ClearType の旧バージョンから大きく改善された点の 1 つに、サブピクセル ポジショニングの使用があります。GDI に含まれている ClearType 実装とは異なり、Windows Presentation Foundation (WPF) の ClearType では、ピクセルの境界から開始するグリフだけでなく、ピクセルの途中から開始するグリフも表示できます。グリフの配置の解像度が上がることにより、グリフの間隔や比率の正確さや一貫性が増します。
次の 2 つの例は、サブピクセル ポジショニングを使用した場合にサブピクセル境界でグリフを開始できることを示しています。左側の例は、サブピクセル ポジショニングが採用されていない、旧バージョンの ClearType レンダラを使用してレンダリングしたものです。右側の例は、新しいバージョンの ClearType レンダラで、サブピクセル ポジショニングを使用してレンダリングしたものです。右側のイメージの e と l が、それぞれ異なるサブピクセルから開始しているために若干異なってレンダリングされていることに注意してください。グリフ イメージはハイ コントラストであるので、テキストを標準サイズで画面に表示したときは、この違いはわかりません。これは、ClearType に組み込まれている高度なカラー フィルタ処理によってのみ実現します。
ClearType の旧バージョンおよび新バージョンによる表示テキスト
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次の 2 つの例では、旧バージョンの ClearType レンダラでの出力と新バージョンの ClearType レンダラの出力を比較しています。右側に示したサブピクセル ポジショニングでは、画面上の文字の間隔が大きく改善されています。特に、サブピクセル 1 個とピクセル 1 個の差がグリフの幅に占める割合の大きい、小さなサイズの場合によくわかります。2 番目のイメージの方が、文字の間隔が均等に近くなっています。サブピクセル ポジショニングによるさまざまなメリットがテキスト画面全体の外観に及ぼす効果は大幅に増加しましたが、これは ClearType テクノロジが大きく進歩したことを表しています。
ClearType の旧バージョンおよび新バージョンによるテキスト