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MAKEHM サンプル:ヘルプのコンテキストでのリソースの関連のユーティリティ

MAKEHM サンプルは、リソース ID とヘルプ コンテキストを関連付けるコンソール アプリケーションです。 MAKEHM には、MFC を使用するコンソール アプリケーションの例として機能し、ツールを変更できるようにするためのソースが用意されています。

MAKEHM などのコンソール アプリケーションは、グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI: Graphical User Interface) アプリケーションと同じ MFC ライブラリのバリアントとリンクされます。

セキュリティに関するメモセキュリティに関するメモ

このサンプル コードは概念を示すためのものであり、その概念に関連するコードのみを示しています。特定の環境について必ずしもセキュリティ要件を満たしていませんので、そのまま使用しないでください。セキュリティおよびエラー処理コードを追加して、プロジェクトをより安全かつ堅牢にすることをお勧めします。これらのサンプル コードは、現状有姿のままで提供されるものであり、一切保証されていません。

サンプルとそのインストール手順を取得するには

Visual Studio のサンプルにアクセスするには

  • [ヘルプ] メニューの [サンプル] をクリックします。

    既定では、これらのサンプルは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Samples\ にインストールされています。

  • このサンプルの最新版および他のサンプルの一覧については、MSDN Web サイト上で Visual Studio サンプル 」を参照してください。

サンプルの実行

Microsoft Visual C++ 製品をインストールしている場合、既定では、MAKEHM ユーティリティ (MAKEHM.EXE) が \\Microsoft Visual Studio .NET 2003\Common7\Tools にインストールされます。

MAKEHM を直接実行するためのコマンド ライン構文は次のとおりです。

makehm <from>,<to>,<add> [<from>, <to>,<add> [...]] <resource.h> >> [output.hm]
<from>

コマンド ID など、読み取られるシンボルのプリフィックスを指定します。

<to>

.hm ファイルで生成されるヘルプ コンテキスト ID のシンボルのプリフィックスを指定します。

<add>

ヘルプのコンテキスト番号を生成するために <from> の値に追加する、ヘルプ ID の基数です。

コマンド ラインには、<from>、<to>、<add> のセットを 1 つ以上指定できます。

<resource.h>

読み込まれるシンボルの #define 定義を提供するヘッダー ファイルです。

<output.hm>

MAKEHM によって生成される .hm ファイルです。

コマンド ラインで使用する値については、resource.h ファイルのカスタム ビルド ステップを参照してください。

Keywords

このサンプルでは、次のキーワードを使用します。

AfxThrowMemoryException; CFile::Close; CFile::GetPosition; CFile::Open; CFile::Seek; CStdioFile::ReadString; CStdioFile::WriteString; CString::GetBuffer; CString::GetLength; CString::IsEmpty; CString::ReleaseBuffer; CString::Right; __iscsym; __iscsymf; _strdup; exit; fprintf; free; isdigit; isxdigit; sprintf_s; strchr; strcmp; strnlen; strncmp; strstr; strtok

注意

このサンプルを含む一部のサンプルには、Visual C++ のウィザード、ライブラリ、およびコンパイラの変更が反映されていませんが、必要なタスクを実行する方法は示されています。

参照

その他の技術情報

MFC サンプル