。
  • 全ユーザーが使用する必要のあるメニューであるかどうか。

該当する場合は、メニュー バーを使用することを検討します。

ツール バー メニュー

以下の基準を適用します。

  • ウィンドウがメイン ウィンドウかどうか。
  • ウィンドウにツール バーがあるかどうか。
  • ごく少数のメニュー カテゴリが存在しているかどうか。
  • 全ユーザーが使用する必要のあるメニューであるかどうか。

該当する場合は、メニュー バーの代わりに、またはメニュー バーに加えてツール バー メニューを使用することを検討します。

タブ メニュー

以下の基準を適用します。

  • ウィンドウがメイン ウィンドウかどうか。
  • ウィンドウにタブがあるかどうか。各タブが、特定の目的のためのタスクをまとめるために使用されているかどうか (タブを使用して別のビューを表示するのではない)。
  • 各タブに適用されるメニュー カテゴリが 1 つ存在するかどうか。
  • 多数のコマンドとオプションが存在するが、それぞれのタブにはごく少数存在するだけであるかどうか。

該当する場合は、メニュー バーの代わりにタブ メニューを使用することを検討します。

コンテキスト メニュー

以下の基準を適用します。

  • 選択されたオブジェクトまたはウィンドウ範囲に適用する、コンテキスト依存コマンドとオプションがいくつか存在するかどうか。
  • これらのメニュー項目が重複しているかどうか。
  • ターゲット ユーザーがコンテキスト メニューに慣れているかどうか。

該当する場合は、必要としているオブジェクトやウィンドウ範囲に、コンテキスト メニューを提供します。

ブラウザーベースのプログラムの場合は、コンテキスト依存コマンド用に作業ウィンドウ メニューがよく使用されます。現在のところ、ブラウザーベースのプログラムのコンテキスト メニューは、汎用的で有用性がないと考えられています。

作業ウィンドウ メニュー

以下の基準を適用します。

  • ウィンドウがメイン ウィンドウかどうか。
  • 選択されたオブジェクトまたプログラム モードに適用する、コンテキスト依存コマンドとオプションがいくつか存在するかどうか。
  • 少数のメニュー カテゴリが存在しているかどうか。
  • 全ユーザーが使用する必要のあるメニューであるかどうか。

該当する場合は、コンテキスト メニューの代わりに作業ウィンドウ メニューを使用することを検討します。

デザイン コンセプト

ユーザー エクスペリエンスを向上させる効果的なメニューを以下に示します。

最も重要な点
プログラムの種類、ウィンドウの種類、コマンドの使用法、およびターゲットとするユーザーに適したコマンドの提示方法を選択します。

詳細と例については、「メニューのデザイン コンセプト」を参照してください。

ガイドライン

全般

  • メニュー バーを除き、すべてのメニューパターンには、プルダウン メニューの存在を示すためドロップダウン矢印が必要です。メニュー バーにはメニューはもちろん存在しますが、他のメニュー パターンではそうではありません。
  • メニュー項目の名前を動的に変更しないでください。これは予想外の動作であり、混乱を招きます。たとえば、[縦長] オプションを選択内容に応じて [横長] に変更しないでください。モードについては、代わりに行頭文字やチェックマークを使用します。
    • 例外: オブジェクト名をベースとするメニュー項目の名前は動的に変更させることができます。たとえば、最近使用したファイルまたはウィンドウの名前の一覧については、動的に変更できます。

メニュー バー

  • メニュー カテゴリが 3 個以下のメニュー バーを作成しないようにします。ごく少数のコマンドしか存在しない場合は、代わりにツール バー メニューのような軽い方法や、コマンド ボタンとリンクのような直接的な方法を選択します。
  • メニュー カテゴリが 10 個を超えないようにします。メニュー カテゴリが多すぎると煩雑になり、メニュー バーが使いにくくなります。
  • ツール バーまたは直接コマンドによって大半のユーザーが必要とするコマンドをすべて提供できる場合は、メニュー バーを非表示にします。ツール バー メニューの [メニュー バー] チェックマーク オプションを使用して、表示と非表示の切り替えができるようにします。

