指定された時刻で初期化された新しい CTime オブジェクトを作成します。
CTime( ) throw( );
CTime(
__time64_t time
) throw( );
CTime(
int nYear,
int nMonth,
int nDay,
int nHour,
int nMin,
int nSec,
int nDST = -1
);
CTime(
WORD wDosDate,
WORD wDosTime,
int nDST = -1
);
CTime(
const SYSTEMTIME& st,
int nDST = - 1
) throw( );
CTime(
const FILETIME& ft,
int nDST = - 1
);
CTime(
const DBTIMESTAMP& dbts,
int nDST = -1
) throw( );
パラメータ
- timeSrc
-
既存の CTime オブジェクト。
- time
-
時刻を表す __time64_t 型の値。この値は、UTC を基準にした 1970 年 1 月 1 日から経過した秒数です。この値は、現地のタイム ゾーンに合わせて調整する必要があります。たとえば、パラメータ 0 を渡して CTime オブジェクトを作成すると、ニューヨークでは、CTime::GetMonth は 12 を返します。
Visual C++ 6.0 およびそれ以前のバージョンでは、time は time_t の値でした。Visual C++ .NET 以降では、time_t 型のパラメータが __time64_t 型に変換されます。
- nYear, nMonth, nDay, nHour, nMin, nSec
-
新しい CTime オブジェクトにコピーする日時の値。
- nDST
-
夏時間かどうかを示します。次のいずれかの値になります。
- wDosDate, wDosTime
-
日付/時刻値に変換され、新しい CTime オブジェクトにコピーされる MS-DOS の日付値と時刻値。
- st
-
日付/時刻型の値に変換され、新しい CTime オブジェクトにコピーされる SYSTEMTIME 構造体。
- ft
-
日付/時刻型の値に変換され、新しい CTime オブジェクトにコピーされる FILETIME 構造体。
- dbts
-
現在の現地時刻を保持する DBTIMESTAMP 構造体への参照。
各コンストラクタについて説明します。
-
CTime( ); CTime オブジェクトを初期化せずに構築します。このコンストラクタを使用して、CTime オブジェクトの配列を定義できます。定義する配列は、使用する前に有効な値で初期化する必要があります。
-
CTime( const CTime& ); ほかの CTime 値から CTime オブジェクトを構築します。
-
CTime( time64_t ); __time64_t 型の値から CTime オブジェクトを構築します。このコンストラクタは UTC 時間を想定し、構築した結果を現地時間に変換してから格納します。
-
CTime( int, int, ...); 現地時間の各構成要素を指定して CTime オブジェクトを構築します。各構成要素は次のように制限されます。
|
構成要素
|
範囲
|
| nYear | 1970–3000 |
| nMonth | 1–12 |
| nDay | 1–31 |
| nHour | 0-23 |
| nMin | 0-59 |
| nSec | 0-59 |
このコンストラクタは、値を UTC を基準にした値に正しく変換します。Microsoft Foundation Class ライブラリのデバッグ環境では、時間の構成要素の 1 つでも範囲外の場合は、アサートします。引数を確認してから、呼び出す必要があります。このコンストラクタは、現地時間を想定しています。
-
CTime( WORD, WORD ); 指定された MS-DOS の日付と時刻の値から CTime オブジェクトを構築します。このコンストラクタは、現地時間を想定しています。
-
CTime( const SYSTEMTIME& ); SYSTEMTIME 構造体から CTime オブジェクトを構築します。このコンストラクタは、現地時間を想定しています。
-
CTime( const FILETIME& ); FILETIME 構造体から CTime オブジェクトを構築します。CTime を FILETIME 構造体で直接初期化することはほとんどありません。CFile オブジェクトを使ってファイルを扱う場合は、FILETIME 構造体で初期化された CTime オブジェクトを使って、CFile::GetStatus を呼び出してファイルのタイムスタンプを取得します。このコンストラクタは UTC に基づく時間を想定し、値を現地時間に自動的に変換してから、構築結果を格納します。
メモ : |
|---|
| DBTIMESTAMP パラメータを使用するコンストラクタを利用できるのは、OLEDB.h がインクルードされているときだけです。 |
詳細については、『Platform SDK』の SYSTEMTIME 構造体および FILETIME 構造体の説明を参照してください。また、『Platform SDK』の「MS-DOS Date and Time」も参照してください。
// Example for CTime::CTime
time_t osBinaryTime; // C run-time time (defined in <time.h>)
time( &osBinaryTime ) ; // Get the current time from the
// operating system.
CTime time1; // Empty CTime. (0 is illegal time value.)
CTime time2 = time1; // Copy constructor.
CTime time3( osBinaryTime ); // CTime from C run-time time
CTime time4( 1999, 3, 19, 22, 15, 0 ); // 10:15PM March 19, 1999
関連項目
CTime クラス
階層図
CTime::GetTime
CTime::GetCurrentTime
CTime::operator =
その他の技術情報
CTime のメンバ