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クラウド サービス

更新日: 2012年6月

Windows Azure のクラウド サービスは、クラウド サービスで実行するように設計されているアプリケーションと、クラウド サービスの実行方法を定義する XML 構成ファイルから構成されます。

サービス モデルは、ServiceDefinition.csdef ファイルで一覧に指定されている設定と、ServiceConfiguration.cscfg ファイルで構成されている設定によって決まります。定義ファイルは、アプリケーションがデプロイ用に準備されるときに、ロールのバイナリと同じパッケージに収められます。ServiceConfiguration.cscfg ファイルは、パッケージと共にデプロイされ、アプリケーションの実行方法を決定するために Windows Azure によって使用されます。

ServiceDefinition.csdef ファイルで設定を定義することで、アプリケーションのロールとリソースを定義できます。Windows Azure でクラウド サービスとして実行されるアプリケーションは、使用できるロール タイプの 1 つ以上のインスタンスを実装します。Windows Azure では、実行中のロール インスタンスが複数コンピューターでレプリケートされ、クラウド サービスのすべてまたは一部の機能を実装します。

Windows Azure で実行するアプリケーションの作成を始める前に、「Windows Azure アプリケーションの計画と設計」に示されている情報を確認することをお勧めします。

Windows Azure では、現在次の種類のロールがサポートされています。

  • Web ロール – IIS 7 と ASP.NET によってサポートされている Web アプリケーション プログラミング用にカスタマイズされたロールです。この種のロールを使用する利点は、IIS 設定が自動的に行われることです。このロールは、クラウド サービスに Web ベースのフロントエンドを提供する場合に最適です。長期的に実行するプロセスには向きません。

  • ワーカー ロール – 一般化された開発に役立ち、Web ロールのためにバックグラウンド処理を実行できるロールです。長期的に実行するタスクまたは断続的なタスクを実行するバックグラウンド処理が必要な場合は、このロールを使用してください。

アプリケーションを実行するクラウド サービスを作成した後は、ロール インスタンスにリモート アクセスし、仮想マシンで設定を構成したり、問題をトラブルシューティングしたりできます。そのためには、適切な証明書を Windows Azure 管理ポータルにアップロードし、使用されるパスワードを暗号化し、RemoteAccess モジュールおよび RemoteForwarder モジュールをインポートするための Import 要素を ServiceDefinition.csdef ファイルに追加する必要があります。

クラウド サービスのロール インスタンスは、必要な通信手段に基づいて、内部接続または外部接続で通信します。ロール インスタンスは、HTTP、HTTPS、Microsoft .NET APIs for TCP/IP の各ソケットを使用してこれらの接続を行うことができます。外部接続は入力エンドポイントと呼ばれ、内部接続は内部エンドポイントと呼ばれます。エンドポイントはポートと関連付けられますが、外部エンドポイントは定義したポートと関連付けられ、内部エンドポイントは Windows Azure によって動的に割り当てられたポートです。

スタートアップ タスクを使用して、ロール インスタンスの開始前に操作を実行できます。実行する操作には、コンポーネントのインストール、COM コンポーネントの登録、レジストリ キーの設定、長い実行プロセスの開始が含まれています。スタートアップ タスクは、ServiceDefinition.csdef ファイルで定義することによって、ロールに追加します。

RoleEntryPoint クラスには、Web ロールまたはワーカー ロールを開始、実行、または停止するときに Windows Azure が呼び出すメソッドが含まれています。これらのメソッドをオプションでオーバーライドし、ロールの初期化、ロールのシャットダウン シーケンス、またはロールの実行スレッドを管理できます。ワーカー ロールは RoleEntryPoint クラスを拡張する必要があります。Web ロールの場合、RoleEntryPoint の拡張はオプションです。VM ロールの場合、RoleEntryPoint クラスの代わりに Windows サービスを使用します。

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