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Azure マネージ キャッシュ サービスで Memcache アプリケーションを実行する

更新日: 2013年8月

キャッシュ サービス は、Memcached クライアント shim を提供して、キャッシュ サービス を使用するためのロールベースのクラウド サービス Memcache クライアント アプリケーションの移行をサポートします。このトピックでは、この shim を使用して、Memcache クライアント アプリケーションで キャッシュ サービス を使用できるようにする方法に関するガイダンスを提供します。

このセクションの内容

Memcache の概要

Memcache は、データベースから負荷を取り除くことにより、規模の大きい Web アプリケーションの速度を向上させるために役立つ、分散型のインメモリ キャッシュ ソリューションです。Memcache はインターネットの多くの大規模 Web サイトで使われており、革新的な方法で、他のテクノロジと統合されています。

Azure は、既存の Memcache 実装を有しているお客様が簡単に Azure に移行できるようにするため、Memcache プロトコルをサポートしています。アプリケーションで既に Memcache を使用している場合、既存のコードを新しいコードで置き換える必要はありません。

Azure キャッシュを Memcache と共に実行することは、たとえばワーカー ロールで Memcache だけを実行するよりも優れた手法です。これは、Azure キャッシュが、正常なシャットダウン、ローカル キャッシュ、通知、データの整合性、高可用性 (HA)、クライアントに透過的で簡単な拡大/縮小などの付加価値のある機能を提供するためです。たとえば、Azure キャッシュと Memcache を使用したサーバー ハッシュ スキームとパーティション管理は、負荷分散やデータの整合性の維持に対して有効です。

Memcache プロトコルのサポート

Azure キャッシュは Memcache ワイヤ プロトコルをサポートしています。このプロトコルには、バイナリ バージョンとテキスト バージョンの 2 つのバージョンがあります。

Memcache クライアントでは、Azure との互換性を予期する必要があります。Azure キャッシュは、他の Memcache 実装でサポートされるほとんどすべての API をサポートします。

そのため、ユーザーが Azure に Memcache アプリケーションを導入し、そのアプリケーションで Memcache の Azure の実装をポイントすれば、追加のアプリケーションの変更なく、そのまま動作し続けるはずです。

Memcache クライアント shim

Memcache クライアント shim は、キャッシュにアクセスするクライアントにインストールされます。通常、これはアプリケーションそのものを持つ Azure ロールです。クライアント shim はローカル キャッシュをサポートします。

この shim は変換レイヤーであり、Azure キャッシュ API への Memcache クライアント呼び出しを変換します。shim には、Memcache プロトコル ハンドラーと、Azure キャッシュ クライアントという 2 つの部分があります。変換レイヤーである shim は、Azure キャッシュ API への Get および Put 呼び出しが行われる場所にかかわらず、クライアントそのものにインストールされます。

Memcache クライアントが、Memcache サーバーとしてローカルホストをポイントしている場合、最初、memcache 操作は shim のローカル インスタンスによって処理されます。shim は操作をキャッシュ API 要求に変換し、それを Azure キャッシュに送ります。

Azure アプリケーション用にクライアント shim を展開する方法

note
始める前に、キャッシュ エンドポイントとキャッシュのアクセス キーがあることを確認してください。キャッシュの作成詳細情報「方法: Azure マネージ キャッシュ サービスのキャッシュを作成する」を参照してください。アクセス キー詳細情報「Controlling Access using Access Keys」を参照してください。

  1. Memcache クライアントのあるロールで、ロール名を右クリックし、[ライブラリ パッケージ参照の追加] を選択して、NuGet ウィンドウを起動します

  2. [Azure Caching Memcache Shim] を検索します。この NuGet パッケージをインストールします

  3. このパッケージは起動タスクを作成し、memcache_default の内部エンドポイントを追加し、それを 11211 にマップし、適切な dataCacheClients セクションを App.config および web.config に追加します。これは [内部エンドポイント] タブで変更できます。

  4. autoDiscovery 要素に Azure キャッシュ エンドポイント、および App.config または Web.config の dataCacheClientSection の authorizationInfo にアクセス キーを提供します。

  5. ここでクライアントは shim を "ポイント" するように構成する必要があります。memcache クライアント構成を編集し、サーバーを "localhost" に設定します。正しいポート番号を設定する必要もあります (既定値は 11211)。

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