セールス: 1-800-867-1380

手順 4: XML ブリッジの作成および展開

更新日: 2013年11月

このトピックでは、SAP の ORDERS05 IDOC 用の EDI 受信ブリッジとリレー エンドポイントとの間のコネクタとして機能する XML 一方向ブリッジを作成します。ブリッジを構成した後、SAP リレー エンドポイントに接続し、ソリューションを展開します。

  1. SAPIntegration プロジェクトのソリューション エクスプローラーで MessageFlowItinerary.bcs ファイルをダブルクリックして、ブリッジの構成画面を開きます。

  2. BizTalk サービス プロジェクトのデザイン画面の任意の場所を右クリックし、[プロパティ] をクリックして、"BizTalk サービスの URL" プロパティを更新し、BizTalk サービスの名前を含めます。これは、BizTalk サービスをプロビジョニングしたときに、Azure 管理ポータルで指定した名前です。

  3. [ツールボックス] から [XML 一方向ブリッジ] コンポーネントをブリッジ デザイン画面にドラッグ アンド ドロップします。

  4. [XML 一方向ブリッジ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックして、"エンティティ名" プロパティと "相対アドレス" プロパティの値を B2BConnector に変更します。そうすると、"ランタイム アドレス" プロパティに、ブリッジが展開される完全なエンドポイント URL が https://<mybiztalkservicename>.biztalk.windows.net/default/B2BConnector のように表示されます。ここから EDI 受信ブリッジが ORDERS05 PO メッセージを送信します。

  5. [XML 一方向ブリッジ] をダブルクリックして、ブリッジの構成デザイン画面を開きます。このブリッジは、EDI 受信ブリッジからリレー エンドポイントにメッセージをルーティングするだけです。そのため、このブリッジによってルーティングされるメッセージのメッセージ型を指定する以外、ブリッジの手順の各段階で必要な構成はほとんどありません。メッセージ型を指定するには、XML 一方向ブリッジ デザイン画面の [メッセージ型] ボックスで追加アイコン () をクリックし、[メッセージ型ピッカー] ダイアログ ボックスを開きます。

  6. [メッセージ型ピッカー] ダイアログ ボックスの [使用できるメッセージ型] ボックスで要求メッセージのスキーマを選択し、右矢印アイコン () をクリックして [OK] をクリックします。このチュートリアルでは、Send スキーマ (http://Microsoft.LobServices.Sap/2007/03/Idoc/3/ORDERS05//700/Send) を選択します。選択したスキーマは、[要求メッセージ型] ボックスの下に表示されます。

  7. ブリッジ構成を保存します。

  1. SAPIntegration プロジェクトで、[ツールボックス][接続] コンポーネントを選択し、XML 一方向ブリッジ コンポーネントと「手順 2: ORDERS05 IDOC に対する操作を呼び出すためのリレー エンドポイントの公開」で既に追加されている SAP リレー エンドポイントを接続します。

  2. 接続にフィルター条件を設定します。このシナリオのルーティング条件は、すべてのメッセージを LOB ターゲットにルーティングすることです。これを行うには、接続線をクリックし、[プロパティ] グリッドの "フィルター条件" プロパティの参照ボタン ([...]) をクリックして、[すべてに一致] を選択します。これにより、ブリッジに届いたすべてのメッセージがリレー エンドポイントにルーティングされるようになります。

  3. 接続の "ルート アクション" プロパティを設定します。ルート アクションを設定する前に、ルート アクションが必要な理由を理解する必要があります。EDI 受信ブリッジからリレー エンドポイントに送信されるメッセージには、Action SOAP ヘッダーが設定されている必要があります。このヘッダーでは、SAP システムで実行する必要がある操作を定義します。EDI 受信パイプラインから受信したメッセージには、このヘッダーが設定されていません。そのため、この中間の XML ブリッジでメッセージにルート アクションを設定してから、リレー エンドポイントに送信します。ルート アクションの一部として、メッセージに必要なヘッダーを追加します。ルート アクションを設定するには、次の手順を実行します。

    1. Action SOAP ヘッダー メッセージに設定する値を調べます。そのためには、サーバー エクスプローラーで SAP リレー エンドポイントを右クリックし、[プロパティ] グリッドで "操作" を展開して、値をコピーします。このチュートリアルでは、値は http://Microsoft.LobServices.Sap/2007/03/Idoc/3/ORDERS05//700/Send です。





    2. ブリッジの構成画面に戻り、ブリッジと SAP リレーの間の接続をクリックし、[プロパティ] グリッドで "ルート アクション" プロパティの参照ボタン ([...]) をクリックします。[ルート アクション] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックして、[ルート アクションの追加] ダイアログ ボックスを開きます。[ルート アクションの追加] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。

      • [プロパティ (読み取り元)] セクションで [式] を選択し、先ほどコピーした値を指定します。

        Important重要
        [式] の値は、単一引用符で囲んで指定する必要があります。

      • [送信先 (書き込み先)] セクションで、[種類][SOAP] に設定し、[識別子][Action] に設定します。



      • [ルート アクションの追加] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックして、ルート アクションを追加します。[ルート アクション] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックし、[保存] をクリックして、エンタープライズ アプリケーション統合プロジェクトへの変更を保存します。

  4. プロジェクトを保存します。最終的なブリッジの構成は、次のようになります。

  1. Visual Studio で、SAPIntegration ソリューションを右クリックし、[ソリューションのビルド] をクリックします。

  2. ビルドに成功したら、SAPIntegration ソリューションを右クリックし、[ソリューションの配置] をクリックします。

  3. 配置ウィンドウの "配置エンドポイント" は読み取り専用プロパティです。その値はメッセージ フロー画面で設定した [BizTalk サービスの URL/名前空間] から派生します。ただし、BizTalk サービスの ACS 名前空間、発行者名、および共有シークレットを指定する必要があります。

  4. [配置] をクリックします。Visual Studio の [出力] ペインに、展開の進行状況と結果が表示されます。ブリッジが展開される URL も [出力] ペインに表示されます。このチュートリアルでは、ブリッジは http://<mybiztalkservicename>.biztalk.windows.net/default/B2BConnector に展開されます。

関連項目

この情報は役に立ちましたか。
(残り 1500 文字)
フィードバックをいただき、ありがとうございました
表示:
© 2014 Microsoft