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方法 : 自動レイアウトを使用してボタンを作成する

更新 : 2007 年 11 月

この例では、自動レイアウトの方法を使用して、ローカライズ可能なアプリケーションにボタンを作成する方法について説明します。

ユーザー インターフェイス (UI) のローカライズには時間がかかる場合があります。ローカライザには、多くの場合、テキストの翻訳だけでなく要素のサイズ変更や位置変更が必要になります。これまでは、UI が翻訳された言語を調整する必要がありました。現在では、Windows Presentation Foundation (WPF) の機能により、調整する必要性の少ない要素をデザインできます。サイズ変更や位置変更がより簡単になるアプリケーション作成方法は、自動レイアウト と呼ばれます。

次の 2 つの Extensible Application Markup Language (XAML) の例では、ボタンをインスタンス化するアプリケーションを作成します。1 つでは英語のテキストを使用し、もう 1 つではスペイン語のテキストを使用します。テキストを除き、コードは同じであることに注目してください。ボタンがテキストに合わせて調整されます。

使用例

<Window
    xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
    xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
    x:Class="ButtonLoc.Pane1"
    Name="myWindow"
    SizeToContent="WidthAndHeight"
    >

<DockPanel> 
    <Button FontSize="28" Height="50">My name is Hope.</Button>
</DockPanel>
</Window>
<Window
    xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
    xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
    x:Class="ButtonLoc.Pane1"
    Name="myWindow"
    SizeToContent="WidthAndHeight"
    >

 <DockPanel> 
    <Button FontSize="28" Height="50">Me llamo Esperanza.</Button>
  </DockPanel>
</Window>

コード サンプルによる出力を次の図に示します。

自動サイズ変更可能なボタン
テキストの言語が異なる同じボタン

ms750941.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

前の例を含むコード サンプル全体については、「ローカライズ可能なアプリケーションの自動レイアウトのサンプル」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : 自動レイアウト用のグリッドを使用する

概念

自動レイアウトの使用の概要