DirectPlay
DirectPlay
Microsoft® DirectPlay® アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) は、ゲームやチャット クライアントなどマルチプレーヤ アプリケーションを開発するためのツールを開発者に提供する。わかりやすくするため、このマニュアルでは、このようなアプリケーションをすべて "ゲーム" と呼ぶ。マルチプレーヤ アプリケーションには、2 つの基本的特徴がある。
- 各自のコンピュータ上にゲーム クライアントを持つ複数の個人ユーザーがいる。
- ユーザーのコンピュータを相互接続するための (おそらく中央サーバー経由の) ネットワーク リンクがある。
DirectPlay は、基本となるネットワークからアプリケーションを大きく隔離するレイヤを提供する。アプリケーションは、ほとんどの目的に DirectPlay API を使って、DirectPlay がネットワーク通信の詳細を処理できるようにする。DirectPlay は、マルチプレーヤ アプリケーションのさまざまな面の実装プロセスを容易にするため、以下のような多くの機能を提供する。
- ピアツーピア セッションとクライアント/サーバー セッションの両方を作成し管理する。
- セッション内のユーザーとグループを管理する。
- ネットワーク リンクやネットワーク条件が異なるセッション メンバ間でのメッセージングを管理する。
- アプリケーションとロビーとの対話を可能にする。
- ユーザー相互の音声通信を可能にする。
このドキュメントは、DirectPlay の能力の高度な概要を解説する。以下のトピックでは、マルチプレーヤ ゲームでの DirectPlay の使い方の詳細を説明する。
詳細については、Microsoft.DirectX.DirectPlay のマネージ コード リファレンスを参照すること。
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