    オプション リストで [メニュー バー] が選択されたスクリーン ショット

    この例では、Windows Internet Explorer® に [メニュー バー] オプションが用意されています。

    詳細については、「メニュー バーの非表示化」を参照してください。

メニュー バーの非表示化

通常、ツール バーとメニュー バーは、競合することなくそれぞれの長所を活用でき、ツール バーとメニュー バーは組み合わせることによって最大限の効果が得られます。

  • ツール バーのデザイン上、メニュー バーを表示するとしつこく感じる場合は、既定でメニュー バーを非表示にします。
  • キーボード ユーザーにとってはメニュー バーの方が使用しやすいため、メニュー バーを完全に削除するのではなく、非表示にします。
  • メニュー バーを復元する手段として、[表示] メニュー カテゴリ (メイン ツール バー) または [ツール] メニュー カテゴリ (補助ツール バー) で [メニュー バー] チェックマーク オプションを用意します。詳細については、「標準メニューと分割ボタン」を参照してください。

メニュー カテゴリ

  • メニュー カテゴリには 1 ワード (全角で約 3 文字) の名前を選択します。複数の語を使用するとカテゴリ間の切れ目がわかりにくくなります。
  • ドキュメントを作成または表示するプログラムについては、[ファイル]、[編集]、[表示]、[ツール]、[ヘルプ] のような標準メニュー カテゴリを使用します。そうすると、よく使用するメニュー項目の場所が予測できるようになり、発見しやすくなります。
  • その他の種類のプログラムについては、コマンドとオプションを、プログラムの目的とユーザーのタスクや目標に応じた、有用で自然なカテゴリに整理することを検討します。プログラムに適切ではない場合は、標準メニュー構成を使用する必要はありません。
  • 非標準のメニュー カテゴリの使用を選択する場合は、適切なカテゴリ名を選択する必要があります。詳細については、「ラベル」を参照してください。
  • タスク指向のメニュー カテゴリを、汎用的なカテゴリよりも優先します。タスク指向のカテゴリを使用すると、メニュー項目を見つけやすくなります。

    [取り込み]、[書き込み]、[同期] メニュー バーのスクリーン ショット

    この例では、Windows Media Player にタスク指向のメニュー カテゴリが使用されています。

  • メニュー カテゴリに含まれるメニュー項目が 1、2 個だけにならないようにします。理にかなっている場合は、サブメニューを使用して他のメニュー カテゴリに統合します。
  • 以下の場合に限り、同じメニュー項目を複数のカテゴリに配置します。
    • メニュー項目が論理的に複数のメニュー カテゴリに属している。
    • その項目を単一のメニュー カテゴリに配置すると発見しにくくなることが、データによって明らかになっている。
    • 複数のカテゴリに含まれるのは、見つけにくいメニュー項目が 1、2 個のみである。
  • 異なるメニュー項目を同じ名前で複数のカテゴリに配置しないようにします。たとえば、複数のカテゴリにそれぞれ異なる [オプション] メニュー項目を配置しないようにします。
    • 例外: タブ メニューのパターンでは、各タブ メニューにそれぞれ異なる [オプション] や [ヘルプ] メニュー項目が含まれることがあります。

      複数のタブ メニューに重複したメニュー項目があることを表示したスクリーン ショット

      この例では、Windows Media Player の各タブ メニューに、[オプション] および [ヘルプ] メニュー項目が含まれています。

メニュー項目の構成と順序

  • メニュー項目を、 7 個以下の関連性の強い項目から成るグループにまとめます。この場合、サブメニューは親メニューの 1 つのメニュー項目として数えます。
  • 1 つのメニュー階層に 25 個より多くの項目を配置しないようにします (サブメニュー項目は含めない)。
  • メニュー内のグループ間には区切り記号を配置します。区切り記号とは、メニューの幅に合わせて引かれた 1 本の線です。
  • メニュー内では、論理的な順序に従ってグループを配置します。論理的な順序が存在しない場合は、最も使用頻度の高いグループを先頭に配置します。
  • グループ内では、論理的な順序に従って項目を配置します。論理的な順序が存在しない場合は、最も使用頻度の高い項目を先頭に配置します。数値項目 (拡大率の % 値など) は数字順に配置します。

