分散システム デザイナでは、分散システムをデザインする際に必要なタスクに応じて、さまざまなワークフローに従って作業を進められます。分散システム デザイナを使用すると、次に示す高水準のタスクを処理できます。
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アプリケーション デザイナを使用して、新しい分散システム ソリューションを作成するか、既存のソリューションを解析します。
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アプリケーション デザイナを使用して、アプリケーションを定義、改訂、または実装します。
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システム デザイナを使用して、アプリケーション システムをデザインまたは改訂します。
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論理データセンター デザイナを使用して、データセンターの論理的な表現をデザインまたは改訂します。
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配置デザイナを使用して、論理データセンターに基づいてアプリケーション システムの配備を定義し、その妥当性を検証します。
いずれのタスクに着手する場合でも、次に示すように、ワークフローは分散システム デザイナを構成する各デザイナを通過しながらソリューション内を進行します。
次の図で、配置デザイナの左側の破線は、各デザイナを使用するプロジェクト メンバの、標準的な役割区分を示しています。アプリケーション設計者と開発者は、主にアプリケーション デザイナ、システム デザイナ、配置デザイナを使用します。インフラストラクチャの設計者は、主に論理データセンター デザイナを使用します。この図に示した略語の意味を次の表に示します。
| 省略形または表記 | 説明 |
| A | アプリケーション定義 |
| a1 | アプリケーション定義の使用 |
| S | システム定義 |
| LS | 論理サーバー |
このトピックで使用する用語の詳細については、「分散システム デザイナ関連用語の概要」を参照してください。
次のセクションでは、分散システム デザイナの概要を紹介し、デザイナの相互対話について説明します。
アプリケーション デザイナ
新しい分散システムをデザインする場合は、最初に分散システム ソリューションを作成します。ただし、その時点では、アプリケーション ダイアグラムは空です。このダイアグラムを出発点として、アプリケーション デザイナを使用してアプリケーションを定義し、構成します。既存のソリューションを使用する場合は、アプリケーション ダイアグラムをソリューションに追加して、プロジェクトをグラフィカルにリバース エンジニアリングします。ただし、ソリューションで使用できるアプリケーション ダイアグラムは 1 つだけです。
アプリケーションを定義するには、定義済みのアプリケーション プロトタイプをツールボックスからアプリケーション ダイアグラムにドラッグします。アプリケーション デザイナでは、次のタスクを実行できます。
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アプリケーション定義の間に接続を設定することにより、アプリケーションを配置環境に接続する方法を指定します。
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アプリケーションが提供または使用するサービスを定義します。
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設定および制約エディタを使用してアプリケーションの設定と制約を指定することにより、アプリケーションの構成要件を記述します。
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実装と同期したアプリケーションのプロジェクトを生成します。
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システム デザイナを使用してシステム ダイアグラムを作成することにより、複数のアプリケーションから成るアプリケーション システムをデザインします。
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配置デザイナで配置ダイアグラムを作成することにより、対象のデータセンターのアプリケーション配置を評価します。
メモ : |
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| 配置ダイアグラムを作成する場合は、論理データセンター デザイナを使用して論理データセンター ダイアグラムを作成しておく必要があります。 |
詳細については、「アプリケーション デザイナの概要」を参照してください。
システム デザイナ
アプリケーション ダイアグラムでアプリケーションを定義し、アプリケーション システムをデザインする準備が整ったら、次にシステム ダイアグラムを作成します。システム ダイアグラムには、アプリケーション ダイアグラムで定義したアプリケーションで構成する単一のシステムを記述するか、他のシステム ダイアグラムで定義した複数のシステムを記述します。アプリケーションやシステム定義は、使用されるたびに現在のシステムのメンバとしてシステム ダイアグラムに表示されます。また、空白のシステム ダイアグラムや既存のシステム ダイアグラムもソリューションに追加できます。システム ダイアグラムを作成または追加すると、システム デザイナが開きます。ダイアグラム上では、アプリケーション定義や他のシステム定義を追加または削除できます。また、分散システム シナリオでは、他のシステムで構成されるシステムもデザインできます。
