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Windows Azure Tools を使用したクラウド サービスの発行

更新日: 2013年7月

Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio を使用すると、Windows Azure から直接 Windows Azure に Windows Azure アプリケーションを発行できます。Visual Studio は、クラウド サービスの [ステージング] 環境または [運用] 環境に対する統合された発行をサポートしています。

Windows Azure アプリケーションを発行する前に、Windows Azure のサブスクリプションが必要です。また、クラウド サービスおよびストレージ アカウントをアプリケーションで使用するように設定する必要があります。これらは Windows Azure の管理ポータルで設定できます。

Important重要
発行するときには、クラウド サービスのデプロイ環境を選択できます。デプロイのためのアプリケーション パッケージの格納に使用されるストレージ アカウントを選択する必要もあります。デプロイ後、アプリケーション パッケージはストレージ アカウントから削除されます。これらのサービスを設定する方法の詳細については、「Visual Studio からのクラウド サービスの発行に必要なサービスの設定」を参照してください。

Windows Azure アプリケーションを開発およびテストするときには、Web デプロイを使用して、Web ロールの変更を段階的に発行することができます。デプロイ環境にアプリケーションを発行した後、Web デプロイでは、Web ロールを実行している仮想マシンに直接変更をデプロイできます。Web ロールを更新して変更をテストするたびに Windows Azure アプリケーション全体をパッケージ化して発行する必要はありません。このアプローチでは、アプリケーションがデプロイ環境に発行されるのを待つことなく、クラウドで Web ロールの変更をテストに使用できます。

Windows Azure アプリケーションを発行し、Web デプロイを使用した Web ロールの更新を行うには、次の手順に従います。

Visual Studio からの Windows Azure アプリケーションのパッケージ化または発行

Windows Azure アプリケーションを発行すると、次のタスクのいずれかの操作を行うことができます。

  • サービス パッケージの作成:このパッケージとサービス構成ファイルを使用すると、管理ポータルからデプロイ環境にアプリケーションを発行できます。

  • Visual Studio から Windows Azure のプロジェクトを発行する:Windows Azure に直接アプリケーションを発行するには、発行ウィザードを使用します。詳細については、「Windows Azure アプリケーションの発行ウィザード」を参照してください。

Visual Studio からサービス パッケージを作成する方法

  1. アプリケーションを発行する準備ができたら、[ソリューション エクスプローラー] を開き、ロールを含む Windows Azure プロジェクトのショートカット メニューを開き、[発行] をクリックします。

  2. サービス パッケージのみを作成するには、次の手順を実行します。

    1. Windows Azure プロジェクトのショートカット メニューで、[パッケージ] を選びます。

    2. [Windows Azure アプリケーションのパッケージ] ダイアログ ボックスで、パッケージを作成するサービスの構成を選択し、ビルド構成を選択します。

    3. (省略可能) 発行後にクラウド サービスのリモート デスクトップを有効にするには、[すべてのロールでリモート デスクトップを有効にする] チェック ボックスをオンにし、[設定] リンクを選んでリモート デスクトップを構成します。

      詳細については、「Windows Azure ロールでのリモート デスクトップの使用」を参照してください。

    4. パッケージを作成するには、[パッケージ] をクリックします。

      ファイル エクスプ ローラーに、新しく作成されたパッケージのファイルの場所が表示されます。Windows Azure の管理ポータルからそれを使用できるように、この場所をコピーできます。

    5. デプロイ環境にこのパッケージを発行するには、クラウド サービスを作成して管理ポータルのある環境にデプロイするときに、この場所を [パッケージの場所] として使用する必要があります。詳細については、「How to Create a Cloud Service」を参照してください。

  3. (省略可能) デプロイ プロセスをキャンセルするには、アクティビティ ログの行項目を右クリックし、[取り消して削除] をポイントします。これにより、デプロイ プロセスが停止して、デプロイ環境が Windows Azure から削除されます。

    note
    このデプロイ環境をデプロイ後に削除するには、管理ポータルを使用する必要があります。

  4. (省略可能) ロール インスタンスが起動すると、Visual Studio のサーバー エクスプローラーの [Windows Azure コンピューティング] ノードにデプロイ環境が自動的に表示されます。ここから、個々のロール インスタンスの状態を確認できます。Windows Azure コンピューティング エクスプローラーの詳細については、「サーバー エクスプローラーを使用したクラウド サービスの状態の表示」を参照してください。

    次の図は、まだ Initializing 状態である、ロール インスタンスを示しています。

    VST_DeployComputeNode

開発およびテスト サイクルの一部としての Web ロールの更新

必要条件

これらは、Web デプロイを使用して Web ロールを更新するための要件です。

  • 開発とテストの目的でのみ使用できます: Web ロールが実行されている仮想マシンに直接変更が適用されます。この仮想マシンをリサイクルする必要がある場合は、発行した元のパッケージを使用してロールの仮想マシンが再作成されるため、変更は失われます。Web ロールの最新の変更を取得するには、アプリケーションを再発行する必要があります。

  • Web ロールのみを更新できます: ワーカー ロールは更新できません。また、web role.cs で RoleEntryPoint を更新できません。

  • Web ロールの 1 つのインスタンスのみサポートします: デプロイ環境で Web ロールの複数のインスタンスを持つことはできません。ただし、それぞれに 1 つのインスタンスのみを含む複数の Web ロールがサポートされます。