サブメニュー

  • 必要のない場合はサブメニューを使用しないようにします。サブメニューの使用には多くの手間がかかるうえに、一般に、メニュー項目を探し出すことが難しくなります。
  • 使用頻度の高いメニュー項目をサブメニューに配置しないようにします。サブメニューに配置すると、こうしたコマンドを使用する際の効率が悪くなります。ただし、よく使用するコマンドが通常、ツール バーなどから直接アクセスされる場合は、サブメニューに配置することができます。
  • 以下の場合に、サブメニューの使用を検討します。
    • 親メニューに多数の項目 (20 以上) が含まれるため、サブメニューを使用するとすっきりする。または、サブメニューが 7 個より多い項目から成るグループの一部となっている。
    • サブメニュー内の項目は、親メニュー内の項目よりも使用頻度が低い。
    • サブメニューには 3 個以上の項目が含まれる予定である。
    • 同一の語から始まるコマンドが 3 つ以上ある。この場合は、その語をサブメニューのラベルに使用します。

      サブメニュー項目が 4 つある [新規作成] メニューのスクリーン ショット

      この例では、[新規作成] サブメニューが、[新しいメッセージ]、[新しいニュース メッセージ]、[新しいフォルダー]、[新しい連絡先] として別々のコマンドになります。

  • 3 階層までのメニューを使用します。つまり、メイン メニューのほかに、2 階層までのサブメニューを作ることができます。2 階層のサブメニューはめったに使用されないものである必要があります。

提示方法

  • 現在のコンテキストに適用されないメニュー項目は、削除するのではなく無効にします。そうすると、メニュー バーの内容は一貫性のあるものとなり、発見しやすくなります。次の場合は例外です。
    • コンテキスト メニュー カテゴリの場合、現在のコンテキストに適用されないコンテキスト メニュー項目は、無効化するのではなく、削除します。特定のオブジェクトの種類が選択されたときなど、あるメニュー カテゴリが特定のモードに対してのみ表示されるときは、コンテキストに依存しています。詳細については、コンテキスト メニューの削除と無効化のガイドラインを参照してください。
    • メニュー項目を無効にするタイミングを算出するとパフォーマンスに重大な問題が生じる場合は、メニュー項目はアクティブのままにし、必要に応じてその選択結果をエラー メッセージに含めておきます。

タブ メニュー

  • 各タブ メニューには、コンテキストに特有の [オプション] および [ヘルプ] メニュー項目を含めることができます。この点が、他のすべてのメニュー パターンと大きく異なっています。それぞれのタブが、特定の目的のためのタスクをまとめるために使用されるので、タブ メニュー間で重複があっても混乱しません。

コンテキスト メニュー

  • コンテキスト メニューは、コンテキスト依存コマンドとオプションに対してのみ使用します。メニュー項目は、プログラム全体でなく、選択された (またはクリックされた) オブジェクトまたはウィンドウ範囲にのみ適用される必要があります。
  • コンテキスト メニューの使用によってのみ、コマンドを使用できるようにすることは避けます。コンテキスト メニューはショートカット キーと同じように、コマンドの実行とオプションの選択の代替手段です。たとえば [プロパティ] コマンドは、メニュー バーを使用するか、Alt + Enter キーのアクセス キーで使用できます。
  • コンテキスト依存コマンドとオプションをいくつかまとめるとメリットが得られる場合は常に、オブジェクトとウィンドウ範囲に対してコンテキスト メニューを用意します。通常、多くのユーザーは、右クリックによってコンテキスト メニューを表示しようと考えます。
  • すべてのユーザーを対象とするコンテキスト メニューには、メニューのドロップダウン矢印ボタンを使用します。コンテキスト メニューは、通常、上級ユーザーを対象とするコマンドとオプションを提供するのに適しています。ただし、コンテキスト メニューがメニュー選択方法として最適であり、すべてのユーザーを対象とする必要がある場合は、メニューのドロップダウン矢印ボタンを使用できます。

