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Windows Phone 8 のエミュレーターで Hyper-V を有効にする方法

2014/06/18

このトピックでは、Hyper-V のプロパティを確認して有効にする方法について説明します。Windows Phone 8 Emulator は、Windows 8 の仮想化テクノロジである Hyper-V で、仮想マシンとして実行されます。エミュレーターを実行するには、「Windows Phone 8 エミュレーターのシステム要件」で説明されている Hyper-V を実行する要件をコンピューターが満たす必要があります。

SDK をインストールすると、セットアップ プログラムは、これらの前提条件を自動的に通知なく構成しようとします。セットアップが前提条件を正しく構成すると、エミュレーターは予想どおりに動作します。正しく構成されない場合は、これらの前提条件を手動で有効にする必要がある場合があります。このトピックでは、前提条件を手動で構成するための手順とツールについて説明します。

重要:重要:

Windows Phone SDK 8.0 セットアップ プログラムは、Windows Phone 8 Emulator 実行の前提条件を確認します。前提条件が存在しない場合、警告を表示しますが、前提条件は必要ありません。

コンピューターまたはネットワークで、エミュレーターを実行するためのすべての要件をサポートしていない場合でも、SDK をインストールし、Windows Phone 8 用のアプリを開発できます。ただし、それらは登録済みの Windows Phone 8 の電話でのみ、デバッグおよびテストできます。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

Hyper-V を有効にするには、以下の操作を行う必要があります。これらのタスクについては、このトピックで説明します。

  1. Hyper-V に必要な BIOS 設定を有効にします。

  2. Windows で Hyper-V を有効にします。

有効または無効にする必要がある BIOS オプションは、ハードウェア製造元によって異なる部分があります。

Hyper-V に必要な BIOS 設定を有効にするには

  1. コンピューターを再起動し、BIOS 設定を開始するためのキーを押します。

    コンピューターのセットアップ時に特定のキーを押すことで、コンピューターの BIOS 設定を表示および変更できます。押すキーは、製造元によって異なります。通常は <Del> などの特殊なキーか、<F2> や <F10> などのファンクション キーです。

  2. 利用できる場合は、次の項目を有効にします。

    機能

    AMD の設定

    Intel の設定

    SLAT (Second Level Address Translation)

    NP (Nested Page Tables)

    RVI (Rapid Virtualization Indexing)

    EPT (Extended Page Tables)

    ハードウェア補助による仮想化

    SVM (ハードウェア補助による仮想化のための AMD のサポート)

    VMX (ハードウェア補助による仮想化のための Intel のサポート)

    データ実行防止 (DEP)

    NX (No Execute)

    XD (Execute Disable)

  3. 利用できる場合は、次の項目を無効にします。

    • Intel VT-d

    • 信頼された実行

  4. 設定を保存し、コンピューターを再起動します。

  5. 次に、Windows で Hyper-V を有効にします。「Windows で Hyper-V を有効にする」を参照してください。

詳細については、「Hyper-V: Hyper-V を有効にして BIOS エラーを修正する方法」を参照してください。

Windows Phone 8 エミュレーターのシステム要件」に記載されている必要な BIOS 設定を確認するには、Microsoft のツールや他の製造元のツールを使用できます。

Microsoft の Coreinfo ツールを使用して仮想化と SLAT のための BIOS 設定を確認するには

  1. Microsoft Sysinternals から Coreinfo ツールをダウンロードし、.zip ファイルの内容を抽出します。

  2. コマンド プロンプト ウィンドウを管理者として実行します。

    Coreinfo では、仮想化に関連する値のいくつかを確認するために、管理者特権が必要です。

  3. コマンド プロンプト ウィンドウで、抽出先の場所から coreinfo.exe を実行します。SLAT 設定などの仮想化に関連する設定のみを表示するには、コマンド プロンプトで –v 引数を追加します。

    coreinfo.exe -v

    メモメモ:

    Hyper-V が既に実行中の場合、Coreinfo は正確な結果を返さないことがあります。Hyper-V が実行中であることを検出した場合、coreinfo.exe –v の出力には、次の警告が表示されます。

    Note: Coreinfo must be executed on a system without a hypervisor running for accurate results.

    次に、AMD プロセッサを搭載しているコンピューターでの coreinfo –v コマンドの出力例を示します。

    AMD Phenom(tm) 9850 Quad-Core ProcessorAMD64 Family 16 Model 2 Stepping 3, AuthenticAMDHYPERVISOR-Hypervisor is presentSVM       *Supports AMD hardware-assisted virtualizationNP        *Supports AMD nested page tables (SLAT)
    

    次に、Intel プロセッサを搭載しているコンピューターでの coreinfo –v コマンドの出力例を示します。

    Intel(R) Xeon(R) CPU           W3530  @ 2.80GHzIntel64 Family 6 Model 26 Stepping 5, GenuineIntelHYPERVISOR-Hypervisor is presentVMX       *Supports Intel hardware-assisted virtualizationEPT       *Supports Intel extended page tables (SLAT)
    
  4. ハードウェア補助による仮想化に関連する Coreinfo の出力を確認する

    1. コンピューターに AMD マイクロプロセッサが搭載されている場合、左側の列にある SVM を探します。中央の列にアスタリスク (*) が表示される場合、コンピューターは AMD のハードウェア補助による仮想化をサポートしています。

    2. コンピューターに Intel マイクロプロセッサが搭載されている場合、左側の列にある VMX を探します。中央の列にアスタリスク (*) が表示される場合、お使いのコンピューターは Intel のハードウェア補助による仮想化をサポートしています。

