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Azure のコマンド ライン ビルド

更新日: 2014年9月

コマンド プロンプトで MSBuild を実行することで、Azure のデプロイ用パッケージを作成できます。一部のビルド プロセスを自動化するだけでなく、デバッグ、ステージング、および運用用のビルドを構成、定義できます。

このトピックの内容

Microsoft Build Engine (MSBuild) を使用すると、Visual Studio がインストールされていないビルド ラボ環境で製品のビルドを構築できます。MSBuild は、拡張可能で Microsoft が完全にサポートしている XML 形式をプロジェクト ファイルに使用します。このファイル形式では、1 つまたは複数のプラットフォームや構成でビルドが必要な項目を記述できます。

MSBuild はコマンド プロンプトで実行することもできます。以下でその方法について説明します。コマンド プロンプトでプロパティを設定すると、プロジェクトの特定の構成を作成できます。同様に、MSBuild コマンドがビルドするターゲットを定義することもできます。コマンド ライン パラメーターおよび MSBuild の詳細については、「MSBuild コマンド ライン リファレンス」を参照してください。

MSBuild を使用して Azure のパッケージを作成するには、ソフトウェアおよびツールをビルド サーバーにインストールする必要があります。次の手順で説明します。

  1. MSBuild を含む .NET Framework 4 または .NET Framework 4.5 をインストールします。

  2. Azure オーサリング ツールをインストールします (MicrosoftAzureAuthoringTools-x64.msi または MicrosoftAzureAuthoringTools-x86.msi を検索します)。

  3. Azure Libraries for .NET をインストールします (MicrosoftAzureLibsForNet-x64.msi または MicrosoftAzureLibs-x86.msi を検索します)。

  4. 別のコンピューターの Visual Studio インストールにある Microsoft.WebApplication.targets ファイルをコピーします。

    このファイルは、ディレクトリ C:\Program Files (x86)\MSBuild\Microsoft\Visual Studio\v12.0\WebApplications (Visual Studio 2012 の場合は v11.0) にあります。これをビルド サーバー上の同じディレクトリにコピーする必要があります。

  5. Azure Tools for Visual Studio をインストールします。Visual Studio 2013 プロジェクトをビルドするには、WindowsAzureTools.vs120.exe を見つけます。

パッケージを作成する最も簡単な方法は、/t:Publish オプションを指定して MSBuild を実行することです。既定では、このコマンドは ProjectDir\bin\Configuration\app.publish\ など、プロジェクトのルート フォルダーに関連するディレクトリを作成します。Azure プロジェクトをビルドする際、次に示すパッケージ ファイル自体と付随する構成ファイルの 2 つのファイルを生成します。

  • Project.cspkg

  • ServiceConfiguration.TargetProfile.cscfg

既定では、各 Azure プロジェクトにはローカル (デバッグ) ビルド用に 1 つ、クラウド (ステージングまたは運用) ビルド用に 1 つのサービス構成ファイルが含まれていますが、必要に応じてサービス構成ファイルを追加または削除できます。Visual Studio 内でパッケージをビルドする場合、どのサービス構成ファイルをパッケージに関連付けるか尋ねられます。MSBuild を使用してパッケージを作成する際、既定ではローカルのサービス構成ファイルが含まれます。別のサービス構成ファイルを含めるには、MSBuild コマンドの TargetProfile プロパティを設定します (MSBuild /t:Publish /p:TargetProfile=ProfileName)。

パッケージと構成ファイルの格納に別のディレクトリを使用する場合は、/p:PublishDir=Directory\ オプション (末尾に円記号の区切り記号を含める) を使用してパスを設定します。

パッケージは、ビルド後、Azure にデプロイできます。このプロセスについて説明するチュートリアルについては、Azure の Web サイトを参照してください。このプロセスを自動化する方法の詳細については、「Continuous Delivery for Cloud Services in Azure」を参照してください。

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