    ドロップダウン メニュー ボタンが付いた写真のスクリーン ショット

    この例では、コンテキスト メニューを表示するのにメニューのドロップダウン矢印ボタンが使用されています。

メニュー項目の構成と順序

  • メニュー項目を、 7 個以下の関連性の強い項目から成るグループにまとめます。
  • コンテキスト メニューをシンプルで直接的、効率的なものにするために、サブメニューは使用しないようにします。
  • コンテキスト メニュー内の項目数は、15 個を上限とします。
  • メニュー内のグループ間には区切り記号を配置します。区切り記号とは、メニューの幅に合わせて引かれた 1 本の線です。
  • 次の順序に従ってメニュー項目を配置します。
        主コマンド (最もよく使用されるもの)
            開く
            実行
            再生
            印刷
            <区切り記号>
        オブジェクトをサポートする副コマンド
            <区切り記号>
        転送コマンド
            切り取り
            コピー
            貼り付け
            <区切り記号>
        オブジェクト設定
            <区切り記号>
        オブジェクト コマンド
            削除
            名前の変更
            <区切り記号>
            プロパティ

提示方法

  • 既定のコマンドを太字で表示します。実用的な場合は、先頭のメニュー項目にします。既定のコマンドは、ユーザーがオブジェクトをダブルクリックするか、選択して Enter キーを押すと実行されます。
  • 現在のコンテキストに適用されないコンテキスト メニュー項目は、無効化するのではなく、削除します。そうすると、コンテキスト メニューがコンテキストを反映したものになり、効率がよくなります。
    • 例外: 以下に示すように、使用できるものと期待されているメニュー項目の場合は、適用されない項目を無効にします。
      • [切り取り]、[コピー]、[貼り付け]、[削除]、[名前の変更] など、関連する標準のコンテキスト メニュー コマンドを常に用意している。
      • 常に、一連の関連コマンドを実行できるようにコマンドが用意されている。たとえば、[戻る] を配置する場合は常に [進む] も用意し、[切り取り] を配置する場合は常に [コピー] と [貼り付け] を用意しているなど。

行頭文字およびチェックマーク

  • オプションとなるメニュー項目には行頭文字およびチェックマークを使用することができます。コマンドには使用できません。
  • 相互に排他的ないくつかの選択肢から 1 つを選び出すには、行頭文字を使用します。グループには必ず 2 つ以上の行頭文字が存在することになります。詳細については、「ラジオ ボタン」を参照してください。
  • 独立した設定の有効と無効を切り替えるには、チェックマークを使用します。オンとオフの状態が、互いに正反対の状態を表していない場合は、代わりに行頭文字セットを使用します。詳細については、「チェック ボックス」を参照してください。
  • 混在状態のチェックマークには、チェックマークなしでメニュー項目を表示します。混在状態は、複数の選択対象に、このオプションがすべてのオブジェクトではなく一部のオブジェクトに対して設定されていることを示すために使用します。したがって、個々のオブジェクトにはオンかオフのいずれか一方の状態が適用されています。混在状態は、独立したアイテムの第 3 の状態としては使用しません。
  • 関連するチェックマークまたは行頭文字のセットの間に区切り記号を配置します。区切り記号とは、メニューの幅に合わせて引かれた 1 本の線です。

アイコン

  • 次のメニュー項目には、メニュー項目アイコンの使用を検討します。
    • 最も使用頻度の高いメニュー項目。
    • アイコンが標準的でなじみ深いメニュー項目。
    • アイコンがコマンド内容を適切に表現しているメニュー項目。
  • アイコンを使用する場合、すべてのメニュー項目にアイコンを表示する必要があると考える必要はありません。わかりにくいアイコンを使用すると有用ではないうえに、見た目が煩雑になり、重要なメニュー項目に注目できなくなります。

    アイコン付き、およびアイコンなしメニュー項目のスクリーン ショット

    この例の [編集] メニューには、最もよく使用されるメニュー項目に対してのみアイコンが表示されています。

  • メニュー アイコンを Aero style のアイコンのガイドラインに準拠させるようにします。

詳細と例については、「アイコン」を参照してください。

アクセス キー

  • すべてのメニュー項目にアクセス キーを割り当てます。例外はありません。
  • 可能な限り、標準的なアクセス キーの割り当てに従って、よく使用されるコマンドにアクセス キーを割り当てます。アクセス キーを一貫して常に割り当てることはできません。しかし、特に、頻繁に使用されるコマンドには一貫性を持たせることをお勧めします。
  • 動的なメニュー項目 (最近使用されたファイルなど) については、数値的にアクセス キーを割り当てます。