    Coreinfo は、BIOS がハードウェア補助による仮想化をサポートするかどうかのみをレポートします。ハードウェア補助による仮想化がコンピューターで実際に有効かどうかを判断するために、コンピューターを再起動し、BIOS 設定画面を開くこともできます。

  5. SLAT に関連する Coreinfo の出力を確認します。

    • コンピューターに AMD マイクロプロセッサが搭載されている場合、左側の列にある NP を探します。中央の列にアスタリスク (*) が表示される場合、コンピューターは AMD の入れ子になっているページ テーブル (SLAT の AMD 実装) をサポートしています。

    • コンピューターに Intel マイクロプロセッサが搭載されている場合、左側の列にある EPT を探します。中央の列にアスタリスク (*) が表示される場合、お使いのコンピューターは Intel の拡張ページ テーブル (SLAT の Intel 実装) をサポートしています。

  6. ハードウェアベースのデータ実行防止 (DEP) に関連する Coreinfo の出力を確認します。左側の列の NX を探します。中央の列にアスタリスク (*) が表示される場合、コンピューターは非実行ページの保護をサポートしています。

    Coreinfo がレポートするのは、BIOS がハードウェアベースの DEP をサポートするかどうかのみです。ハードウェアベースの DEP が実際に有効かどうかを判断するには、コントロール パネルを使用します。詳細については、「データ実行防止のために Hyper-V に必要な BIOS 設定を確認する」を参照してください。

Codeplex から MachineSLATStatusCheck ツールを使用して SLAT の BIOS 設定を確認するには

  • Codeplex から次のツールをダウンロードして実行します。このツールでは、単純なグラフィカル ユーザー インターフェイスを使用しています。

    MachineSLATStatusCheck

    The Machine SLAT Status Check tool window

また、[コントロール パネル] でデータ実行防止の BIOS サポートを確認することもできます。

コントロール パネルでデータ実行防止設定を確認するには

  1. [コントロール パネル] の [システムとセキュリティ] をクリックし、[システム] をクリックします。

  2. [システム] ウィンドウの [システムの詳細設定] をクリックします。

  3. [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスの [詳細] タブで、[パフォーマンス] セクションの [設定] ボタンをクリックします。

  4. [パフォーマンス オプション] ダイアログ ボックスで、[データ実行防止] タブをクリックします。

  5. ダイアログ ボックスの下部にある [お使いのコンピューターのプロセッサは、ハードウェア ベースの DEP をサポートしています] という文を確認します。

    Data Execution Prevention settings page

コンピューターと BIOS 設定が、Hyper-V をサポートするように既に構成されている場合、SDK のセットアップ プログラムによって Hyper-V が有効になり、Hyper-V が起動します。既にコンピューターのローカル管理者である場合、セットアップによって Hyper-V 管理者グループに追加されます。正しく構成されない場合は、これらの前提条件を手動で有効にする必要がある場合があります。

Hyper-V オプションを使用できない場合、お使いのコンピューターが SLAT をサポートしていないため、Hyper-V をサポートしていない可能性があります。

Windows で Hyper-V を有効にするには

  1. [コントロール パネル] の [プログラム] をクリックし、[Windows の機能の有効化または無効化] をクリックします。

  2. [Windows の機能] ダイアログ ボックスの [Hyper-V] をクリックします。オプションのリストが展開されます。

  3. オプションの展開されたリストで、少なくとも [Hyper-V プラットフォーム] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

    Enabling Hyper-V in Windows

[Windows の機能] ダイアログ ボックスの詳細については、「Windows の機能を有効化または無効化する」を参照してください。

初めてエミュレーターを起動するとき、Hyper-V の実行要件が確認されます。

Hyper-V が有効でない場合

Hyper-V が有効でない場合は、次のダイアログ ボックスが表示されます。

[Hyper-V を有効にする] をクリックして、[コントロール パネル] で [Windows の機能] ダイアログ ボックスを開きます。次に、「Windows で Hyper-V を有効にする」を参照してください。

Warning displayed when Hyper-V is not running
ローカル Hyper-V 管理者グループのメンバーではない場合

Hyper-V は有効ですが、コンピューターのローカル Hyper-V 管理者グループのメンバーではない場合、次のダイアログ ボックスが表示されます。

[再試行] をクリックして権限を昇格し、ローカル Hyper-V 管理者グループに参加します。アプリを配置していた場合、配置が失敗したことを示すエラーが表示されます。[OK] をクリックします。エミュレーターでアプリを再起動します。

Warning displayed if you are not an administrator

この問題は、次の条件に該当する場合に発生する可能性があります。

  • コンピューターに Gigabyte 製マザーボードが搭載されている。

  • マザーボードで USB3 が有効にされている。

この問題を解決するには、マザーボードの BIOS 設定で USB3 を無効にし、コンピューターを再起動します。次に、Gigabyte で、お使いのマザーボードの BIOS の更新がリリースされているかどうかを確認します。

詳細については、サポート技術情報の記事「Gigabyte システムへの Hyper-V の役割のインストール後の起動の失敗」を参照してください。

Windows Phone SDK 8.0 でツールを使用するときに回答を探して問題を解決するには、Windows Phone 開発用ツールに関するフォーラムを利用してください。Windows Phone の開発に関するすべてのフォーラムを見るには、Windows Phone 開発フォーラムにアクセスしてください。他のサポート オプションを確認するには、「MSDN のトラブルシューティングとサポート」を参照してください。

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