pages の tagMapping 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
コンパイル時に他のタグの種類にリマップされるタグの種類のコレクションを定義します。
この要素は、.NET Framework Version 2.0 で追加されました。
<tagMapping>
<add />
<remove />
<clear/>
</tagMapping>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
なし。
子要素
要素 |
説明 |
|---|---|
add |
省略可能な要素です。 プリコンパイル中に使用されるタグ マップのコレクションに、タグ マップを追加します。 |
clear |
省略可能な要素です。 継承したタグ マップへのすべての参照を削除し、現在の add 要素によって追加されたタグ マップだけを有効にします。 |
remove |
省略可能な要素です。 タグ マップのコレクションから、継承されたタグ マップへの参照を削除します。 |
親要素
要素 |
説明 |
|---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素を指定します。 |
system.web |
構成ファイルの ASP.NET 構成設定のルート要素を指定します。ASP.NET Web アプリケーションを構成する構成要素やアプリケーションの動作を制御する構成要素が含まれます。 |
pages |
構成ファイルのスコープ内にあるページおよびコントロールについて、ASP.NET ディレクティブなどのページ固有の構成設定をグローバル定義します。 |
解説
tagMapping 要素は、コンパイル時に他のタグの種類にリマップされるタグの種類のコレクションを定義します。 このリマップによって、構成ファイルのスコープでは元のタグの種類ではなくマップされた種類のタグが ASP.NET アプリケーション内のすべてのページとコントロールで使用されるようになります。
.gif "メモ") メモ |
|---|
pages セクションの他の属性やコレクションとは異なり、タグのリマップでは一致する ASP.NET ページ ディレクティブがありません。 |
既定の構成
次の既定の tagMapping 要素は、Machine.config ファイルまたはルート Web.config ファイルで明示的には構成されていません。 ただし、これはアプリケーションが返す既定の構成です。
<tagMapping>
<clear />
</tagMapping>
使用例
TagMapInfo クラスのいくつかのプロパティの値を指定する方法を次のコード例に示します。
<pages>
<tagMapping>
<add
tagType=
"System.Web.UI.WebControls.WebParts.WebPartManager"
mappedTagType=
"Microsoft.Sharepoint.WebPartPartManager,
MSPS.Web.dll, Version='2.0.0.0'"
/>
</tagMapping>
</pages>
要素情報
構成セクション ハンドラー |
|
構成メンバー |
|
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config 仮想ディレクトリ レベルまたは物理ディレクトリ レベルの Web.config |
要件 |
Microsoft Internet Information Services (IIS) バージョン 5.0、5.1、または 6.0 .NET Framework Version 2.0 Microsoft Visual Studio 2003 または Visual Studio 2005 |
参照
処理手順
方法 : Location の設定を使用して特定のディレクトリを構成する
参照
pages の tagMapping の add 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
pages の tagMapping の clear 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
pages の tagMapping の remove 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
pages の namespaces 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
pages の controls 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)