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手順 5: EDI 受信パイプラインの作成および展開

更新日: 2013年11月

このトピックでは、FTP サーバーから X12 850 PO メッセージを受信し、処理して、ORDERS05 IDOC に変換した後、前回の手順で展開した XML 一方向ブリッジにルーティングする EDI 受信ブリッジを構成します。

  1. BizTalk サービス ポータルにログインします。BizTalk サービス ポータルの URL は、BizTalk サービス サブスクリプションから取得できます。ポータルへのログインの詳細については、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=317714 を参照してください。

  2. FabrikamContoso のパートナーを作成します。左ペインで、[パートナー] をクリックし、[パートナー] ページで [パートナーの追加] をクリックします。

  3. 2 つのパートナー間のアグリーメントを作成します。[アグリーメント] ページで、[X12] タブが開いていない場合は、[X12] タブをクリックします。次に、[追加] をクリックします。

  4. [全般設定] タブで次の値を設定します。

     

    フィールド

    説明

    名前

    新しいアグリーメントの名前を入力します。このチュートリアルでは、SAPIntegration という名前を指定します。

    noteメモ
    これは、必須フィールドです。アグリーメントの名前は一意である必要があります。

    説明

    アグリーメントのメモまたは説明を入力します。

    ホストされているパートナー

    アグリーメントのホストされているパートナーを選択します。ホストされているパートナーは、サービス プロバイダーによって管理されるパートナーです。アグリーメントの展開時にそのパートナーに対してパイプラインが展開されます。通常、サービス プロバイダーによって管理されるパートナーをホストされているパートナーとして構成し、エンタープライズ パートナーをゲスト パートナーとして構成します。

    このチュートリアルでは、ホストされているパートナーは Fabrikam です。Fabrikam の既定のプロファイルは、"プロファイル" フィールドに表示されます。

    ゲスト パートナー

    アグリーメントの (ホストされているパートナーではない) パートナーを選択します。このチュートリアルでは、Contoso を選択します。Contoso の既定のプロファイルは、"プロファイル" フィールドに表示されます。

    ID

    ホストされているパートナーの ID 修飾子

    取引先に一意のビジネス ID を提供する認証修飾子を選択します。このチュートリアルでは、[ZZ - 相互定義] を選択します。

    FABRIKAM」と入力します。

    ゲスト パートナーの ID 修飾子

    取引先に一意のビジネス ID を提供する認証修飾子を選択します。このチュートリアルでは、[ZZ - 相互定義] を選択します。

    CONTOSO」と入力します。

    追跡

    送信側メッセージのプロパティを追跡する

    パートナーに EDI メッセージを送信するときに、メッセージのプロパティを格納するには、このチェック ボックスをオンにします。格納した後は、BizTalk サービス ポータルのホーム ページの [追跡] をクリックして、このデータに対してクエリを実行できます。

    オンにした場合は、[送信側メッセージをアーカイブする] チェック ボックスをオンにすると、メッセージ本文も格納できます。

    受信側メッセージのプロパティを追跡する

    パートナーから EDI メッセージを受信したときに、メッセージのプロパティを格納するには、このチェック ボックスをオンにします。格納した後は、BizTalk サービス ポータルのホーム ページの [追跡] をクリックして、このデータに対してクエリを実行できます。

    オンにした場合は、[受信側メッセージをアーカイブする] チェック ボックスをオンにすると、メッセージ本文も格納できます。

  5. [続行] をクリックします。

    [続行] をクリックすると、受信設定用と送信設定用の新しいタブが 2 つ追加されます。各タブは、2 つのパートナー間の一方向のアグリーメント用で、メッセージの受信用と送信用があります。[受信の設定] タブのプロパティでは、EDI 受信ブリッジを構成する方法を定義します。このブリッジは、Fabrikam に送信された着信 EDI メッセージを受信します。同様に、[送信の設定] タブのプロパティでは、EDI 送信ブリッジを構成する方法を定義します。このブリッジは、Fabrikam から Contoso などの取引先に EDI メッセージを送信します。

  1. [アグリーメント] ページで、[受信の設定] タブをクリックします。

  2. [トランスポート] セクションの次の値を指定します。

    • [トランスポートの種類] では、[FTP] を選択します。このチュートリアルで使用するシナリオでは、Contoso は FTP サイトを使用して X12 850 メッセージを送信します。

    • メッセージを取得する FTP サーバーの名前を指定します。

    • FTP サーバーに接続するためのユーザー名とパスワードを指定します。

    • X12 850 メッセージを取得するサーバー上の場所の相対パスを指定します。

  3. [プロトコル] セクションの次の値を指定します。

    • 技術確認 (TA1) と機能確認 (997) を受信するかどうかを指定します。

    • [スキーマ] のプラス記号をクリックし、次の値を指定します。

       

