カテゴリへの作業項目の種類のグループ化

1 つ以上の作業項目の種類を 1 つのカテゴリにグループ化できます。 カテゴリを使用することで、作業項目の種類とカテゴリが関連付けられます。 カテゴリは、チーム プロジェクトに名前の異なる類似した作業項目の種類が含まれている場合に便利です。 また、グループ内演算子を使用して、作業項目のリストを、属しているカテゴリに基づいてフィルター処理することもできます。

カテゴリを作成および使用する理由の一部を次に示します。

  • 作業項目の種類の名前はさまざまで、ロケールに依存します。 作業項目の種類にカテゴリを割り当てると、複数の異なるアプリケーションが簡単にカテゴリ内のすべての作業項目の種類にアクセスでき、また既定の作業項目の種類を適用できます。

  • 類似した機能を実行するカスタムの作業項目の種類を作成すると、追跡に便利な場合があります。 たとえば、コード障害を追跡するために、3 つの作業項目の種類を使用するとします。 この場合、名前、形式、およびフィールドが異なっていても、すべての作業項目の種類がバグ カテゴリとしてタグ付けされたカテゴリに属すことができます。

  • カテゴリの既定の作業項目の種類を定義しておくことで、Microsoft テスト マネージャー などの他の Team Foundation クライアントで作業しているときに、フィールドを正しく設定できます。 カテゴリに対して定義されている既定の作業項目を選択することで、既定のコンテンツを使用して他の多くのフィールドを自動設定できます。

チーム プロジェクトの作業項目の種類のカテゴリは XML ファイルとして保持され、プロジェクト コレクション サーバーからインポートおよびエクスポートできます。

カテゴリを変更できるのは、プロジェクト管理者および Team Foundation 管理者のみです。

一般的なタスク

タスク

説明

カテゴリを定義して使用する方法について理解する。 柔軟なレポート機能をサポートし、複数のグループに含まれる作業項目の追跡作業を部分的に簡略化するためのカテゴリを定義します。

チーム プロジェクトにカテゴリを定義する。 カテゴリの XML ファイルを定義し、それをチーム プロジェクトにインポートして、カテゴリを作成します。

カテゴリ要素の構文構造を参照する。 カテゴリを定義するために使用する CATEGORIESCATEGORYDEFAULTWORKITEMTYPE、および WORKITEMTYPE elements の定義を参照します。

チーム プロジェクトに定義されているカテゴリをインポートまたはエクスポートするwitadmin importcategories コマンド ライン ツールおよび witadmin exportcategories コマンド ライン ツールを使用して、チーム プロジェクトのカテゴリを変更および削除できます。

参照

概念

プロジェクトの追跡データ、フォーム、ワークフロー、その他のオブジェクトのカスタマイズ