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サーバー エクスプローラーを使用したストレージ リソースの参照

更新日: 2014年11月

Azure Tools for Visual Studio 2010 をインストールしている場合、Azure のストレージ アカウントから、BLOB、キュー、およびテーブルのデータを表示できます。サーバー エクスプローラーの Azure の [ストレージ] ノードに、ローカル ストレージ エミュレーター アカウントをはじめとする Azure ストレージ アカウント内のデータが表示されます。

Visual Studio でサーバー エクスプローラーを表示するには、メニュー バーで [表示][サーバー エクスプローラー] の順にクリックします。接続済みの Azure ストレージ アカウントはすべて、[ストレージ] ノードの下に表示されます。ストレージ アカウントが表示されない場合は、このトピックの最後に記載された指示に従って追加できます。

noteメモ
サーバー エクスプローラーでは、ストレージ エミュレーター アカウント内の BLOB、キュー、およびテーブルの一覧が自動的に表示されます。ストレージ エミュレーター アカウントは、サーバー エクスプローラー[ストレージ] ノードの下に [(開発)] というノードとして表示されます。ストレージ エミュレーター アカウントのリソースを表示するには、[(開発)] ノードを展開します。[(開発)] ノードを展開したとき、まだストレージ エミュレーターが起動していない場合は、自動的に起動します。これには、数秒かかる場合があります。ストレージ エミュレーターの起動中、Visual Studio の他の領域では作業を続行できます。

ストレージ アカウントのリソースを表示するには、サーバー エクスプローラーでストレージ アカウントのノードを展開します。次のサブノードが表示されます。

  • BLOB

  • キュー

  • テーブル

[BLOB] ノードには、選択したストレージ アカウントのコンテナーの一覧が表示されます。

  1. BLOB コンテナーを作成するには、[BLOB] ノードのショートカット メニューを開き、[BLOB コンテナーの作成] をクリックします。

  2. [BLOB コンテナーの作成] ダイアログ ボックスで新しいコンテナーの名前を入力し、[OK] をクリックします。

    新しい BLOB コンテナーの追加
    noteメモ
    BLOB コンテナーの名前は、数字 (0 ~ 9) または小文字の英字 (a ~ z) で始める必要があります。

  3. BLOB コンテナーを削除するには、削除する BLOB コンテナーのショートカット メニューを開き、[削除] をクリックします。

  4. BLOB コンテナーの内容を表示するには、BLOB コンテナーのショートカット メニューを開き、[表示] をクリックします。

  • BLOB コンテナーに含まれているアイテムの一覧を表示するには、一覧内の BLOB コンテナー名のショートカット メニューを開き、[BLOB コンテナーの表示] をクリックします。

    VST_SE_BlobDesigner

    表示した BLOB コンテナーの内容は、BLOB コンテナーのビューと呼ばれるタブに表示されます。BLOB コンテナーのビューの右上隅にあるボタンを使用して、BLOB に次の操作を実行できます。

    • フィルター値を入力して適用する

    • コンテナー内の BLOB の一覧を更新する

    • ファイルのアップロード

    • BLOB を削除する

    • BLOB を開く

    • BLOB をロール コンピューターに保存する

    BLOB を選択すると、その BLOB のプロパティが [プロパティ] ウィンドウに表示されます。これらのプロパティは、コンテナーを最新の情報に更新する場合にのみ、BLOB サービスから最新の値に更新されます。

  • 共通のプレフィックスを指定すると、表示される BLOB をフィルター処理できます。たとえば、Hello という接頭辞をフィルターのテキスト ボックスに入力し、[実行] をクリックすると、Hello で始まる BLOB のみが表示されます。

