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ソリューションとそのプロジェクトの制御

Visual Studio では、一度に 1 つのソリューションを開くことができます。 ソリューションが空ではない場合、1 つ以上のプロジェクトが含まれています。 プロジェクトにはさまざまな種類があり、Visual Studio の任意の言語で記述できます。 たとえば、1 つのソリューションに Visual Basic Windows アプリケーション プロジェクトと Visual C++ ATL プロジェクトが含まれている場合があります。 各プロジェクトには、インターフェイス、クラス、モジュール、フォーム、ユーザー コントロール、XML スキーマ ファイルなど、1 つ以上のプロジェクト項目が含まれています。

Visual Studio オートメーション モデルには、このようなすべての要素をプログラムで作成して操作するオブジェクトが用意されています。 ソリューションとそのコンテンツを制御するためのキー オブジェクトは、Solution2 オブジェクトです。 Solution2 オブジェクトを使用すると、以下の操作ができます。

  • 新規のソリューションを作成します。

  • Visual Studio テンプレートに基づいて、新しいプロジェクトをソリューションに追加します。

  • ファイルから既存のプロジェクトをソリューションに追加します。

  • プロジェクトをソリューションから削除します。

  • ソリューションを開き、保存し、閉じます。

  • 新しいプロジェクト項目をプロジェクトに追加します。

  • ソリューション、プロジェクト、プロジェクトに含まれるプロジェクト項目などの情報を取得します。

Visual Studio には、このように言語に対して柔軟なプロジェクトの種類以外に、各言語独自のより具体的なプロジェクト オブジェクト モデルが用意されています。つまり、ホスト言語に固有のプロジェクト オブジェクト モデルです。 たとえば、Visual Basic と Visual C# のプロジェクトに固有のオートメーション モデルは、VSLangProjVSLangProj2VSLangProj80、VSLangProj90、および VSLangProj100 に含まれています。 Visual C++ のプロジェクトに固有のオートメーション モデルは、Microsoft.VisualStudio.VCProject および Microsoft.VisualStudio.VCProjectEngine に含まれています。

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