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既存のアーキテクチャと設計の確認

Visual Studio Premium または Visual Studio Ultimate を使用すると、コーディング タスクを開始する前に、アプリケーションのアーキテクチャと設計を確認できます。

作業の開始点として、ツールによって生成されたコードを使用するタスクもあれば、 アクセスできるデータの構造を理解するために、データベース アーキテクチャを確認するタスクもあります。

テスト計画、テスト ケース、バグ履歴など、既存のテスト資産がある場合、作業を開始する前にそのテスト資産を確認することが必要な場合もあります。

一般的なタスク

次の表に、このシナリオをサポートする一般的なタスクの説明と、それらのタスクを正常に完了する方法の詳細へのリンクを示します。

タスク

関連する参照先

既存のソフトウェアと設計の仕様を理解する: 既存のアプリケーションを変更する前に、そのアーキテクチャ、設計、構成、およびユーザー要件を理解する必要があります。

重要 :重要
Visual Studio Premium でも既存のアーキテクチャ図を表示することはできますが、アーキテクチャ図を作成および変更するには、Visual Studio Ultimate が必要です。

既存のデータベース スキーマを理解する: アプリケーションが 1 つ以上のデータベースを使用する場合、そのデータベースの設計を理解することが必要な場合もあります。 データベース内のオブジェクトと設定を理解することで、特定の機能をサポートしたり、コード障害を修正したりするために変更が必要な場所をより深く理解できます。

最初のテスト計画を確認する: 変更を行うために、既存または最初のテスト計画を確認することが必要な場合もあります。 計画されたテストを理解することで、コードで対処する必要がある潜在的な設計の問題やエッジ ケースをより適切に特定できます。

既存のコードで発生する可能性がある設計やパフォーマンスの問題を特定する: アプリケーションの変更を開始する前に、既存のコードの潜在的な問題を特定することが必要な場合があります。 詳細なコード レビュー、コード分析による一般的な設計の問題の特定、または作業項目トラッキング データベースの履歴傾向の確認によるパターンの特定を実行できます。

関連するシナリオ

  • 開発環境の設定
    コードを作成または変更する前に、適切なソース コードを使用して開発環境およびテスト環境を設定する必要があります。 データベースを使用している場合は、そのデータベースのオフライン形式へのアクセス権も必要です。

  • チーム プロジェクト チェックイン ポリシーによるコード品質の向上
    ソフトウェアまたはデータベース コードの設計、名前付け、およびパフォーマンスに関する一般的な問題の特定に使用するコード分析規則を指定できます。 これらの規則は、頻繁に使用するセットとしてグループ化できます。 問題が発生する可能性のあるコードがチェックインされないように、これらの規則を使用するチェックイン ポリシーを定義できます。

  • 開発スケジュールと作業の管理
    通常、必要な変更はタスク、バグ、または別の作業項目で定義されます。 これらのタスク、バグ、および作業項目をすべて使用して、開発スケジュールを作成および管理できます。

  • 一般的な開発タスクの実行
    開発サイクルでは、ほとんどの時間をコードの変更に費やします。 このプロセスでは、タスクまたはバグを選択し、必要なファイルをチェックアウトし、コードを変更した後、変更をチェックインする前に変更が正しいかどうかを確認します。