IXAudio2SourceVoice インターフェイス
ソース ボイスは、XAudio2 の処理パイプラインにオーディオ データを送信するために使用されます。ボイス データを聞くには、直接または中間のサブミックス ボイスを使用して、データをマスター ボイスに送信する必要があります。
IXAudio2SourceVoice は、IXAudio2Voice から直接継承され、以下に一覧表示する独自の追加メソッドを実装します。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| DestroyVoice (IXAudio2Voice から継承) | ボイスを破棄します。必要に応じて、ボイスを停止し、XAudio2 グラフから削除します。 |
| DisableEffect (IXAudio2Voice から継承) | ボイスのエフェクト チェーンの特定の位置にあるエフェクトを無効にします。 |
| Discontinuity | 現在キュー内にある最後のボイス以降はこれ以上バッファーが送信されないことを、XAudio2 ボイスに通知します。 |
| EnableEffect (IXAudio2Voice から継承) | ボイスのエフェクト チェーンの特定の位置にあるエフェクトを有効にします。 |
| ExitLoop | 現在のループ領域の終わりに達したときに、ボイスのループを停止します。 |
| FlushSourceBuffers | 保留中のオーディオ バッファーをすべてボイス キューから削除します。 |
| GetChannelVolumes (IXAudio2Voice から継承) | チャンネルごとのボイスのボリューム レベルを返します。 |
| GetEffectParameters (IXAudio2Voice から継承) | ボイスのエフェクト チェーンにおける、特定のエフェクトの現在のエフェクト固有パラメーターを返します。 |
| GetEffectState (IXAudio2Voice から継承) | ボイスのエフェクト チェーンの特定の位置にあるエフェクトの実行状態を返します。 |
| GetFilterParameters (IXAudio2Voice から継承) | ボイスのフィルター パラメーターを取得します。 |
| GetFrequencyRatio | ボイスの周波数調整比を返します。 |
| GetOutputFilterParameters (IXAudio2Voice から継承) | このボイスのいずれかの送信のフィルター パラメーターを取得します。 |
| GetOutputMatrix (IXAudio2Voice から継承) | ボイスの最終出力の各チャンネルのボリューム レベルを取得します。これらのチャンネルは、指定されたデスティネーション ボイスの入力チャンネルにマップされます。 |
| GetState | ボイスの現在の状態を返します。 |
| GetVoiceDetails (IXAudio2Voice から継承) | 作成フラグ、入力チャンネル、およびボイスのサンプル レートに関する情報を返します。 |
| GetVolume (IXAudio2Voice から継承) | ボイスの現在の全体のボリューム レベルを取得します。 |
| SetChannelVolume (IXAudio2Voice から継承) | チャンネルごとのボイスのボリューム レベルを設定します。 |
| SetEffectChain (IXAudio2Voice から継承) | ボイスのエフェクト チェーンを置き換えます。 |
| SetEffectParameters (IXAudio2Voice から継承) | ボイスのエフェクト チェーンにおける、特定のエフェクトのエフェクト固有パラメーター ブロックを設定します。 |
| SetFilterParameters (IXAudio2Voice から継承) | ボイスのフィルター パラメーターを設定します。 |
| SetFrequencyRatio | ボイスの周波数調整比を設定します。 |
| SetOutputFilterParameters (IXAudio2Voice から継承) | このボイスのいずれかの送信のフィルター パラメーターを設定します。 |
| SetOutputMatrix (IXAudio2Voice から継承) | ボイスの最終出力の各チャンネルのボリューム レベルを設定します。これらのチャンネルは、指定されたデスティネーション ボイスの入力チャンネルにマップされます。 |
| SetOutputVoices (IXAudio2Voice から継承) | ボイスの出力を受け取る一連の新しいサブミックス ボイスまたはマスター ボイスを確立します。 |
| SetSourceSampleRate | ボイスの作成時に指定されたサンプル レートとは異なるレートでソース データを使用するようにボイスを再構成します。 |
| SetVolume (IXAudio2Voice から継承) | ボイスの全体のボリューム レベルを設定します。 |
| Start | ボイスによるオーディオの使用および処理を開始します。結果は、接続されたサブミックス ボイスまたはマスター ボイス、あるいは出力デバイスに送信されます。 |
| Stop | ボイスによるオーディオの使用を停止します。 |
| SubmitSourceBuffer | ボイス キューに新しいオーディオ バッファーを追加します。 |
要件
ヘッダー: XAudio2.h で宣言されています。
ライブラリ: XAudio2.lib を使用します。
関連項目
XAudio2 のインターフェイス
方法 : ソース ボイスのコールバックの使用
方法:ディスクからのサウンドのストリーム
方法 : ボイス ピッチの変更