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Windows Phone 8 の分離ストレージ エクスプローラー ツールを使用する方法

2014/06/18

対象: Windows Phone 8 および Windows Phone Silverlight 8.1 | Windows Phone OS 7.1

分離ストレージ エクスプローラー (ISETool.exe) は、Windows Phone SDK と共にインストールされるコマンド ライン ツールです。分離ストレージ エクスプローラーを使用して、アプリのローカル フォルダー内のファイルおよびディレクトリのリスティング、コピー、および置き換えを行うことができます。これらのコマンドを使用して、正しいファイルが正しい場所に保存されることを確認したり、指定したファイルでアプリをテストしたりできます。

分離ストレージに対して、コマンドライン ツールの代わりにビジュアル ブラウザーを使用するには、このトピックで後述する「ローカル フォルダーを調査するためのその他のツール」を参照してください。

Windows Phone アプリのローカル フォルダーにデータを保存する方法については、「Windows Phone 8 のデータ」を参照してください。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

分離ストレージ エクスプローラーは、Windows Phone OS 8.0 または Windows Phone OS 7.1 をターゲットにするアプリに対して、Windows Phone Emulator または開発者によって登録されたデバイスと共に使用できます。

分離ストレージ エクスプローラーは次の場所にインストールされます。

Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows Phone\v8.0\Tools\IsolatedStorageExplorerTool

分離ストレージ エクスプローラーを使用するには、次の条件を満たす必要があります。

  • テストするアプリがエミュレーターまたはデバイスにインストールされている必要があります。

  • エミュレーターまたはデバイスは実行されている必要がありますが、アプリは実行されている必要はありません。

分離ストレージ エクスプローラーでは、次の操作を実行できません。

  • Windows Phone ストア からインストールしたアプリの分離ストレージは表示できません。

  • 分離ストレージ エクスプローラーのローカル フォルダーに保存されているアプリ設定を表示することはできません。これらは、IsolatedStorageSettings クラスを使用してアプリが保存した設定です。

分離ストレージ エクスプローラーの構文を次に示します。

ISETool.exe <cmd[:param]> <target-device[:param]> <product-id> [<desktop-path>]

次の表に、分離ストレージ エクスプローラーのコマンド ライン オプションを示します。

オプション

説明

cmd[:param]

cmd オプション説明
ts(スナップショットの取得) デバイスまたはエミュレーターのローカル フォルダー内のファイルおよびディレクトリをコンピューターにコピーします。ts オプションを指定すると、コンピューター上の指定したターゲット フォルダーの下に作成された IsolatedStore フォルダーに、フォルダーとファイルがコピーされます。ts オプションを指定すると、ターゲット ディレクトリ内に作成された IsolatedStore フォルダーに次のサブディレクトリも作成されます。
  • Shared\Transfers。Transfers ディレクトリには、バックグラウンド転送データが含まれています。バックグラウンド転送の詳細については、「Windows Phone 8 のバックグラウンド ファイル転送」を参照してください。

  • Shared\ShellContent。ShellContent ディレクトリには、タイル データが含まれています。タイルの詳細については、「Windows Phone 8 のタイル」を参照してください。

  • Shared\Media。

rs
(スナップショットの復元) デバイスまたはエミュレーター上のローカル フォルダー内のファイルおよびディレクトリを、コンピューターのファイルおよびディレクトリに置き換えます。
注意注意:
ts オプションを使用してダウンロードしたフォルダーとファイルを、rs オプションを使用してアップロードする場合は、rs オプションのソース フォルダーとして、コンピューター上に作成された IsolatedStorage フォルダーを ts オプションで指定してください。
dir[:device-path]ローカル フォルダーの指定したディレクトリ内のファイルおよびディレクトリをリストします。ディレクトリが指定されていない場合は、アプリのローカル フォルダーのルート内のファイルおよびディレクトリがリストされます。ファイルまたはディレクトリが見つからなかった場合は、エラーが発生します。ディレクトリ エントリには、先頭や末尾にスラッシュを付けないでください。
EnumerateDevicesデバイスごとに有効なデバイス ターゲットとデバイス インデックスを表示します。

