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Windows Phone 8 の文法

2014/06/18

対象: Windows Phone 8 および Windows Phone Silverlight 8.1 のみ

文法は、音声入力でアプリが認識する単語と語句を定義します。文法は音声認識で中心的な役割を果たし、通常は、音声認識の精度に影響する、開発者の制御下にある最も重要な要因です。

以下の 3 つの異なる種類の文法を使用すると、アプリで音声認識を実行できます。

  1. 定義済みの文法Windows Phone で提供される定義済みのディクテーション文法および Web 検索文法を使用します。

  2. リスト文法。シンプルなリストの形式で、軽量なカスタムの文法をプログラムによって作成します。

  3. XML 文法。Speech Recognition Grammar Specification (SRGS) バージョン 1.0 で定義されている XML 形式で、アプリ用のカスタム文法を作成します。

使用する文法の種類は、作成する必要がある認識操作の複雑度と、文法の作成における専門知識のレベルに応じて決まることがあります。どのアプローチも特定の認識タスクに最適の選択肢である可能性があり、またアプリで 3 種類すべての文法を使用する場合があります。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

ディクテーション文法と Web 検索文法

定義済みのディクテーション文法と Web 検索文法を使用すると、開発者が文法を作成しなくても、アプリで音声認識を実現できます。これらの文法を使用する場合、音声認識はリモート サービスにより実行され、結果が電話に返されます。

フリーテキストのディクテーション文法は、ユーザーが特定の言語で話す大部分の単語と語句を認識する可能性があり、また短い語句の認識に最適化されています。文法を指定しない場合、定義済みのディクテーション文法が既定で使用されます。フリーテキストのディクテーションは、ユーザーにどのようなことも話せるようにする必要がある場合に便利です。一般的な使用としては、メモの作成や、メッセージの内容の口述筆記があります。

Web 検索文法は、ユーザーが特定の言語で話す大量の単語と語句が含まれているという点でディクテーション文法に似ていますが、Web を検索する際にユーザーが一般的に使用する用語の認識に最適化されています。

定義済みのディクテーション文法と Web 検索文法は大容量であり、(電話上ではなく) オンラインで動作するため、パフォーマンス的には電話に存在するカスタムな文法ほど高速でない可能性があります。

プログラムによるリスト文法

プログラムによるリスト文法では、語句のリストとしてのシンプルな文法を作成する軽量なアプローチが実現されます。リスト文法は、認識操作のためアプリで受け付ける音声入力を表す文字列の配列から構成されています。文字列の配列を M:Windows.Phone.Speech.Recognition.SpeechGrammarSet.AddGrammarFromList(System.String,Windows.Foundation.Collections.IIterable`1) メソッドに渡すことで、アプリケーション内でリスト文法を作成できます。音声認識エンジンで配列のいずれかの文字列が認識された場合、認識は成功となります。

リスト文法は、組み込みのディクテーション文法よりも高速なパフォーマンスと高い精度を実現する場合があります。ただし、リスト文法が最も適しているのは単純認識のシナリオです。より複雑な認識のシナリオでオーサリングの柔軟性を高めるには、SRGS 文法を作成できます。

SRGS 文法

プログラムによるリスト文法とは異なり、SRGS 文法は、Speech Recognition Grammar Specification (SRGS) バージョン 1.0 で定義されている XML 形式を使用した静的ドキュメントとして作成します。SRGS の XML スキーマには強力なツールのセットが用意されており、基礎レベルから複雑なレベルの範囲の音声認識のシナリオ用に文法を作成できます。

詳細については、「Windows Phone 8 の SRGS 文法」を参照してください。

文法の作業を始めるには、「Windows Phone 8 の文法の追加、読み込み、プリロード」を参照してください。

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