    VST_SE_FilterBlobs
    noteメモ
    フィルター フィールドでは大文字と小文字が区別され、ワイルド カード文字によるフィルター処理はサポートされていません。BLOB はプリフィックスでのみフィルター処理できます。仮想階層で区切り記号を使用して BLOB を整理している場合は、プリフィックスに区切り記号を含めることができます。たとえば、「HelloFabric/」というプリフィックスでフィルター処理を行うと、この文字列で始まる BLOB がすべて返されます。プレフィックスおよび区切り記号を使用した BLOB の一覧のフィルター処理の詳細については、「BLOB リソースの列挙」を参照してください。

  • 1 つ以上の BLOB のショートカット メニューを開いて [開く] をクリックするか、BLOB 名をクリックして [開く] をクリックするか、BLOB 名をダブルクリックします。

    BLOB のダウンロードの進行状況が [Azure のアクティビティ ログ] ウィンドウに表示されます。BLOB は、ファイルの種類に対する既定のエディターを開きます。オペレーティング システムがファイルの種類を認識する場合、ファイルは、ローカルにインストールされているアプリケーションで開かれます。それ以外の場合は、BLOB のファイルの種類に対応したアプリケーションを選択するように求めるメッセージが表示されます。BLOB をダウンロードしたときに作成されるローカル ファイルは、読み取り専用としてマークされます。

    BLOB データは、ローカルにキャッシュされ、BLOB サービス内の BLOB の最終更新時刻に照らしてチェックされます。最後にダウンロードされたときから BLOB が更新されている場合は、BLOB が再度ダウンロードされます。それ以外の場合は、ローカル ディスクから BLOB が読み込まれます。

    既定では、BLOB は一時ディレクトリにダウンロードされます。特定のディレクトリに BLOB をダウンロードするには、選択した BLOB 名のショートカット メニューを開き、[名前を付けて保存] をクリックします。この方法で BLOB を保存すると、BLOB ファイルは開かれません。また、読み取り/書き込み属性のローカル ファイルが作成されます。

  • コンテナーを開いて BLOB コンテナーのビューで表示しているときに、[BLOB のアップロード] をクリックします。

    アップロードするには、1 つまたは複数のファイルを選択することができ、任意の種類のファイルをアップロードできます。[Azure のアクティビティ ログ] にアップロードの進行状況が表示されます。BLOB データを操作する方法の詳細については、「.NET で Azure BLOB ストレージ サービスを使用する方法」を参照してください。

  • Azure 診断を使用して Azure アプリケーションからデータのログを記録し、ログをストレージ アカウントに転送した場合は、これらのログ用に Azure で作成されたコンテナーが表示されます。サーバー エクスプローラーでこれらのログを表示すれば、アプリケーション、特に Azure にデプロイされたアプリケーションの問題を簡単に特定できます。Azure 診断の詳細については、「Azure 診断を使用したログ データの収集」を参照してください。

  • BLOB のショートカット メニューを開き、[URL のコピー] をクリックします。

  • BLOB を選択し、[BLOB を開く] をクリックします。

    ファイルは一時的な場所にダウンロードされ、ローカル コンピューター上で開かれます。変更を行った後は、BLOB を再度アップロードする必要があります。

ストレージ サービスのキューは、ストレージ アカウント内でホストされています。ストレージ サービスを使用すると、メッセージを渡す機能によって、クラウド サービスのロールが互いにやり取りしたり、他のサービスとやり取りしたりすることができます。キューは、クラウド サービス、および外部クライアントの Web サービスからプログラムによってアクセスできます。キューは、Visual Studio のサーバー エクスプローラーを使用して直接アクセスすることもできます。

キューを使用するクラウド サービスを開発する場合は、コードを開発およびテストするときに、Visual Studio を使用してキューを対話的に作成したり操作したりすることができます。

サーバー エクスプローラーでは、ストレージ アカウント内のキューの表示、キューの作成および削除、キューを開いてメッセージを表示、メッセージをキューに追加などの操作を行うことができます。キューを開いて表示すると、個々のメッセージを表示したり、左上隅のボタンを使用して、キューに次の操作を実行したりすることができます。

