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比較演算子 (Transact-SQL)

比較演算子は、2 つの式が同じかどうかをテストします。 比較演算子は text、ntext、image 型の式を除くすべての式で使用できます。 次の表は、Transact-SQL の比較演算子の一覧です。

演算子

意味

= (等号)

等しい

> (より大きい)

より大きい

< (より小さい)

より小さい

>= (以上)

以上

<= (以下)

以下

<> (等しくない)

等しくない

!= (等しくない)

等しくない (ISO 標準外)

!< (以上)

より小さくない (ISO 標準外)

!> (以下)

より大きくない (ISO 標準外)

ブール値型

比較演算子の結果は Boolean 型になります。 有効値には、TRUE、FALSE、UNKNOWN があります。 Boolean 型を返す式は、ブール式とも呼ばれます。

Boolean データ型は SQL Server の他のデータ型と異なり、テーブルの列や変数のデータ型として指定することはできず、結果セットで返すこともできません。

SET ANSI_NULLS が ON の場合、1 つまたは 2 つの NULL 式が含まれる演算子では UNKNOWN が返されます。 SET ANSI_NULLS が OFF の場合も同じ規則が適用されますが、両方の式が NULL の場合は、等号 (=) 演算子で TRUE が返されます。 たとえば、NULL = NULL は、SET ANSI_NULLS が OFF の場合 TRUE を返します。

Boolean 型の式は、検索条件を満たす行をフィルター選択するための WHERE 句、または IF や WHILE などのフロー制御言語ステートメントで使用します。たとえば次のようになります。

USE AdventureWorks2012;
GO
DECLARE @MyProduct int;
SET @MyProduct = 750;
IF (@MyProduct <> 0)
   SELECT ProductID, Name, ProductNumber
   FROM Production.Product
   WHERE ProductID = @MyProduct;

関連項目

参照

式 (Transact-SQL)