target-device[:param]

target-device オプション説明
xdエミュレーターをターゲットにすることを示します。
deテザリングされたデバイスをターゲットにすることを示します。
deviceindex:nインデックス n でリストされたデバイスをターゲットにすることを示します。使用可能なデバイスのリストを取得するには、コマンド ISETool EnumerateDevices を実行します。

product-id

テスト対象のアプリの WMAppManifest.xml ファイルの ProductID を指定します。

desktop-path

ローカル フォルダー ファイルの書き込み先またはコピー元となるコンピューター上のディレクトリを指定します。

指定したディレクトリが既に存在している場合、ts コマンドはディレクトリのコンテンツを警告なしに上書きします。

ts オプションを使って、エミュレーターまたはデバイスからコンピューターにファイルをコピーすると、指定したディレクトリの下にある IsolatedStore フォルダーに、ツールによってファイルがコピーされます。

次の例では、アプリの ProductID が f8ce6878-0aeb-497f-bcf4-65be961d4bba であると仮定します。

ISETool.exe ts xd f8ce6878-0aeb-497f-bcf4-65be961d4bba c:\data\myfiles

既定のエミュレーターのアプリのローカル フォルダー コンテンツを、コンピューター上の C:\data\myfiles\IsolatedStore フォルダーにダウンロードします。このツールは、指定したディレクトリの下に IsolatedStore フォルダーを作成します。

ISETool.exe rs de f8ce6878-0aeb-497f-bcf4-65be961d4bba c:\data\myfiles

コンピューター上の C:\data\myfiles フォルダーのすべてのファイルを、アタッチされたデバイス上のアプリのローカル フォルダーにアップロードします。

注意注意:

ts オプションを使用してダウンロードしたフォルダーとファイルを、rs オプションを使用してアップロードする場合は、rs オプションのソース フォルダーとして、コンピューター上に作成された IsolatedStorage フォルダーを ts オプションで指定してください。

ISETool.exe rs deviceindex:2 f8ce6878-0aeb-497f-bcf4-65be961d4bba c:\data\myfiles

コンピューター上の C:\data\myfiles フォルダーのすべてのファイルを、デバイス インデックス 2 で指定されたデバイスにアップロードします。使用可能なデバイスのリストを取得するには、コマンド ISETool EnumerateDevices を実行します。

ISETool.exe EnumerateDevices

デバイスごとに有効なデバイス ターゲットとデバイス インデックスを表示します。

ISETool.exe dir:"My Folder\Images" deviceindex:2 f8ce6878-0aeb-497f-bcf4-65be961d4bba

インデックス 2 のデバイス上にあるアプリの分離ストア内の \My Folder\Images サブフォルダ―のコンテンツをリストします。使用可能なデバイスのリストを取得するには、コマンド ISETool EnumerateDevices を実行します。

分離ストレージ エクスプローラーを使用して、アプリのローカル フォルダー内のファイルおよびディレクトリをリストできます。

dir オプションを使用してローカル フォルダー内のファイルをリストするには

  1. エミュレーターまたはデバイスに対してテストするアプリを展開します。

  2. 必要に応じてアプリを実行して、ローカル フォルダー内にファイルまたはディレクトリを作成します。

  3. WMAppManifest.xml ファイルの App 要素の ProductID 属性で指定されたアプリの製品 GUID を取得します。

  4. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、ISETool.exe の場所に移動します。

  5. アプリのローカル フォルダーのルートにあるファイルおよびディレクトリをリストするには、前の手順で取得した Product GUID を使用して次のコマンドを入力します。

