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Visual Studio を使用したストレージ エミュレーターの構成および使用

更新日: 2014年4月

Azure SDK 開発環境には、ローカル開発コンピューター上の Azure で使用可能な BLOB サービス、キュー サービス、およびテーブル サービスをシミュレートするユーティリティであるストレージ エミュレーターが付属しています。Azure ストレージ サービスを使用するクラウド サービスをビルドしている場合、またはストレージ サービスを呼び出す外部アプリケーションを作成している場合、ストレージ エミュレーターに対してコードをローカルでテストできます。Azure Tools for Microsoft Visual Studio によって、ストレージ エミュレーターの管理が Visual Studio に統合されます。Azure Tools は、最初の使用時にストレージ エミュレーター データベースを初期化し、Visual Studio からコードを実行またはデバッグするときにストレージ エミュレーター サービスを開始します。また、Azure ストレージ エクスプローラーを介して、ストレージ エミュレーター データへの読み取り専用アクセスを提供します。

システム要件やカスタム構成の手順など、ストレージ エミュレーターの詳細については、Azure SDK の「Overview of the Azure Storage Emulator」を参照してください。

note
ストレージ エミュレーター シミュレーションと Azure ストレージ サービスの間には、機能の違いがいくつかあります。具体的な違いの詳細については、Azure SDK ドキュメントの「Differences Between the Storage Emulator and Azure Storage Services」を参照してください。

ストレージ エミュレーターの接続文字列の構成

ロール内のコードからストレージ エミュレーターにアクセスするには、ストレージ エミュレーターを指し、後で Azure ストレージ アカウントを指すように変更できる接続文字列を構成します。接続文字列とは、ストレージ アカウントに接続するために実行時にロールが読み取ることができる構成設定です。接続文字列の作成方法の詳細については、「Azure プロジェクトの構成」を参照してください。

note
DevelopmentStorageAccount プロパティを使用して、コードからストレージ エミュレーター アカウントへの参照を返すことができます。このアプローチはコードからストレージ エミュレーターにアクセスする場合は問題ありませんが、アプリケーションを Azure に発行する計画がある場合は、発行する前に、Azure ストレージ アカウントにアクセスするための接続文字列を作成し、この接続文字列を使用するようにコードを変更する必要があります。ストレージ エミュレーター アカウントと Azure ストレージ アカウントとを頻繁に切り替える場合は、接続文字列によってこの作業が簡略化されます。

ストレージ エミュレーターの初期化および実行

Visual Studio でサービスを実行またはデバッグすると、ストレージ エミュレーターが自動的に起動するように指定できます。ソリューション エクスプローラーで、Azure プロジェクトのショートカット メニューを開き、[プロパティ] をクリックします。[開発] タブの [Azure ストレージ エミュレーターの起動] ボックスの一覧で、[True] を選択します。

Visual Studio で初めてサービスを実行またはデバッグすると、ストレージ エミュレーターは初期化プロセスを起動します。このプロセスによって、ストレージ エミュレーター用のローカル ポートが予約され、ストレージ エミュレーター データベースが作成されます。完了したら、ストレージ エミュレーター データベースを削除しない限り、このプロセスを再度実行する必要はありません。

note
Azure Tools 2012 年 6 月リリース以降では、ストレージ エミュレーターは既定では SQL Express LocalDB で実行されます。Azure Tools の以前のリリースでは、ストレージ エミュレーターは SQL Express 2005 または SQL Express 2008 の既定のインスタンスに対して実行されます。SQL Express は、Azure SDK よりも前にインストールする必要があります。ストレージ エミュレーターは、SQL Express の名前付きインスタンスのほかに、Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスまたは既定のインスタンスに対しても実行できます。既定のインスタンス以外のインスタンスに対して実行されるようにストレージ エミュレーターを構成する必要がある場合は、「How to Configure SQL Server for the Storage Emulator」を参照してください。

ストレージ エミュレーターには、ローカル ストレージ サービスの状態の表示や、そのサービスの開始、停止、およびリセットを行うためのユーザー インターフェイスが用意されています。ストレージ エミュレーター サービスが開始されたら、Windows タスク バーにある [Windows Azure エミュレーター] の通知領域アイコンを右クリックすることで、ユーザー インターフェイスを表示したり、サービスを開始または停止したりできます。

Azure ストレージ エクスプローラーでのストレージ エミュレーター データの表示

Azure ストレージ エクスプローラーは、サーバー エクスプローラーの拡張機能で、Azure Tools for Visual Studio の一部として使用できます。ストレージ エクスプローラーは、ストレージ エミュレーターを含むストレージ アカウント内の BLOB データとテーブル データへの読み取り専用アクセスを提供します。詳細については、「サーバー エクスプローラーを使用したストレージ リソースの参照」を参照してください。

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