最終更新日 2006 年 3 月 2 日
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※ このサンプルをインストールするには Visual Studio 2005 が必要です。
Visual Basic 2005 では、新たなコントロールが多く追加され、データベース関連のコントロールも追加されました。そこで今回は、新たに追加された BindingNavigator コントロールについて紹介します。
BindingNavigator コントロールは、フォーム上のコントロールにバインドされたデータを操作することのできるユーザーインターフェイスです。この BindingNavigator コントロールを使用することで、データ件数の表示やデータの移動、さらにはデータの追加や削除といった操作を簡単に実装することができます。今回は、図1 のようなアプリケーションを作成する方法を紹介します。
図1
まず、各項目欄に表示されるデータの元となるデータベースファイルをAccess で作成します(図2)。
図2
次に、BindingSource コントロールをフォームに追加します(BindingSource コントロールは、ドームのデザインの下部に配置されます)。BindingSource コントロールの DataSource プロパティを選択し、リストから[プロジェクトデータソースの追加...]を選択します(図3)。
図3
すると、[データソース構成ウィザード]が表示されます。このダイアログで表示するデータベースへの接続と DataSet への格納を設定します。今回は、Access で作成したデータベースを接続するため、[データソースの種類を選択]画面の[アプリケーションのデータの取得元]で「データベース」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[データ接続の選択]画面の[新しい接続]ボタンをクリックし、[接続の追加]ダイアログを表示します。表示したダイアログの[データソース]を「Microsoft Access データベース ファイル (OLE DB)」に設定し、データベース ファイル名を上記で作成した Access のデータベースファイルをフルパスで指定します(図4)。
図4
[OK]ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。すると、図5 のように、接続するデータベースファイルが指定されます。
図5
[次へ]ボタンをクリックすると、[ローカル データベース ファイル]に関する確認のメッセージボックスが表示されます。[はい]を選択します。[接続文字列をアプリケーション構成ファイルに穂損する]画面で各構成ファイルに関する設定を行い、[次へ]ボタンをクリックします。最後に、[データベースオブジェクトの選択]画面(図6)で、表示するデータベースのデータを選択します。今回は、[リスト]テーブルの「ID」と「Name」データを表示するため、各項目にチェックをつけ、[完了]ボタンをクリックします。
図6
すると、自動生成された DataSet が設定されます。次に、DataMember プロパティをハインドされるDataSource のサブリストを設定します(図7)。
図7
最後に、Label コントロールと TextBox コントロール、BindingNavigator コントロールをフォームに貼り付けます(コントロールは、フォームデザイナの下部に配置されます)。BindingSource プロパティを上部で追加した BindingSource コントロールを設定し、各 TextBox コントロールの DataBindings.Text プロパティを BindingSource で設定したデータソースの項目名(図8)を設定します。
図8
以上の設定を行い、実行すると、図1 が表示されます。表示されたアプリケーション(図1)の「
(次へ移動)」ボタンをクリックすると、図10
のように、次のデータが各欄に表示されます。
図9
今回は、テキストボックスを使用して、各データを 1件ずつ表示しましたが、DataGridView コントロールを使用すると、図11 のようにリスト表示させることもできます。
図10
このように、Viusal Basic 2005 では、BindingNavigator コントロールが追加されたことにより、コントロールにバインドされたデータの操作設定を簡単に行えるようになりました。一方、Visual Basic 6.0 や Visual Basic .NET では、上記のような機能を持ったアプリケーションを作成する場合、各機能の実装を個々に行う必要があります。