    ISETool.exe dir <xd|de> <product-id>

    エミュレーター上のアプリのローカル フォルダーのルートにあるファイルおよびディレクトリをリストするコマンドの例を次に示します。

    ISETool.exe dir xd 11111111-2222-3333-4444-555555555555

    ファイルまたはディレクトリが見つからない場合は、次のテキストが表示されます。

    • ディレクトリ リスティング エラー。指定したファイルが見つかりません。

  6. アプリのローカル フォルダーにディレクトリが含まれている場合は、次のコマンドを入力します。

    ISETool.exe dir:device-path <xd|de> <product-id>

    エミュレーター上のアプリのローカル フォルダー内にある Images という名前のディレクトリのコンテンツをリストするコマンドの例を次に示します。

    ISETool.exe dir:"Images" xd 11111111-2222-3333-4444-555555555555

    メモメモ:

    ディレクトリ エントリには、先頭や末尾にスラッシュを付けないでください。

分離ストレージ エクスプローラーを使用して、エミュレーターまたはデバイス上のアプリのローカル フォルダー内のファイルおよびディレクトリをコンピューターにコピーできます。次に、ファイルを参照して、アプリがこれらのファイルを正しいデータと共に正しい場所に保存していることを確認できます。

ts オプションを使用してローカル フォルダーからコンピューターへファイルをコピーするには

  1. テスト対象のアプリをエミュレーターまたはデバイスに配置します。

  2. アプリを実行して、ローカル フォルダー内にファイルまたはディレクトリを作成します。

  3. WMAppManifest.xml ファイルの App 要素の ProductID 属性で指定されたアプリの製品 GUID を取得します。

  4. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、ISETool.exe の場所に移動します。

  5. アプリのローカル フォルダーのすべてのファイルをコンピューターにコピーするには、前の手順で取得した Product GUID を使用して次のコマンドを入力し、コンピューター上のターゲット ディレクトリを指定します。

    ISETool.exe ts <xd|de> <product-id> <desktop-path>

    ローカル フォルダー ファイルをコンピューター上のディレクトリ "C:\Data\My Files\IsolatedStore" にコピーするコマンドの例を次に示します。

    ISETool.exe ts xd 11111111-2222-3333-4444-555555555555 "C:\Data\My Files"

    このコマンドは、コンピューター上にターゲット ディレクトリを作成してから、ターゲット ディレクトリ内に IsolatedStore ディレクトリを作成します。次に、アプリのローカル フォルダーのファイルおよびディレクトリを IsolatedStore ディレクトリにコピーします。

    注意注意:

    ターゲット ディレクトリが既に存在しており、ファイルを再度コピーする場合は、ターゲット ディレクトリのコンテンツ全体が警告なしに上書きされます。

分離ストレージ エクスプローラーを使用して、エミュレーターまたはデバイス上のアプリのローカル フォルダー内のファイルおよびディレクトリを、コンピューターのファイルおよびディレクトリに置き換えることができます。アプリをテストする際に、ファイルを置き換えると便利な場合があります。

rs オプションを使用してローカル フォルダー内のファイルを置き換えるには

  1. エミュレーターまたはデバイスに対してテストするアプリを展開します。

  2. WMAppManifest.xml ファイルの App 要素の ProductID 属性で指定されたアプリの製品 GUID を取得します。

  3. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、ISETool.exe の場所に移動します。

  4. アプリのローカル フォルダー内のすべてのファイルをコンピューターのファイルに置き換えるには、前の手順で取得した Product GUID を使用して次のコマンドを入力し、コンピューター上のソース ディレクトリを指定します。

    ISETool.exe rs <xd|de> <product-id> <desktop-path>

    アプリのローカル フォルダー内のファイルおよびディレクトリを、コンピューター上のディレクトリ "C:\Data\My Files" のファイルに置き換えるコマンドの例を次に示します。

    ISETool.exe rs xd 11111111-2222-3333-4444-555555555555 "C:\Data\My Files"

    注意注意:

    ts オプションを使用してダウンロードしたフォルダーとファイルを、rs オプションを使用してアップロードする場合は、rs オプションのソース フォルダーとして、コンピューター上に作成された IsolatedStorage フォルダーを ts オプションで指定してください。

分離ストレージに対して、コマンドライン ツールの代わりにビジュアル ブラウザーを使用するには、以下のオープン ソース ツールを検討してください。

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