カスタム アプリケーションの作成場所を決定する
最終更新日: 2010年4月14日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
カスタム .aspx ページまたはカスタム Web アプリケーションを作成し、Microsoft SharePoint Foundation 2010 展開環境内のすべての Web サイトからアクセスできる場所に格納する場合があります。一方、サーバー管理者がその展開環境のグローバル設定で使用するユーザー設定コードを含む Web アプリケーションを作成する場合もあります。
カスタム ASPX ページおよび Web アプリケーションの格納場所
カスタム .aspx ページおよびカスタム Web アプリケーションの作成と格納には、以下のディレクトリを使用できます。このディレクトリでは、_layouts 仮想ディレクトリがサポートされています。
%ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS
このディレクトリ内のページには、SharePoint Foundation 展開環境内のすべての Web サイトから以下の形式の URL を使用してアクセスできます。
https://Server/[sites/][Site]/[SubSite]/[.../]_layouts/File_Name.aspx
グローバル設定で使用するユーザー設定コードの格納場所
Microsoft.SharePoint.Administration 名前空間のみを使用し、SharePoint Foundation 展開環境内のグローバル設定を操作するユーザー設定コードを記述する場合は、管理ポート上で Web アプリケーションを作成することをお勧めします。管理ポートを使用する場合, .aspx ページおよび Web アプリケーションの作成と格納には、以下のディレクトリを使用します。
%ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\TEMPLATE\ADMIN
\ADMIN ディレクトリ内のページには、以下の形式の URL を使用してアクセスできます。
http://Server:Port_#/_admin/File_Name.aspx
SharePoint Foundation のコンテキストで実行される Web アプリケーションを Microsoft Visual Studio 2010 で作成する方法の詳細については、「Visual Studio を使用して SharePoint 開発を行う」を参照してください。
コンソール アプリケーションは、フロントエンド Web サーバーの任意の場所に作成できます。SharePoint Foundation のコンテキストで実行されるコンソール アプリケーションを作成する方法の詳細については、「[方法] コンソール アプリケーションを作成する」を参照してください。
関連項目
概念
サイト、Web アプリケーション、およびその他の主要オブジェクトへの参照を取得する
Visual Studio を使用して SharePoint 開発を行う