WebpageControlOptions XML 要素のリファレンス

更新 : 2011 年 5 月

WebpageControlOptions 要素を使用して、作業項目フォームに、Web ページまたは CDATA タグ内で定義されているコンテンツを表示できます。 フォームに表示されるコンテンツの URL または HTML のどちらかを指定するために、Link 子要素または Content 子要素のどちらかを含めることができます。

WebpageControlOptions 要素は、CONTROL 要素の子要素です。

スキーマの階層

WITD

   WORKITEMTYPE

       FORM

           Layout

               Group

               Column

               TabGroup

                  Tab

                     Control

<xs:element name="WebpageControlOptions" type="WebpageControlOptionsType" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
<xs:element name="Link" type="HyperLinkType" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
<xs:element name="Param" type="HyperLinkParamType" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded"/>

<WebpageControlOptions AllowScript="true | false" ReloadOnParamChange="true | false" >
   <Link UrlRoot="UrlRoot" UrlPath ="UrlPathWithParameters">
      <Param index="IndexValue " value="Param Value " type ="Original | Current"/>
   </Link>
   <Content>
      <![CDATA[Contents of HTML]]>
   </Content>
</WebpageControlOptions>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

子要素と属性

要素

属性

説明

WebpageControlOptions

 

type="WebpageControl" の場合、Control 要素は省略可能です。

コンテンツが作業項目フォームにレンダリングされる URL を定義するためのコンテナー要素です。

省略可能な LINK 要素。 UrlPath を指定している場合は必須です。

UrlPath が指定されている場合にハイパーリンクの URL を確認するために使用する値を指定します。

要素型は WebpageControlOptionsType 複合型です。

 

AllowScript

省略可能な WebpageControlOptions 属性です。

Web ページ内の JavaScript の実行を許可する場合は true を指定し、許可しない場合は false を指定します。 属性型は xs:boolean です。

ActiveX などの他のすべての設定は、クライアントに定義されている Internet Explorer 設定に基づきます。

 

ReloadOnParamChange

省略可能な WebpageControlOptions 属性です。

作業項目フォームのパラメーターが変更されたときに Web ページのコンテンツを再ロード (true) する場合は true を指定し、再ロードしない場合は false を指定します。 属性型は xs:boolean です。

既定値は true です。

Link

 

省略可能な WebpageControlOptions 要素。 この要素は、Content 要素と同時には指定できません。

作業項目フォームにレンダリングされる Web ページの URL を指定します。

詳細については、「Link および Param XML 要素のリファレンス」を参照してください。

Content

 

省略可能な WebpageControlOptions 要素。

この要素は、Link 要素と同時には指定できません。

Web ページ コントロールでレンダリングされる HTML コンテンツを指定します。 コンテンツは CDATA タグ内で指定されます。 次に例を示します。

<![CDATA[Click here for detailed <b><a href="http://www.microsoft.com">Process Guidance</a></b>]]>

要素の型は xs:string です。

メモメモ
HTML コンテンツは、作業項目フォームにレンダリングされる前に検証されません。

親要素

要素

説明

Control

必須の親要素。 作業項目フォームに表示するフィールド、テキスト、ハイパーリンク、その他のコントロール要素を定義します。

Text

省略可能な LabelText 要素。

作業項目フォームに情報またはラベルを表示するためのコンテナー要素。

詳細については、「LabelText および Text XML 要素のリファレンス」を参照してください。

解説

Link 要素と Content 要素は同時には指定できません。

Content 要素を使用している場合、AllowScript 属性および ReloadOnParamChange 属性は使用できません。

Web ページが生の HTML を表示するように構成されている場合、すべてのスクリプトが無効になります。 作業項目フォームが Visual Studio または Internet Explorer に表示されている場合、クリックしたコンテンツのハイパーリンクは、Visual Studio Web ブラウザーで開きます。

WebpageControl を含むタブでは、作業項目フォームにいくつかのツール バーのボタンが追加されます。 これらのオプションには、次が含まれます。

  • 戻る、および次に進むためのナビゲーション

  • コンテンツの読み込みの停止とコンテンツの再表示

  • コンテンツのホーム ページに戻る

  • 新しいウィンドウまたは外部のブラウザー コンテンツを開く

また、読み込まれた Web ページに信頼されていないコンテンツが含まれている場合、アイコンがブロックされ、ブロックされたアイコンが表示されます。

WebpageControlOptions 要素は、チーム エクスプローラーの最新バージョンを実行しているクライアントでのみ認識されます。 以前のバージョンの場合、赤い領域が表示され、コントロールが見つからないことを示すメッセージが表示されます。 詳細については、「作業項目フォーム上の Web ページへのヘルプ テキスト、プロセス ガイダンス、Web コンテンツ、およびリンクの追加」を参照してください。

使用例

CDATA タグで定義された HTML を含む作業項目フォームを読み込む方法を次の例に示します。

<Control Type="WebpageControl">
   <WebpageControlOptions>
      <Content>
         <![CDATA[Click here for detailed <b><a href="https://www.microsoft.com">Process Guidance</a></b>]]>
      </Content>
   </WebpageControlOptions>
</Control>

スキーマ定義

WebpageControlOptionsType

<xs:complexType name="WebpageControlOptionsType">
   <xs:choice minOccurs="1" maxOccurs="1">
      <xs:element name="Link" type="HyperLinkType"/>
      <xs:element name="Content" type="xs:string"/>
   </xs:choice>
      <xs:attribute name="AllowScript" type="xs:boolean" use="optional" />
      <xs:attribute name="ReloadOnParamChange" type="xs:boolean" use="optional" />
</xs:complexType>

NonBlankString

<xs:simpleType name="NonBlankString">
   <xs:restriction  base="xs:string">
   <xs:pattern value=".*\S+.*"/>
   </xs:restriction>
</xs:simpleType>

要素情報

名前空間

https://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2008/workitemtracking/typedef

スキーマ名

作業項目の種類の定義

検証ファイル

WorkItemTypeDefinition.xsd

要素の型

WebpageControlOptionsType

空も使用できる

適用なし

参照

概念

作業項目フォーム上のコントロールの指定

その他の技術情報

作業項目フォーム上の Web ページへのヘルプ テキスト、プロセス ガイダンス、Web コンテンツ、およびリンクの追加

作業項目フォームのデザインとカスタマイズ

履歴の変更

日付

履歴

理由

2011 年 5 月

複数の要素の大文字と小文字、および XML 構文の属性を訂正しました。 作業項目トラッキングのスキーマ定義では、FORM 要素のすべての子要素が Camel 形式で、その他の要素名がすべて大文字で定義されます。

コンテンツ バグ修正

2011 年 1 月

削除されたトピックへのリンクを削除。

情報の拡充