PowerShell を使用した構成

これらのコマンドレットを使用して、Service Bus for Windows Server の構成を設定または変更する PowerShell スクリプトを作成できます。

PowerShell を手動で実行して構成コマンドレットを入力するには、以下の手順に従います。

  1. [スタート] メニューを開きます。

  2. [すべてのプログラム] で、[Windows Azure Service Bus 1.0] に移動します。[Service Bus PowerShell] のショートカットをクリックして、PowerShell コンソールを起動します。

次の表では、Service Bus for Windows Server の構成に使用するコマンドレットの一覧を示します。障害が発生した場合、コマンドレットは再入可能です。たとえば、ファームの構成の間に SQL の接続が失われた場合、New-SBFarm の実行は失敗します。その場合は、SQL Server が稼働していることを確認し、New-SBFarm を再び呼び出します。

構成処理 PowerShell コマンドレット 効果

ファームとノードを管理する

New-SBFarm

新しいファームを作成します。

Add-SBHost

既存のファームにノードを追加します。

Remove-SBHost

ファームからノードを削除します。

証明書を管理する

Set-SBCertificate

Service Bus for Windows Server ファームに提供されている証明書を置き換えます。変化する証明書のセキュリティ準拠要件に従うために、このコマンドレットを使用します。

Set-SBCertificateAutogenerationKey

このコマンドレットを使用すると、自動生成された証明書の保護に使用されるキーを変更できます。キーを変更すると、自動生成に使用される証明機関および自動生成された証明書が再生成されます。したがって、新しい CA をクライアント コンピューターにインストールする必要があります。

Update-SBHost

変更をファームの各コンピューターに伝達します。ファーム内の各コンピューターに新しい証明書を手動でインストールする必要があります。

Get-SBAutoGeneratedCA

証明書の自動生成に使用された証明機関を取得します。Service Bus for Windows Server のクライアントがサーバー コンピューターと同じコンピューターにない場合、この CA をクライアント コンピューターにインストールする必要があります。

Get-SBFarm

ファームの構成値を表示します。

Get-SBFarmStatus

ファームのステータス値を表示します。

サーバーを起動および停止する

Start-SBHost

コンピューターでサービスを開始します。

Stop-SBHost

コンピューターでサービスを停止します。

Service Bus for Windows Server ファームを起動および停止します。

Start-SBFarm

Service Bus for Windows Server サービスを開始します。

Stop-SBFarm

Service Bus for Windows Server サービスを停止します。

CEIP (カスタマー エクスペリエンス向上プログラム) への参加を有効または無効にします。

Enable-SBHostCEIP

カスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加を有効にします。

Disable-SBHostCEIP

現在のカスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加を無効にします。

Service Bus for Windows Server ファームを作成する方法を示すスクリプトが、「Service Bus Farm を作成するためのサンプル スクリプト」にあります。

ビルド日:

2013-07-25