  • キューの表示を更新する

  • メッセージをキューに追加する

  • 最上位のメッセージをデキューする

  • キュー全体をクリアする

次の図は、2 つのメッセージを含むキューを示しています。

キューの表示

ストレージ サービスのキューの詳細については、「キュー ストレージ サービスを使用する方法」を参照してください。ストレージ サービスのキューの Web サービスに関する詳細については、「キュー サービスの概念」を参照してください。Visual Studio を使用して、ストレージ サービスのキューにメッセージを送信する方法の詳細については、「ストレージ サービスのキューにメッセージを送信する」を参照してください。

Warning警告
ストレージ サービスのキューは、サービス バスのキューとは異なります。Service Bus キューの詳細については、「サービス バス キュー、トピック、およびサブスクリプション」を参照してください。

[テーブル] ノードを展開すると、ストレージ アカウントのテーブルの一覧が表示されます。テーブルのデータを表示するには、テーブルのショートカット メニューを開き、[テーブルの表示] をクリックします。テーブルは、エンティティ (行に表示) とプロパティ (列に表示) で構成されています。テーブル デザイナーに一覧表示されたエンティティの例を次の図に示します。

ソリューション エクスプローラーの Azure テーブル

テーブルを作成するには、サーバー エクスプローラーを使用します。テーブルを作成するには、[テーブル] ノードのショートカット メニューを開き、[テーブルの作成] をクリックします。

  • エンティティ (単一の行) またはプロパティ (単一のセル) のショートカット メニューを開き、[編集] をクリックします。

    テーブル エンティティの追加または編集

    単一テーブルのエンティティで、同じプロパティ (列) セットを持つ必要はありません。テーブル データの表示および編集には、次の制限があることに留意する必要があります。

    • バイナリ データ (byte[] 型) を表示または編集することはできませんが、テーブルに格納することはできます。

    • Azure のテーブル ストレージで該当操作がサポートされないので、PartitionKey または RowKey の値は編集できません。

    • Timestamp という名前のプロパティは作成できません。Azure ストレージ サービスで、同名の名前のプロパティが使用されています。

    • DateTime 値を入力する場合、コンピューターの地域と言語の設定に対して適切な形式に従う必要があります (たとえば、英語 (U.S) の場合であれば、MM/DD/YYYY HH:MM:SS [AM|PM])。

    テーブルを完全に削除するには、テーブルのショートカット メニューを開き、[削除] をクリックします。

  • テーブル ビューの右上隅近くにある [エンティティの追加] をクリックします。

    エンティティの追加

    [エンティティの追加] ダイアログ ボックスで、PartitionKey プロパティおよび RowKey プロパティの値を入力します。この値は慎重に入力してください。ダイアログ ボックスを閉じた後は、エンティティを削除して再度追加しない限り、この値を変更することはできません。

    [エンティティの追加] ダイアログ ボックス

  1. クエリ ビルダーを使用する場合は、テーブルに表示されるエンティティ セットをカスタマイズできます。クエリ ビルダーを開くには、表示するテーブルを開きます。

  2. テーブル ビューのツール バーの右端にあるボタンをクリックします。[クエリ ビルダー] ダイアログ ボックスが表示されます。

    次の図は、クエリ ビルダーで作成しているクエリを示しています。

    [クエリ ビルダー]
  3. クエリの作成を終えたら、ダイアログ ボックスを閉じます。クエリの結果であるテキスト形式が WCF Data Services フィルターとしてテキスト ボックスに表示されます。

  4. クエリを実行するには、緑の三角形のアイコンをクリックします。

    また、テーブル デザイナーに表示されるエンティティ データは、フィルター フィールドに WCF Data Services フィルター文字列を直接入力することでもフィルター処理できます。こうした文字列は、SQL の WHERE 句に似ていますが、HTTP 要求としてサーバーに送信されます。フィルター文字列を作成する方法の詳細については、「テーブル デザイナー用のフィルター文字列の作成」を参照してください。

