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自動転送を使用した Service Bus エンティティのチェーン接続

更新日: 2014年1月

自動転送機能を使用すると、サブスクリプションまたはキューを同じ サービスの名前空間 の一部になっている別のキューまたはトピックにチェーン接続することができます。自動転送が有効になっている場合、Service Bus は、最初のキューまたはサブスクリプション (ソース) に置かれているメッセージを自動的に削除して 2 番目のキューまたはトピック (転送先) に入れます。転送先エンティティに直接メッセージを送信することも依然として可能です。また、配信不能キューなどのサブキューを別のキューまたはトピックにチェーン接続することはできません。

自動転送の使用

自動転送を有効にするには、ソースの QueueDescription または SubscriptionDescription オブジェクトの ForwardTo プロパティを設定します。

SubscriptionDescription srcSubscription = new SubscriptionDescription (srcTopic, srcSubscriptionName);
srcSubscription.ForwardTo = destTopic;
namespaceManager.CreateSubscription(srcSubscription));

転送先エンティティはソース エンティティが作成されるときに存在している必要があります。転送先エンティティが存在していない場合、Service Bus は、セキュリティ エンティティを作成するように要求されたときに例外を返します。

自動転送を使用して個別のトピックをスケールアウトすることができます。Service Bus では、特定のトピックのサブスクリプションの数が制限されます。セカンドレベルのトピックを作成することによって追加のサブスクリプションに対応できます。Service Bus のサブスクリプション数の制限によって制限されていない場合でも、セカンドレベルのトピックを追加するとトピックの全体的なスループットが向上する可能性があります。

自動転送シナリオ

自動転送を使用してメッセージの送信者を受信者から切り離すこともできます。たとえば、Order Processing、Inventory Management、および Customer Relations Management という 3 つのモジュールで構成される ERP システムを考えます。これらの各モジュールは、対応するトピックのキューに入れられるメッセージを生成します。アリスとボブは、営業担当者であり、自分たちの顧客に関係するすべてのメッセージに興味を持っています。これらのメッセージを受信するために、アリスとボムは、各 ERP トピック上にすべてのメッセージを自分たちのキューに自動的に転送する個人用のキューとサブスクリプションを作成します。

自動転送シナリオ

アリスが休暇をとった場合、ERP トピックではなく彼女の個人用キューがいっぱいになります。この場合、営業担当者がメッセージを受信しないので、どの ERP トピックもクォータに達しません。

自動転送に関する考慮事項

個別のトピックをチェーン接続して多くのサブスクリプションを含む複合トピックを取得する場合、ファーストレベルのトピックに平均的な数のサブスクリプションを格納し、セカンドレベルのトピックに多くのサブスクリプションを格納することをお勧めします。たとえば、20 のサブスクリプションを含むファーストレベルのトピックがあり、それぞれが 200 のサブスクリプションを含むセカンドレベルのトピックにチェーン接続されている場合、200 のサブスクリプションを含むファーストレベルのトピックがあり、それぞれが 20 のサブスクリプションを含むセカンドレベルのトピックにチェーン接続されている場合よりもスループットが高くなります。

Service Bus は、各転送されるメッセージについて 1 つの操作を課金します。たとえば、20 のサブスクリプションがあるトピックにメッセージを送信し、それぞれがメッセージを別のキューまたはトピックに自動転送するように構成されている場合、すべてのファーストレベルのサブスクリプションがメッセージのコピーを受信すると、21 の操作として課金されます。

別のキューまたはトピックにチェーン接続されるサブスクリプションを作成するには、サブスクリプションの作成者がソースと転送先の両方のエンティティに対する管理アクセス許可を持っている必要があります。ソース トピックにメッセージを送信する場合は、ソース トピックに対する送信アクセス許可のみが必要です。

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