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Windows Azure Backup エージェントを使用したバックアップのスケジュール

発行: 2012年2月

更新日: 2013年12月

適用対象: Windows Server 2008 R2 with SP1, Windows Server 2012

Windows Azure へのバックアップを実行する前に、Windows Azure Backup のバックアップ スケジュールが必要です。このスケジュールの構成が完了したら、必要に応じてバックアップを作成できます。

このドキュメントの内容

note
このトピックには、説明する手順の一部を自動化するために使用できるサンプルの Windows PowerShell コマンドレットが含まれます。詳細については、「コマンドレットの使用」を参照してください。

Windows Azure Backup を使用してバックアップを作成するには、有効な Windows Azure サブスクリプションを所有し、「Windows Azure Backup エージェントのインストールと証明書のアップロード」の説明に従って Windows Azure Backup エージェントと必須ソフトウェアをすべてインストールしている必要があります。さらに、「Windows Azure Backup へのサーバーの登録」の説明に従って Windows Azure Backup をサーバーに登録する必要があります。これらの作業が正常に完了すると、Windows Azure Backup スナップイン (obsadmin.msc) を使用するか、Windows Azure Backup 用の Windows PowerShell コマンドレットを使用して、バックアップのスケジュールを設定できます。

Warning警告
サーバー上のデータのバックアップまたは復旧に Windows Azure Backup を使用している場合、そのサーバーに対して新しくバックアップ操作を開始することはできません。つまり、バックアップ操作の進行中に復旧を開始することはできません。不要な復旧操作を実行するバックアップ操作を取り消す必要がある場合は、バックアップが完了した部分は削除されません。代わりに、次回のバックアップ実行時に増分バックアップが実行され、変更された部分をすべて反映して、バックアップを完了します。

バックアップ スケジュールはバックアップ プロセスで最も重要な部分です。バックアップ スケジュールによって、バックアップするファイルとフォルダーを指定し、バックアップの実行日時を指定します。

Windows PowerShell を使用してこの手順を実行する

スケジュールされたバックアップを作成するには

  1. Windows ロゴ キー + Q を押して、[アプリ] メニューを開き、[Windows Azure Backup エージェント] をクリックします。Windows Azure Backup エージェント スナップインが開きます。

  2. [アクション] メニューの [スケジュールによるバックアップ] をクリックして、スケジュール バックアップ ウィザードを開きます。[はじめに] ページが表示されます。[次へ] をクリックして次に進みます。

  3. [バックアップする項目を選択] ページが表示されます。このページで指定された項目が、バックアップするファイルおよびフォルダーの一覧に含まれます。

    [項目の選択] をクリックすると、ダイアログ ボックスが開き、ファイル システムのツリー ビューが表示されます。バックアップするファイルとフォルダーを参照して、選択します。

    [除外の設定] をクリックすると、ダイアログ ボックスが開き、バックアップする必要がないファイルまたはフォルダーを選択できます。

    note
    バックアップするファイルの一覧を短くすればするほど、バックアップ プロセスの効率が向上します。たとえば、ユーザー全員のデータ ファイルの格納に使用されているフォルダー D: をバックアップするとします。この場所に、各ユーザーが個人用フォルダーを置いています。しかし、D:\temp はバックアップから除外する必要があります。このフォルダーはクリーンアップ用に使用され、有用なデータが含まれていないためです。そのために、[項目の選択] ダイアログ ボックスを開き、D:\temp のチェック マークをオフにして、ユーザー フォルダーのその他の項目をオンにしたまま残すとします。この場合、バックアップの一覧に各フォルダーを個別に追加するため、一覧が非常に長くなります。その代わりに、D:\ 全体をバックアップするように選択した後で、[除外の設定] ダイアログ ボックスで除外する項目として D:\temp を追加します。この場合はバックアップの一覧の項目が 2 つになるため、処理が大幅に速くなります。

    バックアップするファイルとフォルダーを指定したら、[次へ] をクリックして次に進みます。

  4. [バックアップの時間の指定] ページが表示されます。バックアップを実行する曜日と時刻を選択します。[次へ] をクリックして次に進みます。

  5. [保持設定の指定] ページが表示されます。バックアップの保持期間は 7 日、15 日、30 日のいずれかを指定できます。保持期間の設定によって、バックアップされたデータが Windows Azure Backup に格納される期間の上限を指定します。保持ポリシーを設定するときには、Windows Azure Backup で使用されているストレージ領域の容量を考慮してください。バックアップ データの量が使用可能なストレージ領域の容量を超えると、バックアップが失敗するようになります。[次へ] をクリックして次に進みます。