メモ : |
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| 既存のシステム ダイアグラムに、アプリケーションや他のシステム定義が表示されることがあります。そのため、既存のシステム ダイアグラムを追加する場合は、ダイアグラムが参照するアプリケーションやシステムの基盤となる定義を追加する必要があります。この定義を追加しないと、既存のシステム ダイアグラムに警告が表示されます。参照先のアプリケーションとシステムは、それらを定義するダイアグラムで表されます。 |
[システム ビュー] ウィンドウからシステムにメンバをドラッグして追加できます。このウィンドウには、利用できるアプリケーションとシステムの定義が表示されます。システム デザイナでは、次のタスクを実行できます。
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システムを構成するメンバ間の接続を定義することにより、アプリケーションを配置環境に接続する方法を指定します。
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プロキシ エンドポイントを作成することにより、システム内のメンバの動作を公開します。
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メンバ アプリケーションの設定が定義と異なる場合は、必要に応じて設定を変更します。
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配置デザイナを使用して配置ダイアグラムを作成することにより、対象のデータセンターのシステム配置を評価します。
メモ : |
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| 配置ダイアグラムを作成する場合は、論理データセンター デザイナを使用して論理データセンター ダイアグラムを作成しておく必要があります。 |
詳細については、「システム デザイナの概要」を参照してください。
論理データセンター デザイナ
システム配置を評価する場合は、論理データセンター デザイナを使用して論理データセンター ダイアグラムを作成しておく必要があります。論理データセンター ダイアグラムは、論理サーバー、エンドポイント、接続、ゾーンを使用して、物理的なデータセンターの一部を抽象化します。論理サーバーは、アプリケーションを配置する実行時環境を表します。ゾーンは基本的にネットワーク境界を表し、データセンター内の領域を参照します。論理データセンター ダイアグラムが空の新しいソリューションを作成することも、空の論理データセンター ダイアグラムまたは既存の論理データセンター ダイアグラムをソリューションに追加することもできます。
論理サーバー、エンドポイント、ゾーンを定義するには、ツールボックスから定義済みプロトタイプを論理データセンター ダイアグラムにドラッグします。論理データセンター デザイナでは、次のタスクを実行できます。
論理データセンター ダイアグラムは、対象のデータセンターを記述するときだけでなく、システム ダイアグラムやアプリケーション ダイアグラムと組み合わせて配置デザイナで配置ダイアグラムを作成するときにも使用します。アプリケーションの設計者とインフラストラクチャの設計者は、この配置ダイアグラムを使用して、アプリケーション システムの配置を評価できます。
詳細については、「論理データセンター デザイナの概要」を参照してください。
配置デザイナ
対象のデータセンターのアプリケーション システムの配置を評価するには、配置デザイナを使用します。システム配置を評価するには、最初に配置ダイアグラムを作成します。配置ダイアグラムでは、論理データセンター ダイアグラムで部分的に表現されている対象のデータセンターに、システムのアプリケーションをどのように配置するかを記述します。配置ダイアグラムを作成するには、アプリケーション ダイアグラムまたはシステム ダイアグラムの配置を定義してから、論理データセンター ダイアグラムを選択します。
配置デザイナを開くと、選択した論理データセンター ダイアグラムを反映した配置ダイアグラムが表示されます。配置するアプリケーションを指定するには、アプリケーションを論理サーバーにバインドします。アプリケーションをバインドするには、アプリケーションを [システム ビュー] ウィンドウから配置ダイアグラム上の論理サーバーにドラッグします。[システム ビュー] ウィンドウには、ルート システムの全メンバが表示されます。ルート システムを起点とする他のシステムのアプリケーションも表示されます。
アプリケーションをバインドしたら、配置ダイアグラムの妥当性を検証して、その配置をホストする論理サーバーとアプリケーションの設置や制約の間に競合がないか確認できます。妥当性を検証したら、配置レポートを HTML 形式で生成し、問題を文書化します。配置レポートは XML 形式でも出力できます。XML 形式のレポートを使用すると、アプリケーションを実際のサーバーに配置するスクリプトを作成できます。
詳細については、「配置デザイナの概要」を参照してください。
参照