    数字のアクセス キーが割り当てられたメニュー項目のスクリーン ショット

    この例では、Windows のペイント プログラムで、数字のアクセス キーを最近使用されたファイルに割り当てています。

  • メニュー階層内で一意となるアクセス キーを割り当てます。別のメニュー階層ではアクセス キーを再び使用することができます。
  • 次のようにして、アクセス キーを見つけやすくします。
    • 最も使用頻度が高いメニュー項目については、ラベルの 1 番目または 2 番目 (できれば 1 番目) の単語の先頭文字を選択します。
    • 使用頻度の低いメニュー項目については、ラベル内の特徴的な子音または母音を選択します。
  • できるだけ幅の広い文字を使用します。たとえば、w、m、大文字などを使用します。
  • できるだけ特徴のある子音または母音を使用します。たとえば、"Exit (終了)" の "x" などを使用します。
  • 下線が見えにくくなる文字を使用しないようにします。以下に、問題点が大きいものから順に示します。
    • 1 ピクセルしか幅のない文字 (i、l など)。
    • ディセンダーのある文字 (g、j、p、q、y など)。
    • ディセンダーのある文字の隣にある文字。

その他のガイドラインと例については、「キーボード」を参照してください。

ショートカット キー

  • ショートカット キーは、最もよく使用されるメニュー項目にのみ割り当てます。使用頻度の低いメニュー項目の場合、代わりにアクセス キーが使用されるので、ショートカット キーは必要ありません。
  • ショートカット キーがタスクを実行する唯一の方法にならないようにします。マウスやキーボードの Tab キー、方向キー、アクセス キーも使用できるようにする必要があります。
  • よく知られているショートカット キーについては、標準の割り当てを使用します。Windows プログラムで使用され、よく知られているショートカット キーについては、「Windows のキーボード ショートカット キー」を参照してください。
  • よく知られているショートカット キーに別の機能を割り当てないようにします。よく知られているショートカット キーはユーザーに記憶されているので、機能に一貫性がないと、ストレスやエラーの原因になります。Windows プログラムで使用され、よく知られているショートカット キーについては、「Windows のキーボード ショートカット キー」を参照してください。
  • システム全体に作用するショートカット キーをプログラムに割り当てないようにします。プログラムのショートカット キーは、プログラムに入力フォーカスがある場合にのみ効果を発揮します。
  • ショートカット キーはすべてドキュメントに記します。そうすると、ショートカット キーの割り当てを確認する際に役立ちます。
    • 例外: コンテキスト メニュー内にはショートカット キーの割り当てを表示しません。コンテキスト メニューでは効率が最優先されるので、ここにはショートカット キーの割り当てを表示しません。
  • 非標準のキー割り当てについては、次のようにします。
    • 標準の割り当てが行われていないショートカット キーを選択します。標準のショートカット キーを再割り当てしないようにします。
    • プログラム全体で一貫して非標準のキー割り当てを使用します。別のウィンドウでは別の意味を持つようには割り当てません。
    • 可能であれば、使用頻度の高いコマンドの場合は特に、記憶を助けるキー割り当てを選択します。
    • 選択されたオブジェクトに適用されるコマンドなど、小規模の効果を発揮するコマンドにはファンクション キーを使用します。たとえば、F2 キーを押すと選択項目の名前を変更できます。
    • ドキュメント全体に適用されるコマンドなど、大規模な効果を発揮するコマンドには Ctrl キーと組み合わせて使用します。たとえば、Ctrl キーを押しながら S キーを押すと、現在のドキュメントが保存されます。
    • 標準のショートカット キーの操作を拡張または補完するコマンドには Shift キーと組み合わせて使用します。たとえば、Alt キーを押しながら Tab キーを押すと、開いているメイン ウィンドウが順に表示されますが、Alt キーと Shift キーを押しながら Tab キーを押すと、逆の順序で表示されます。同じように、F1 キーを押すとヘルプが表示されますが、Shift キーを押しながら F1 キーを押すと、コンテキストに応じたヘルプが表示されます。
    • ショートカット キーに次の文字を使用しないでください。@ £ $ {} [] \ ~ | ^ ' < >。これらの文字は、言語ごとに異なるキーの組み合わせが必要か、ロケールに特有のものです。
    • Ctrl キーと Alt キーの組み合わせは使用しないでください。Windows では、一部の言語バージョンでこの組み合わせを AltGR キーと解釈し、英数字を生成するためです。
  • プログラムで多数のショートカット キーを割り当てる場合、割り当てのカスタマイズ機能を用意します。そうすると、ユーザーが他製品と競合するショートカット キーを割り当て直すことができ、他製品からの移行が実現します。ほとんどのプログラムでは、この機能が必要になるほど多くのショートカット キーを割り当てません。

