システムのデザインには、トップダウン アプローチまたはボトムアップ アプローチを使用できます。トップダウン アプローチは、システムをデザインし、実装方法は後で選択するときに使用します。このアプローチでは、システムで使用するアプリケーションの選択を後で行うことができます。システムで使用するアプリケーションに関する知識 (情報) があるときは、ボトムアップ アプローチを使用できます。このアプローチでは、システムに後で含めるアプリケーションを最初に定義します。システム デザイン プロセスにおいて、これらの方法を組み合わせて使用することも可能です。
次の図は、選択するアプローチに応じて、システム デザイン プロセスを通してサンプル ワークフローがどのように進行するかを示します。
トップダウン アプローチまたはボトムアップ アプローチによるシステム デザイン ワークフロー
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次のセクションには、これらのアプローチに関する詳しい情報が含まれています。
トップダウン アプローチによるアプリケーション システムのデザイン
システム デザイナでは、トップダウン アプローチでアプリケーション システムのデザインを開始できます。システム デザイン ソリューション テンプレートに基づいて、分散システム ソリューションを作成することから始めます。このテンプレートを使用して、空のシステム ダイアグラムとアプリケーション ダイアグラムを含むソリューションを作成します。ソリューションにシステム ダイアグラムを追加するか、既存のソリューションを開いて、開始することもできます。ソリューションには、複数のシステム ダイアグラムを追加できます。
システム ダイアグラムでは、配置を構成して他のシステムで再利用できるような、単一のシステムを定義できます。他のシステムとアプリケーションのいずれかまたは両方を、このシステムの定義にメンバとして追加できます。このタスクを実行するには、ツールボックスから新しいシステムまたはアプリケーションをドラッグします。[システム ビュー] ウィンドウから既存のシステムやアプリケーションをドラッグすることも可能です。これらのシステムの定義は、他のシステム ダイアグラムに表示されます。これらのアプリケーションの定義は、アプリケーション ダイアグラムに表示されます。
たとえば、トップレベルまたは最も外側のシステムをデザインして、トップダウン アプローチで開始できます。エンドポイントを追加し、その動作のコントラクトを定義することで、システムの動作を表現します。その後、必要に応じてシステムを追加します。システム定義には、新規または既存のシステムを追加できます。どのアプリケーションを追加し、詳細レベルのシステムのメンバとして構成するのか明確になるまで、システムの追加作業を続行できます。この方法を採用すると、システムだけに集中できるため、デザイン作業を迅速化することが可能になります。メンバであるシステムのデザインを続行するには、システム ダイアグラムを開きます。
メモ : |
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既存のシステム ダイアグラムをソリューションに追加すると、システム定義の一部のメンバが孤立して表示される (特定の警告インジケータが表示される) ことがあります。このシナリオでは、メンバの定義が見つからないときに、メンバは孤立して表示されます。この問題を修正するには、そのメンバの定義を追加するか、そのメンバに別の定義を選択して (存在する場合) リレーションシップを修復する必要があります。詳細については、「システム ダイアグラムのトラブルシューティング」を参照してください。 |
システム デザイナでは、さらに以下のタスクを実行できます。
エンドポイントを追加し、その動作のコントラクトを定義することで、システム定義およびそのメンバの動作を表現する。
メンバ間の通信経路を構成する。これらの通信経路は、配置環境のメンバ間の接続を記述します。
配置のアプリケーション設定をオーバーライドする (必要な場合)。
システム定義の動作を、そのメンバにデリゲートする。
システム定義のメンバの動作を公開する。
詳細については、「システム デザイナの概要」を参照してください。
ボトムアップ アプローチによるアプリケーション システムのデザイン
アプリケーション デザイナでは、ボトムアップ アプローチでシステムのデザインを開始できます。アプリケーション デザイン ソリューション テンプレートに基づいて、分散システム ソリューションを作成することから始めます。このテンプレートを使用して、空のアプリケーション ダイアグラムを含むソリューションを作成します。ソリューションにアプリケーション ダイアグラムを追加するか、既存のソリューションを開いて、開始することもできます。ソリューションにアプリケーション ダイアグラムを追加すると、Visual Studio では、視覚化をサポートするアプリケーション プロジェクトのリバース エンジニアリングが行われ、対応する形状がダイアグラムに表示されます。ソリューションには、アプリケーション ダイアグラムを 1 つだけ含めることができます。
アプリケーション ダイアグラムでは、システムに含めるアプリケーションを定義できます。このタスクを実行するには、ツールボックスから定義済みのアプリケーションをドラッグします。これにより、これらのアプリケーションの定義がアプリケーション ダイアグラムに作成されます。
たとえば、アプリケーション ダイアグラムにアプリケーションを定義し、その定義に基づいてシステムを作成して、ボトムアップ アプローチで開始できます。Visual Studio のソリューションには、新しいシステム定義に関するシステム ダイアグラムが追加されます。その後、作業を続行してシステムのデザインを調整できます。システム デザイナでのボトムアップ アプローチは、デザインする最下位レベルまたは最も内側のシステムから始めることもできます。システムの最も基本的なメンバとして、アプリケーションを追加できます。この方法は、システムのメンバとして含めるアプリケーションに関する知識 (情報) がある場合に使用できます。アプリケーション ダイアグラムには、メンバとして追加するアプリケーションの定義が表示されます。
アプリケーション デザイナでは、さらに以下のタスクを実行できます。
エンドポイントを追加し、その動作のコントラクトを定義することで、アプリケーションが提供または利用する動作を表現する。
アプリケーション定義間の接続を構成する。これらの接続は、開発環境におけるアプリケーション間の通信経路を記述します。
アプリケーションの構成要件を指定する。このタスクを実行するには、アプリケーションおよびエンドポイントの設定と制約を構成します。
実装と同期したアプリケーションのプロジェクトを生成する。これにより、アプリケーションの定義をコード内で続行できます。
詳細については、「アプリケーション デザイナの概要」を参照してください。