D2D1_BITMAP_INTERPOLATION_MODE 列挙型
イメージのサイズ調整または回転時に使用されるアルゴリズムを指定します。
構文
typedef enum {
D2D1_BITMAP_INTERPOLATION_MODE_NEAREST_NEIGHBOR = 0,
D2D1_BITMAP_INTERPOLATION_MODE_LINEAR = 1
} D2D1_BITMAP_INTERPOLATION_MODE;
定数
D2D1_BITMAP_INTERPOLATION_MODE_NEAREST_NEIGHBOR
現在レンダリングされているピクセルに最も近いビットマップ ピクセルの正確な色を使用します。D2D1_BITMAP_INTERPOLATION_MODE_LINEAR
レンダリングされているピクセルに最も近い 4 つのビットマップ ピクセルから色を補間します。
解説
イメージを拡大するには、元のイメージの各ピクセルをより大きいイメージのピクセル グループにマップする必要があります。イメージを縮小するには、元のイメージのピクセル グループをより小さいイメージの 1 つのピクセルにマップする必要があります。このようなマッピングを実行するアルゴリズムの効果によって、サイズ調整されたイメージの品質が決まります。高品質でサイズ調整されたイメージを生成するアルゴリズムでは、必要な処理時間が長くなる傾向があります。D2D1_BITMAP_INTERPOLATION_MODE_NEAREST_NEIGHBOR では高速で低品質の補間が行われ、D2D1_BITMAP_INTERPOLATION_MODE_LINEAR では高品質の補間が行われます。
要件
クライアントの最小要件 |
Windows 7, Windows Vista SP2 および Windows Vista 用のプラットフォーム更新プログラム |
サーバーの最小要件 |
Windows Server 2008 R2, Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用のプラットフォーム更新プログラム |
ヘッダー |
D2d1.h |