XAML における xml:lang の処理

更新 : 2007 年 11 月

xml:lang は、XML の定義済み属性の 1 つで、オブジェクト要素の言語およびカルチャ情報を宣言します。

XAML 属性の使用方法

<object xml:lang="rfc3066lang" />

XAML 値

rfc3066lang

RFC 3066 標準で定義されている文字列。1 つの言語、または言語と地域を 1 つのハイフンで連結したものを表します。値と形式の詳細については、XmlLanguage を参照してください。

解説

XAML における xml:lang 属性の定義は、World Wide Web Consortium (W3C) によって XML の "特別な属性" として定義された xml:lang から派生したものです。言語およびカルチャ情報が要素によって処理される方法は、実装に応じて異なる可能性がありますが、XAML における xml:lang 属性の既定の処理というものは存在しません。

xml:lang 属性の既定値は、属性レベルでは空の文字列です。

xml:lang 属性の効果と属性の値は、子要素に反映されます。

FrameworkElement または FrameworkContentElement の派生クラスである要素については、xml:lang 属性の代わりに、同等の Language 依存関係プロパティを使用できます。Language プロパティの既定値は "en-US" ですが、プロパティの値は、このプロパティ自身を通して、または xml:lang 属性を処理することによって設定されます。

参照

概念

Windows Presentation Foundation のグローバリゼーション