その他のガイドラインと標準のショートカット キー割り当てについては、「キーボード」を参照してください。

標準メニュー

  • ドキュメントを作成または表示するプログラムには、標準メニュー構成を使用します。標準メニュー構成が使用されていると、よく使用するメニュー項目が予測可能になり、発見しやすくなります。
  • その他の種類のプログラムには、妥当な場合にのみ標準メニュー構成を使用します。コマンドとオプションは、プログラムの目的とユーザーのタスクや目標に応じた、有用で自然なカテゴリに整理することを検討します。

標準メニュー バー

標準メニュー バーの構成を次に示します。この一覧は、メニュー カテゴリとメニュー項目のラベル、順序 (区切り記号を含む)、アクセス キーとショートカット キー、省略記号を示すものです。

    ファイル(F)
        新規作成(N)                 Ctrl + N
        開く(O)...             Ctrl + O
        閉じる(C)
        <区切り記号>
        上書き保存(S)                 Ctrl + S
        名前を付けて保存(A)...
        <区切り記号>
        送信(D)
        <区切り記号>
        印刷(P)...              Ctrl + P
        印刷プレビュー
        ページ設定
        <区切り記号>
        1 <ファイル名>
        2 <ファイル名>
        3 <ファイル名>
        ...
        <区切り記号>
        終了(X)                  Alt + F4   (通常はショートカット キーなし)

    編集(E)
        元に戻す(U)                Ctrl + Z
        繰り返し(R)                Ctrl + Y
        <区切り記号>
        切り取り(T)                   Ctrl + X
        コピー(C)                Ctrl + C
        貼り付け(P)               Ctrl + V
        <区切り記号>
        すべて選択(L)          Ctrl + A
        <区切り記号>
        削除(D)              Del       (通常はショートカット キーなし)
        <区切り記号>
        検索(F)...               Ctrl + F
        次を検索          F3        (通常はコマンドなし)
        置換(E)...         Ctrl + H
        ジャンプ...             Ctrl + G

    表示(V)
        ツール バー(T)
        ステータス バー(B)
        <区切り記号>
        ズーム(Z)
        拡大             Ctrl + +
        縮小           Ctrl + -
        <区切り記号>
        全画面表示(F)         F11
        最新の情報に更新(R)              F5

    ツール(T)
        ...
        <区切り記号>
        オプション(O)

    ヘルプ(H)
        <プログラム名> ヘルプ  F1
        <区切り記号>
        <プログラム名> バージョン情報(A)

標準ツール バー メニューのボタン

標準ツール バー メニューのボタンを次に示します。この一覧は、メニュー カテゴリとメニュー項目のラベル、順序 (区切り記号を含む)、ショートカット キー、省略記号を示すものです。

    ツール
        全画面表示        F11      ([検索] も使用される場合はアクセス キーを再割り当て)
        ツール バー                  (メニュー バー コマンドがここに配置されます)
        <区切り記号>
        印刷...
        検索...
        <区切り記号>
        ズーム
        文字サイズ
        <区切り記号>
        オプション

