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_get_osfhandle

更新 : 2007 年 11 月

既存の下位ファイル記述子に関連付けられたオペレーティング システムのファイル ハンドルを返します。

long _get_osfhandle( 
   int fd 
);

パラメータ

  • fd
    ユーザー ファイル記述子。

戻り値

_get_osfhandle 関数は、fd (下位ファイル記述子) が使用できる範囲内にあり、未使用のマークが内部的に付いている場合、オペレーティング システムのファイル ハンドルを返します。それ以外の場合、「パラメータの検証」に説明されているように、無効なパラメータ ハンドラが呼び出されます。実行の継続が許可された場合、この関数は INVALID_HANDLE_VALUE (–1) を返し、errno を無効なファイル ハンドルを示す EBADF に設定します。

解説

_get_osfhandle によって開いたファイルを閉じるには、_close を呼び出します。_close を呼び出すことによって基になるハンドルも閉じられるので、基のハンドルに対して Win32 関数 CloseHandle を呼び出す必要はありません。

必要条件

ルーチン

必須ヘッダー

_get_osfhandle

<io.h>

互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。

.NET Framework の相当するアイテム

適用できません。標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

参照

参照

ファイル処理

_close

_creat、_wcreat

_dup、_dup2

_open、_wopen