    有効なフィルター文字列の例を次の図に示します。

    VST_SE_TableFilter

サーバー エクスプローラーでストレージ アカウントからデータに接続したり、データを取得したりするときには、処理が完了するまでに最大で 1 分かかる場合があります。接続できない場合は、操作がタイムアウトする可能性があります。データの取得中、Visual Studio の他の部分では作業を続行できます。操作に時間がかかりすぎる場合に操作を取り消すには、サーバー エクスプローラー ツール バーの [更新の中止] をクリックします。

  • [Azure ストレージ] の下にある [BLOB] ノードを選択し、サーバー エクスプローラー ツール バーの [最新の情報に更新] をクリックします。表示される BLOB の一覧を更新するには、[実行] をクリックします。

  • [テーブル] ノードを選択し、[最新の情報に更新] をクリックします。テーブル デザイナーに表示されているエンティティの一覧を更新するには、テーブル デザイナーの [実行] をクリックします。

  • [キュー] ノードを選択し、[最新の情報に更新] をクリックします。

  • アカウント名を選択し、サーバー エクスプローラーのツール バーの [最新の情報に更新] をクリックします。

サーバー エクスプローラーを使用してストレージ アカウントを追加する方法は 2 つあります。Azure サブスクリプションで新しいストレージ アカウントを作成することも、既存のストレージ アカウントを接続することもできます。

  1. [ストレージ] ノードのショートカット メニューを開き、[ストレージ アカウントの作成] をクリックします。

    新しい Azure ストレージ アカウントの作成
  2. [ストレージ アカウントの作成] ダイアログ ボックスで、新しいストレージ アカウントに関する次の情報を選択または入力します。

    • ストレージ アカウントを追加する Azure サブスクリプション。

    • 新しいストレージ アカウントに使用する名前。

    • アフィニティ グループまたはリージョン ([米国西部][東アジア] など)。

    • 地理冗長など、ストレージ アカウントに使用するレプリケーションの種類。

  3. 終了したら [作成] をクリックします。

    新しいストレージ アカウントがソリューション エクスプローラー[ストレージ] ボックスの一覧に表示されます。

  1. [サーバー エクスプローラー] で、[Azure ストレージ] ノードのショートカット メニューを開き、[外部ストレージの接続] をクリックします。

  2. [ストレージ アカウントの作成] ダイアログ ボックスで、新しいストレージ アカウントに関する次の情報を選択または入力します。

    • 接続する既存のストレージ アカウントの名前。名前を入力するか、一覧から選択できます。

    • 選択したストレージ アカウントのキー。この値は、通常、ストレージ アカウントを選択したときに提供されます。ストレージ アカウントのキーを Visual Studio に記憶させるには、[アカウント キーを記憶する] チェック ボックスをオンにします。

    • HTTPHTTPS、カスタム エンドポイントなど、ストレージ アカウントへの接続に使用するプロトコル。カスタム エンドポイントの詳細については、「Azure 接続文字列の構成」を参照してください。

    情報を入力すると、指定したストレージ アカウントに接続するための接続文字列が Visual Studio によって作成されます。この接続文字列は [接続文字列のプレビュー] ボックスに表示されます。

  3. サーバー エクスプローラーからストレージ アカウントを削除するには、アカウント名のショートカット メニューを開き、[削除] をクリックします。ストレージ アカウントを削除すると、そのアカウントの保存されていたキー情報もすべて削除されます。

    noteメモ
    サーバー エクスプローラーからストレージ アカウントを削除しても、サーバー エクスプローラーからの参照が削除されるだけで、ストレージ アカウントまたはアカウントに含まれるデータには何の影響もありません。ストレージ アカウントを完全に削除するには、管理ポータルを使用します。

関連項目

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