    編集
        新しいフォルダー        Ctrl + N
        <区切り記号>
        切り取り                    Ctrl + X
        コピー                  Ctrl + C
        貼り付け                 Ctrl + V
        <区切り記号>
        すべて選択           Ctrl + A
        <区切り記号>
        削除               Del       (通常はショートカット キーなし)
        名前の変更
        <区切り記号>
        オプション

    ページ
        新しいウィンドウを開く      Ctrl + N
        <区切り記号>
        ズーム
        文字サイズ

標準コンテキスト メニュー

標準コンテキスト メニューの内容を次に示します。この一覧は、メニュー項目のラベル、順序 (区切り記号を含む)、アクセス キー、省略記号を示すものです。コンテキスト メニューにはショートカット キーは表示されません。

    開く(O)
    実行(R)
    再生(P)
    編集(E)
    印刷(N)...
    <区切り記号>
    切り取り(T)
    コピー(C)
    貼り付け(P)
    <区切り記号>
    削除(D)
    名前の変更(M)
    <区切り記号>
    <オブジェクト名> を固定する(L)      (チェックマーク)
    プロパティ(R)

省略記号の使用

メニュー コマンドは即座に実行する操作のために使用されるものですが、その操作を実行するために、さらに詳しい情報が必要な場合があります。追加の情報 (確認を含む) が必要なコマンドであることは、ラベルの末尾に省略記号 (....) を付けて示します。

[印刷] コマンドと [印刷] ダイアログ ボックスのスクリーン ショット

この例では、[印刷...] コマンドをクリックすると、情報を入力するための [印刷] ダイアログ ボックスが表示されます。

操作の実行前に、さらに細かい選択ができること、場合によっては操作を完全に取り消すことができることを示すために、省略記号を適切に使うことが大切です。省略記号によって与えられた視覚的な手掛かりにより、ユーザーは安心してソフトウェアを使用できます。

ただし、新しいウィンドウを表示する操作すべてで省略記号を使う必要はありません。操作を実行するのに追加の情報入力が必要な場合だけに使います。たとえば、[バージョン情報]、[詳細]、[ヘルプ]、[オプション]、[プロパティ] の各コマンドをクリックしたときには別のウィンドウを表示する必要がありますが、ユーザーからの追加情報を必要としません。したがって、省略記号は必要ありません。

省略記号を付けるかどうか判断に迷う場合 (ラベルに動詞がないなど) は、ユーザーが何を目的としてこのコマンドを実行しようとするかを基準として判断します。想定される目的が単にウィンドウに表示される情報を見ることであれば、省略記号は不要です。

正しい例:
他の色...
バージョン情報

1 つ目の例では、ユーザーは一般に色の選択を目的としてこのコマンドを実行するので、省略記号を付けます。2 つ目の例では、多くの場合ユーザーはバージョン情報を見ようとしてこのコマンドを実行するので、省略記号は不要です。

注: メニュー コマンドに省略記号が必要かどうか判断する際、権限の昇格について考慮する必要はありません。コマンドの実行に必要な情報ではなく、実行権限を確認するためのものだからです。権限の昇格が必要である旨はセキュリティ シールドで示されます。

ラベル

メニュー カテゴリ名

  • 1 ワード (全角で約 3 文字) の名詞または動詞を使用してメニュー カテゴリ名を作成します (英語の場合)。ラベルに複数の単語を含めると、単語の数だけラベルがあると思われる可能性があります。
  • 動詞ベースのメニュー名を優先します。ただし、"作成する (Create)"、"表示する (Show、View)"、または "管理する (Manage)" の場合は、動詞を省略します。たとえば、以下のメニュー カテゴリには動詞が含まれていません。
    • ツール
    • ウィンドウ
  • 非標準のカテゴリ名については、メニューの内容を明確に正しく説明する具体的な 1 語を使用します。名前によってメニュー内の全項目を説明するほど汎用化する必要はありませんが、メニュー内容が表示された際に違和感のない程度には予測可能なものである必要があります。

