Visual C++ 2008 での互換性に影響する変更点

このトピックでは、互換性に影響する Visual C++ 2008 の変更点の一覧を示します。

Visual C++ コンパイラ

  • Windows 95、Windows 98、Windows ME、および Windows NT はサポートされなくなり、対象プラットフォームの一覧から削除されました。

  • コンパイラでは、ATL Server に直接関連付けられていた次の属性がサポートされなくなりました。

    • perf_counter

    • perf_object

    • perfmon

    • request_handler

    • soap_handler

    • soap_header

    • soap_method

    • tag_name

Visual C++ プロジェクト

  • プロジェクトを旧バージョンの Visual Studio からアップグレードするときは、WINVER マクロと _WIN32_WINNT マクロを変更して 0x0500 以上にすることが必要な場合があります。 これらのマクロの詳細については、「Using the Windows Headers (Windows ヘッダーの使用)」を参照してください。

  • Visual Studio 2008 以降では、新しいプロジェクト ウィザードに C++ SQL Server プロジェクトを作成するオプションはありません。 旧バージョンの Visual Studio を使用して作成された SQL Server プロジェクトは、引き続きコンパイルでき、正しく動作します。

  • Windows API ヘッダー ファイル Winable.h は削除されました。 代わりに Winuser.h をインクルードしてください。

  • Windows API ライブラリ Rpcndr.lib は削除されました。 代わりに rpcrt4.lib を使用してリンクしてください。

Visual C++ のライブラリ

参照

その他の技術情報

Visual C++ 2010 について