  • リモート デスクトップ接続を有効にする必要があります: これは、Web デプロイでユーザーとパスワードを使用して仮想マシンに接続し、IIS (Internet Information Services) を実行しているサーバーに変更をデプロイできるようにするために必要です。また、仮想マシンに接続し、信頼された証明書をこの仮想マシン上の IIS に追加する必要がある場合があります。(これにより、Web デプロイによって使用される IIS のリモート接続のセキュリティを確保できます)。

次の手順は、Windows Azure アプリケーションを発行する [Windows Azure プロジェクトのデプロイ] ダイアログ ボックスが表示されていることを前提にしています。

アプリケーションを発行するときに Web デプロイを有効にするには

  1. [すべての Web ロールの Web デプロイを有効にする] チェック ボックスを有効にするには、最初にリモート デスクトップ接続を構成する必要があります。詳細については、「Windows Azure ロールでのリモート デスクトップの使用」を参照してください。

  2. アプリケーションのすべての Web ロールで Web デプロイを有効にするには、[すべての Web ロールの Web デプロイを有効にする] を選択します。

    警告を表す黄色の三角形が表示されます。Web デプロイでは、既定で信頼されない自己署名証明書が使用されます。これは、機密データをアップロードする場合には推奨されません。機密データのためにこのプロセスを保護する必要がある場合は、Web デプロイの接続に使用する SSL 証明書を追加できます。この証明書は、信頼された証明書であることが必要です。この方法については、このトピックの「Web デプロイのセキュリティを強化するには」セクションを参照してください。

  3. [次へ] を選択して [概要] 画面に進み、[発行] を選択してクラウド サービスをデプロイします。

    クラウド サービスが発行されます。作成された仮想マシンには、IIS に対応するリモート接続があるため、再発行せずに Web デプロイを使用して Web ロールを更新できます。

    note
    Web ロールに対して複数のインスタンスを構成している場合、各 Web ロールはアプリケーションを発行するために作成されたパッケージの 1 つのインスタンスにのみ制限されることを示す警告メッセージが表示されます。続行するには、[OK] をクリックします。「必要条件」セクションで説明したように、複数の Web ロールを持つことができますが、それぞれのロールにつき 1 インスタンスだけです。

Web デプロイを使用して Web ロールを更新するには

  1. Web デプロイを使用するには、発行する Visual Studio 内の Web ロールのプロジェクトにコード変更を加える必要があります。このソリューション内のプロジェクト ノードを右クリックし、[発行] をポイントします。

    [Web の発行] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. (省略可能) IIS のリモート接続に使用する信頼された SSL 証明書を追加した場合は、[信頼されていない証明書を許可する] チェック ボックスをオフにすることができます。Web デプロイのセキュリティを強化するために証明書を追加する方法については、このトピックの「Web デプロイのセキュリティを強化するには」セクションを参照してください。

  3. Web デプロイを使用するには、最初にパッケージを発行したときにリモート デスクトップ接続用に設定したユーザー名とパスワードが発行メカニズムに必要です。

    1. [ユーザー名] に、ユーザー名を入力します。

    2. [パスワード] に、パスワードを入力します。

    3. (省略可能) このパスワードをこのプロファイルに保存する場合は、[パスワードの保存] を選択します。

  4. Web ロールへの変更を発行するには、[発行] をクリックします。

    状態行に "発行を開始しました" と表示されます。発行が完了すると、[発行は成功しました] が表示されます。変更は、仮想マシンの Web ロールにデプロイされます。これで、Windows Azure アプリケーションを起動して、Windows Azure 環境での変更をテストできます。

Web デプロイのセキュリティを強化するには

  1. Web デプロイでは、既定で信頼されない自己署名証明書が使用されます。これは、機密データをアップロードする場合には推奨されません。機密データのためにこのプロセスを保護する必要がある場合は、Web デプロイの接続に使用する SSL 証明書を追加できます。この証明書は、証明機関 (CA) から取得した信頼された証明書である必要があります。

    各 Web ロール用の各仮想マシンで Web デプロイのセキュリティを確保するには、Web デプロイに使用する信頼された証明書を管理ポータルにアップロードする必要があります。これにより、アプリケーションの発行時に、Web ロールに対して作成された仮想マシンに証明書が確実に追加されます。

  2. リモート接続に使用する信頼される SSL 証明書を IIS に追加するには、次の手順を実行します。

    1. Web ロールを実行している仮想マシンに接続するには、サーバー エクスプローラーで Web ロールのインスタンスをクリックし、[リモート デスクトップを使用して接続] をクリックします。仮想マシンへの接続方法の詳細な手順については、「Windows Azure ロールでのリモート デスクトップの使用」を参照してください。

      ブラウザーに .RDP ファイルのダウンロードを求めるメッセージが表示されます。

    2. SSL 証明書を追加するには、IIS マネージャーで管理サービスを開きます。IIS マネージャーで、[操作] ウィンドウから [バインド] を開き、SSL を有効にします。[サイト バインドの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。[追加] を選択したら、[種類] ドロップダウン リストから HTTP を選択します。[SSL 証明書] から、証明機関 (CA) による署名済みの管理ポータルにアップロードした SSL 証明書を選択します。詳細については、「管理サービスの接続設定を構成する」を参照してください。

      note
      信頼された SSL 証明書を追加すると、[発行ウィザード] に黄色い三角形の警告が表示されなくなります。

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