  6. [確認] ページが表示されます。このページに、ウィザードを使用して指定したバックアップ スケジュールが表示されます。変更する必要がある場合は、[戻る] をクリックして変更を加えます。[完了] をクリックすると、スケジュールが作成されます。

  7. [概要] ページが開き、オンライン バックアップ スケジュールが正常に作成されたというメッセージが表示されます。これで、ウィザードを終了できます。

スケジュールを構成すると、バックアップ スケジュールの詳細が Windows Azure Backup スナップインに表示されます。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。

Windows PowerShell 内から新しいバックアップを開始するには、バックアップ ポリシー、データの場所、バックアップ ジョブのスケジュール、およびバックアップ ポリシーのデータ保持ポリシーを定義する必要があります。次のコマンドを実行すると、基本的なバックアップ ジョブのオブジェクト変数を設定します。

$policy = New-OBPolicy
$filespec = New-OBFileSpec -FileSpec <C:\Documents\Contracts>
$sched = New-OBSchedule -DaysofWeek Wednesday -TimesofDay 09:30
$ret = New-OBRetentionPolicy -RetentionDays 30

次の Windows PowerShell スクリプトの例では、C:\Documents\Contracts フォルダー内のファイルおよびフォルダーをすべてバックアップできる、$policy という名前の新しい Windows Azure Backup ポリシーを作成します。このバックアップ ポリシーは水曜日の午前 9:30 に実行され、バックアップ内のデータを 30 日間保持します。

この新しいポリシーに変数を追加するには、次のコマンドを実行します。

Add-OBFileSpec -Policy $policy -FileSpec $filespec
Set-OBSchedule -policy $policy -schedule $sched
Set-OBRetentionPolicy -policy $policy -rententionpolicy $ret

このコマンドで、前に示した変数をすべて $policy オンライン バックアップ ポリシー オブジェクトに入力します。最後に、オンライン バックアップ ポリシーを保存します。それには、次のコマンドレットを使用します。

Set-OBPolicy -policy $policy

Windows PowerShell に、このバックアップ ポリシーを保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。これを保存すると、スケジュール設定された次の日時に新しいバックアップ ポリシーが実行されます。

バックアップ対象の項目がバックアップされることと、Windows Azure Backup の最初のイメージが格納されることを確認するために、初期バックアップを作成する場合があります。即時バックアップ ウィザードを使用すると、スケジュールで指定された時間を待たずに、バックアップ スケジュールをすぐに実行することができます。即時バックアップ ウィザードを実行しても、バックアップはスケジュールに従って実行されます。単に、復旧ポイントが追加されるだけです。

Windows PowerShell を使用してこの手順を実行する

バックアップをすぐに実行するには

  1. スタート画面で「 obsadmin.msc」と入力します。

  2. [アクション] メニューで、[今すぐバックアップ] をクリックして、即時バックアップ ウィザードを開きます。[確認] ページが表示されます。その項目がバックアップの対象であることを確認します。[次へ] をクリックして次に進みます。

    帯域調整の設定、プロキシ サーバーの設定、または新しい暗号化パスフレーズを指定する必要がある場合、バックアップを実行する前に [サーバー プロパティの変更] をクリックし、必要な変更を加えます。

  3. [バックアップ] をクリックしてバックアップ プロセスを開始します。[バックアップの進行状況] ページが開き、バックアップされたデータの量が表示されます。

    note
    データはクラウド バックアップ サーバーに送信される前に圧縮されて暗号化され、メタデータがバックアップに追加されます。そのため、転送されるデータの量は、そのデータがローカル サーバー上で占有する領域の量と異なります。小さなデータセットでも、復旧ポイントを暗号化して識別するための追加情報が追加されるため、大きなデータセットよりも占有する領域が大きくなる場合があります。

  4. バックアップの実行中にウィザードを閉じ、Windows Azure Backup スナップインを使用して進行状況を追跡できます。バックアップが完了すると、[ジョブ] ペインに [ジョブが完了しました] という状態が表示されます。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。

次のコード例を使用すると、サーバーに構成された現在のバックアップ ポリシーを使用して、すぐに 1 回のみのバックアップを実行することができます。

$policy = Get-OBPolicy
Start-OBBackup -Policy $policy -Force

Windows Azure Backup エージェントを使用したファイルとフォルダーの復旧」に続きます。

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