_vscprintf_p、_vscprintf_p_l、_vscwprintf_p、_vscwprintf_p_l

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

引数一覧へのポインタを使用して書式指定された文字列の文字数を返します。その際に引数を使用する順序を指定できます。

int _vscprintf_p(
   const char *format,
   va_list argptr 
);
int _vscprintf_p _l(
   const char *format,
   locale_t locale,
   va_list argptr 
);
int _vscwprintf_p (
   const wchar_t *format,
   va_list argptr 
);
int _vscwprintf_p _l(
   const wchar_t *format,
   locale_t locale,
   va_list argptr 
);

パラメータ

format
書式指定文字列。
argptr
引数リストへのポインタ。
locale
使用するロケール。

戻り値

_vscprintf_p 関数は、引数リストが指す文字列が、指定の書式化コードを使用して出力されるか、またはファイルやバッファに送信された場合に生成される文字数を返します。戻り値には、終端の null 文字が含まれません。ワイド文字の場合、_vscwprintf_p が同じ機能です。

解説

これらの関数は、引数を使用する順序を指定できることを除いて _vscprintf と _vscwprintf と同じです。詳細については、「printf_p の位置指定パラメータ」を参照してください。

これらの関数のうち _l サフィックスが付けられたバージョンは、現在のスレッドロケールの代わりに渡されたロケールパラメータを使用する点を除いて同じです。

format が null ポインタの場合は、「パラメータの検証」に説明されているように、無効なパラメータハンドラが呼び出されます。実行の継続が許可された場合、関数は -1 を返し、errno を EINVAL に設定します。

セキュリティに関するメモ :
format がユーザー定義文字列の場合は、終端が null で、正しい数と型のパラメータが含まれていることを必ず確認してください。詳細については、「Avoiding Buffer Overruns」を参照してください。