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Service Bus for Windows Server の概要

Service Bus for Windows Server は、Windows Server で Windows Azure Service Bus のメッセージング機能を提供するインストール可能なコンポーネントのセットです。Service Bus for Windows Server は、自己管理された環境および開発者のコンピューターにおいて、緩やかに接続されたメッセージ駆動型アプリケーションを構築、テスト、および実行できるようにします。

Service Bus for Windows Server の目的は、Windows Azure と Windows Server の間に同様の機能を提供し、アプリケーションの開発と展開において柔軟性を実現することです。これは Service Bus クラウド サービスと同じアーキテクチャ上に構築され、拡張機能と復元機能を提供します。アプリケーションの開発のために公開されているプログラミング モデル、Visual Studio のサポート、および API は、クラウド サービスのプログラミング モデルおよび API と対称を成しています。これにより、それぞれのアプリケーションの開発、および 2 者間の切り替えを簡単に行うことがます。将来、オンプレミス バージョンとクラウド バージョンの間で、Windows Azure 管理ポータル上でエンティティを管理するエクスペリエンスの一貫性が実現されます。

Service Bus for Windows Server のシナリオ

  • オンプレミスで開発、クラウドで展開。この一般的なシナリオは、クラウド アプリケーション開発者が、デスクトップまたはノート PC にインストール可能な開発環境内で、アプリケーションをオンプレミスで開発およびテストするのに役立ちます。クラウド開発者をサポートするため、Service Bus for Windows Server をクライアント オペレーティング システム (Windows 7 または 8、64 ビット) 上にインストールし、SQL Express エディション (SQL Express 2008 R2 SP1 以上) を使用することができます。さらに、Service Bus for Windows Server で (ドメイン アカウントではなく) ローカル アカウントを使用するように構成し、ドメインに参加していないコンピューターまたはオフラインのコンピューター上で開発を行うことができます。

  • 柔軟な展開。幅広い顧客にソリューションを提供するソフトウェア ベンダーには、ソリューションをクラウド アプリケーションとしても、顧客に配布してオンプレミスでも展開したいという希望があります。同様に、エンタープライズにはアプリケーションを展開する場所を選択したいという希望があります。このシナリオをサポートするため、Service Bus for Windows Server では Windows Azure Service Bus (Microsoft PaaS サービス) との調和を図ると共に、IaaS のサポートを提供します。調和は、機能セットのサポート (このリリースでは仲介型メッセージのみ)、同一の SDK、および構成可能な接続文字列のサポートから始まります。これにより、顧客はソリューションを再ビルドすることなく、展開オプションを変更できます。

  • オンプレミスの発行とサブスクライブ。サービスとアプリケーションを開発するエンタープライズのために、Service Bus for Windows Server では、発行とサブスクライブに関する豊富な機能セットを備えた Messaging Oriented Middleware (MOM) レイヤーを提供しています。このシナリオをサポートするために、Service Bus for Windows Server は、高可用性、スケーラビリティ、Windows トークンベース認証 (Active Directory のサポート) などの機能を提供しています。

Service Bus for Windows Server のメッセージ機能

Service Bus for Windows Server では、Windows Azure Service Bus と同じ仲介型メッセージ機能セットをサポートしています。Service Bus キューは、幅広いプロトコルと API に対応した、信頼性の高いメッセージ保存と取得を実現します。

Service Bus キュー

Service Bus キューは、メッセージ受信者が自身のペースでメッセージを処理できるようにして、負荷平準化を実現します。さらに、Service Bus キューは、同じキューからのメッセージを受け入れられる複数の競合受信者を持つことで、負荷平準化を実現します。Service Bus キューの詳細情報:、「Service Bus のキューを使用する方法.」を参照してください。

Service Bus トピック

キュー機能以外に、Service Bus トピックとサブスクリプションは、同時接続している複数のサブスクライバーが、発行されたメッセージ ストリームのフィルター処理されたビューまたはフィルター処理されていないビューを個別に取得できるようにする高機能な発行とサブスクライブ機能を提供します。Service Bus トピックの詳細情報:、「Service Bus のトピック/サブスクリプションの使用方法」を参照してください。

Service Bus for Windows Server のプラットフォーム機能

Service Bus for Windows Server は、拡張性と高可用性の両方を備えるマルチホスト ファーム トポロジを備えた、エンタープライズ アプリケーション向けのメッセージング プラットフォームを提供します。このプラットフォームは Windows Server と Microsoft SQL Server を基にしています。軽量な開発環境が必要な開発者は、Windows クライアント オペレーティング システム (64 ビット) と Microsoft SQL Express 上に Service Bus for Windows Server をインストールできます。

Service Bus for Windows Server は、ホストされた Microsoft SQL Server データベースを使用した Windows Azure Virtual Machine などのホストされた環境、または Windows Azure SQL データベース (IaaS) に展開できます。サポートされているプラットフォームの詳細情報:、「サポートされるトポロジ」を参照してください。

Service Bus for Windows Server と Windows Azure Service Bus の比較

Service Bus for Windows Server と Windows Azure Service Bus の間には API やメッセージ機能の面で調和が存在しますが、この 2 つの Service Bus 製品には違いがあります。

  • 管理の状態に関しては、ホストされた Platform As A Service (Windows Azure) 環境では、PaaS ベンダー (Microsoft) が管理を実施します。Service Bus for Windows Server では、ローカル管理者が Service Bus for Windows Server ファームの展開、セキュリティ保護、拡張、監視を実施します。

  • Windows Azure および Windows Server の両方で、Service Bus は、そのメッセージング エンティティへのアクセスを認証するためにアクセス トークンを要求します。Windows Azure Active Directory アクセス制御 (アクセス制御サービスまたは ACS) が Windows Server で使用できないため、Service Bus for Windows Server では、Windows セキュリティ モデルに統合された単純な Service Bus セキュリティ トークン サービス (SBSTS) があります。SBSTS は Windows ID (ローカルの Windows ID ストアまたは Active Directory に格納されています) に基づいて Simple Web Token (SWT) を発行できます。

  • Windows Azure Service Bus ではクォータやその他のランタイム設定は固定ですが、Service Bus for Windows Server では管理者がこれらの設定を変更し、Service Bus for Windows Server ファームをカスタマイズできます。

  • Windows Azure Service Bus ではアドレス指定スキーマは固定です。つまり、すべてのエンドポイントでは、URL の末尾に Service Bus が追加されます。Service Bus for Windows Server では、ホストの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用することも、サービスを表すマッピング済み DNS エントリを使用することもできます。


ビルド日:

2013-07-25
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