方法 : ダンプファイルを保存して開く

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Visual Studio 2010 では、ネイティブプロセスまたはマネージプロセスからダンプファイルを保存して、後でデバッグできます。また、Visual Studio などのダンプ生成ユーティリティで作成されたダンプファイルを読み込むこともできます。

[デバッグ] メニューの [名前を付けてダンプを保存] をクリックします。
[名前を付けてダンプを保存] ダイアログボックスの [ファイルの種類] の一覧で、[ミニダンプ] または [ヒープ付きミニダンプ] をクリックします。

Visual Studio で使用される既定のダンプ形式は、[ヒープ付きミニダンプ] です。 [ミニダンプ] では情報は少なくなりますが、必要な容量も少なくなります。詳細については、「ダンプの要件と制限事項」を参照してください。
ナビゲーションコントロールを使用して、保存場所を選択します。
[保存] をクリックします。

マネージコードのデバッグ中に [名前を付けてダンプを保存] を実行した場合は、マネージコードの minidump ファイルが作成されます。ネイティブコードのデバッグ中に [名前を付けてダンプを保存] を実行した場合は、ネイティブコードの minidump ファイルが作成されます。マネージコードとネイティブコードの混合コードのデバッグ中に [名前を付けてダンプを保存] を実行した場合は、マネージコードの minidump ファイルが作成されます。

[ファイル] メニューの [開く] をクリックし、[ファイル] をクリックします。
[ファイルを開く] ダイアログボックスで、ダンプファイルを探して選択します。

通常は拡張子 .dmp が付いています。
[OK] をクリックします。

[ダンプファイルの概要] ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、ダンプファイルのデバッグに関する概要情報を確認し、シンボルパスを設定したりデバッグを開始したりすることができます。概要情報をクリップボードにコピーすることもできます。
[アクション] セクションで、[ネイティブのみでデバッグ] または [混合でデバッグ] をクリックしてデバッグを開始します。

ダンプファイルのデバッグでバイナリを見つけるときに、Visual Studio 2010 では、シンボルの検索パスが検索されます。 Visual Studio 2010 が確実にバイナリを検索できるように、[オプション] ダイアログボックスまたは [モジュール] ウィンドウでシンボルの検索パスを追加できます。詳細については、「方法: シンボルの場所と読み込み動作を指定する」を参照してください。

参照