ChartObject メンバ

ワークシートに埋め込まれたグラフを表します。

ChartObject データ型によって公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック プロパティ

  名前 説明
Application 指定したオブジェクトの作成元を表す Application オブジェクトを取得します (このオブジェクトのアプリケーションを取得するには、このプロパティを OLE オートメーション オブジェクトと共に使用します)。
Border オブジェクトの罫線を表す Border オブジェクトを取得します。
BottomRightCell オブジェクトの右下隅の下に位置するセルを表す Range オブジェクトを取得します。
Chart オブジェクトに含まれるグラフを表す Chart オブジェクトを取得します。
Creator 指定したオブジェクトの作成元のアプリケーションを示す 32 ビットの整数値を取得します。Microsoft Excel で作成されたオブジェクトの場合、このプロパティは 16 進数の 5843454C に等しい文字列 XCEL を取得します。
Enabled True を設定すると、オブジェクトは使用可能です。
Height オブジェクトの高さです。
Index 同種のオブジェクトのコレクション内のオブジェクトを特定するインデックス番号を取得します。
Interior 指定したオブジェクトの内部を表す Interior オブジェクトを取得します。
Left オブジェクトの左端から、列 A の左端まで (ワークシートの場合) またはグラフ エリアの左端まで (グラフの場合) の距離です。
Locked True を設定すると、オブジェクトをロックします。False を設定すると、シートを保護しているときでも、オブジェクトを変更できます。
Name オブジェクトの名前を設定します。
OnAction  
Parent 指定したオブジェクトの親オブジェクトを取得します。
Placement オブジェクトとその下にあるセルとの位置関係を設定します。
PrintObject True を設定すると、文書の印刷時にオブジェクトも印刷されます。
ProtectChartObject True を設定すると、埋め込みグラフ枠の移動、サイズの変更、削除ができなくなります。
RoundedCorners True を設定すると、埋め込みグラフの角に丸みが設定されます。
Shadow True を設定すると、フォントが影付きフォントに、または指定したオブジェクトが影付きに設定されます。
ShapeRange 指定したオブジェクトを表す ShapeRange オブジェクトを取得します。
Top オブジェクトの上端から、第 1 行の上端 (ワークシートの場合)、またはグラフ エリアの上端 (グラフの場合) までの距離です。
TopLeftCell 指定したオブジェクトの左上隅の下に位置するセルを表す Range オブジェクトを取得します。
Visible オブジェクトを表示するか、非表示にするかを決定します。
Width オブジェクトの幅です。
ZOrder オブジェクトの Z オーダーでの位置を取得します。

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パブリック メソッド

  名前 説明
Activate 指定されたグラフをアクティブにします。
BringToFront オブジェクトを Z オーダーの前面に移動します。
Copy オブジェクトをクリップボードにコピーします。ポイントまたはデータ系列の図をクリップボードにコピーします。
CopyPicture オブジェクトをクリップボードへピクチャ (画像) としてコピーします。
Cut 指定したオブジェクトを切り取り、クリップボードに保存するか、または指定した場所に貼り付けます。
Delete オブジェクトを削除します。
Duplicate オブジェクトを複製し、複製されたオブジェクトへの参照を返します。
Select オブジェクトを選択します。
SendToBack オブジェクトを Z オーダーの後方へ移動します。

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参照

関連項目

ChartObject インターフェイス
Microsoft.Office.Interop.Excel 名前空間