メニュー項目名

  • 動詞、名詞、または名詞句で始まるメニュー項目名を使用します (英語の場合)。
  • 動詞ベースのメニュー名を優先します。 ただし、以下の場合は動詞を省略します。
    • 動詞が、"作成する (Create)"、"表示する (Show、View)"、または "管理する (Manage)" である。 たとえば、以下のコマンドには動詞が含まれていません。
      • バージョン情報
      • 詳細設定
      • 全画面表示
      • 新規作成
      • オプション
      • プロパティ
    • 繰り返しを避けるために、動詞をメニュー カテゴリ名と同じにする。たとえば、[挿入] メニュー カテゴリ内では、"テキストの挿入"、"表の挿入"、"画像の挿入" ではなく、[テキスト]、[表]、[画像] を使用します。
  • 具体的な動詞を使用します。"変更する"、"管理する" など、汎用的でわかりにくい動詞を使用しないようにします。
  • 単一のオブジェクトに適用されるコマンドには名詞の単数形を使用します (英語の場合)。複数のオブジェクトの場合は、複数形を使用します。
  • よく似たコマンドを区別するには、必要に応じて修飾子を使用します。例: 上に行を挿入、下に行を挿入。
  • 相互補完的なコマンドのペアの場合は、補完的であることがよくわかる名前を選択します。たとえば、[追加] と [削除]、[表示] と [非表示]、[挿入] と [削除] のようにします。
  • メニュー項目名は、技術ではなく、ユーザーの目的と作業に基づいて選択します。

    正しい例:
    [取り込み] メニュー内の [形式] メニュー項目を表示したスクリーン ショット

    間違った例:
    [取り込み] メニュー内の [コーデック] メニュー項目を表示したスクリーン ショット

    間違った例では、メニュー項目の名前が技術ベースのものになっています。

  • メニュー項目名は、次に示す目的に沿って使い分けます。
    • オプション: プログラム オプションを表示します。
    • カスタマイズ: 特に機械的な UI 構成に関するプログラム オプションを表示します。
    • 個人設定: 一般的に使用される個人設定の概要を表示します。
    • 基本設定: 使用しません。代わりに [オプション] を使用します。
    • プロパティ: オブジェクトのプロパティ ウィンドウを表示します。
    • 設定: メニュー ラベルには使用しません。代わりに [オプション] を使用します。

サブメニュー名

  • サブメニューを表示するメニュー項目のラベルには、省略記号を含めません。サブメニューの矢印は、別の選択が必要であることを示しています。

    間違った例:
    省略記号が付いた [新規作成] メニュー項目のスクリーン ショット

    この例の [新規作成] メニュー項目には、誤って省略記号が含まれています。

ドキュメント

メニューに言及するときは、以下のことに留意します。

  • メニューを表示または非表示にするコマンドでは、"メニュー バー" とします。"クラシック メニュー" は使用しないでください。
  • メニューにはラベルを使用します。大文字と小文字の区別を含め、ラベルのテキストを正確に引用します。ただし、アクセス キーを示すかっこや下線付き文字、および省略記号は含めません。
  • メニュー カテゴリには、"<カテゴリ名> メニューの" を使用します。メニュー項目の場所がコンテキストから明らかな場合、メニュー カテゴリに言及する必要はありません。
  • メニュー項目のユーザー操作を説明する場合は、"クリック" を使用し、"メニュー" または "コマンド" は追加しません。"選択 (choose、select、pick)" は使用しません。技術文書以外では、メニュー項目を "メニュー項目" としません。
  • メニュー オプションのチェック マークを外すことは、"クリックしてチェック マークをオフにします" という表現にします。"クリア" は使用しません。
  • コンテキスト メニューは "コンテキスト メニュー" とし、"ショートカット メニュー" は使用しません。
  • プログラミング文書以外では、メニューの説明に "カスケード"、"プルダウン"、"ドロップダウン"、または "ポップアップ" を使用しません。
  • 使用できないメニュー項目は "利用不可の" と表現し、"薄く表示された"、"無効になった"、"灰色表示の" とはしません。"無効" は、プログラミング文書で使用します。
  • ラベルは半角の角かっこ ([ ]) で囲み、可能な場合は太字にします。

例:

  • ドキュメントを印刷するには、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。
  • [表示] メニューの [ツール バー] をポイントし、[書式設定] をクリックします。
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