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& 演算子 (Visual Basic)

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

2 つの式に対して文字列連結を行います。

result = expression1 & expression2

指定項目

  • result
    必ず指定します。文字列 (String) 変数またはオブジェクト (Object) 変数を指定します。

  • expression1
    必ず指定します。文字列型 (String) に拡大変換されるデータ型の式です。

  • expression2
    必ず指定します。文字列型 (String) に拡大変換されるデータ型の式です。

解説

expression1 または expression2 のデータ型が文字列型 (String) でなくても文字列型 (String) に拡大変換される場合は、文字列型 (String) に変換されます。いずれかのデータ型が文字列型 (String) に拡大変換されない場合は、コンパイラでエラーが発生します。

通常、演算結果 result のデータ型は文字列型 (String) です。どちらか、または両方の式の評価が Nothing の場合、または、DBNull.Value の値を持つ場合、"" という値を持つ文字列として扱われます。

メモ :

& 演算子は オーバーロード できます。つまり、オペランドがそのクラスまたは構造体の型であれば、クラスまたは構造体がこの動作を再定義できます。このようなクラスまたは構造体でこの演算子を使用している場合、再定義された動作を確認してください。詳細については、「演算子プロシージャ」を参照してください。

使用例

& 演算子を使って文字列の連結を行う例を次に示します。結果は、2 つの文字列オペランドの連結を表す文字列値になります。

Dim sampleStr As String
sampleStr = "Hello" & " World"
' The preceding statement sets sampleStr to "Hello World".

参照

概念

Visual Basic の連結演算子

参照

&= 演算子 (Visual Basic)

連結演算子 (Visual Basic)

Visual Basic における演算子の優先順位

機能別の演算子一覧