      フィールド 指定する値

      バージョン

      00401 を指定します。

      トランザクションの種類 (ST1)

      [850 – 注文書] を指定します。

      送信者アプリケーション (GS02)

      CONTOSO を指定します。

      スキーマ

      ドロップダウン リストからスキーマ (X12_00401_850.xsd) を選択します。このスキーマは、前の手順で BizTalk サービス プロジェクトを展開したときに、BizTalk サービスにアップロードされています。

  4. [変換] セクションで、プラス記号をクリックして、アグリーメントに変換を追加します。ドロップダウン リストから、X12_00401_850.xsd スキーマと前に作成した変換 (AzureTransformations.trfm) を選択します。スキーマと変換は、前の手順で BizTalk サービス プロジェクトを展開したときに、BizTalk サービス サブスクリプションに展開されています。

  5. [ルート] ページの [ルートの設定] で、[追加] をクリックして、ルーティング先を追加します。

    1. [ルール名]SendToBridge に設定します。

    2. [ルート ルール][高度な定義を使用する] オプションを選択し、テキスト ボックスに次の式を指定します。

      1=1
      

      この式は、常に true に解決されます。これは、すべてのメッセージがブリッジにルーティングされることを示しています。

      noteメモ
      [高度な定義を使用する] オプションを選択せず、ルート ルールを指定しない場合でも、既定では、このオプションが選択され、値が 1=1 に設定されます。これは、既定の動作ではすべてのメッセージがルーティング先にルーティングされることを示しています。

    3. [ルート アクション] のプラス記号をクリックして新しい行を追加し、次の値を設定します。

      • [対象になる種類][HTTP ヘッダー] に設定します。

      • [ヘッダー名][Content-Type] に設定します。

      • [値の種類][定数] に設定します。

      • [定数値][application/xml] に設定します。

      noteメモ
      これにより、ブリッジにルーティングされるすべてのメッセージに、値が application/xml に設定された content-type ヘッダーが含まれるようになります。このヘッダーを持たないメッセージを受信したブリッジは、そのメッセージをフラット ファイル メッセージとして処理するため、検証エラーが発生する可能性があります。

    4. [ルーティング先] で、[トランスポートの種類][Azure BizTalk ブリッジ] に設定し、テキスト ボックスにメッセージ フロー画面のブリッジのエンティティ名を入力します。このチュートリアルでは、ブリッジ名として B2BConnector を指定しました。この名前を使用して、ブリッジ展開エンドポイントが作成されています (http://<mybiztalkservicename>.biztalk.windows.net/default/B2BConnector)。この構成では、アグリーメントで処理されたすべてのメッセージが、前に展開した XML 一方向ブリッジにルーティングされます。

      [保存] をクリックします。

    5. [ルート] ページの [メッセージ保留の設定] で、[トランスポートの種類][Azure Service Bus] を指定し、次の値を指定します。

      • ルーティング先の種類を BasicHttpRelay に設定します。

      • Service Bus 名前空間、発行者名、および発行者キーを指定します。

      • リレー受信サービスが既に実行されているエンドポイント URL を指定します。このチュートリアルでは、Suspend を指定します。そのため、失敗したメッセージが送信される完全な URL は http://<servicebus_namespace>.servicebus.windows.net/Suspend になります。

  1. [アグリーメント] ページで、[送信の設定] タブをクリックします。

    noteメモ
    このチュートリアルではアグリーメントの送信側については説明しませんが、アグリーメントを正常に展開するには、最小限の既定値を指定する必要があります。

  2. [受信 URL][変換]、および [バッチ処理] の各タブは既定値のままにします。

  3. [プロトコル] タブの [スキーマ] で、次の値を指定します。

     

    プロパティ 説明

    バージョン

    00401 に設定します。

    トランザクションの種類 (ST01)

    [850 – 注文書] に設定します。

    スキーマ

    X12_00401_850 に設定します。

  4. [トランスポート] セクションの [トランスポート設定] で、次の値を指定します。

    • [トランスポートの種類][FTP/S] に設定します。

    • FTP トランスポートに必要な値を指定します。

  5. [トランスポート] セクションの [メッセージ保留の設定] で、次の値を指定します。

    • [トランスポートの種類][Azure Service Bus] に設定します。

    • ルーティング先の種類を BasicHttpRelay に設定します。

    • Service Bus 名前空間、発行者名、および発行者キーを指定します。

    • リレー受信サービスが既に実行されているエンドポイント URL を指定します。このチュートリアルでは、Suspend を指定します。そのため、失敗したメッセージが送信される完全な URL は http://<servicebus_namespace>.servicebus.windows.net/Send_Failure になります。

  6. [アグリーメントの展開] をクリックして、アグリーメントを展開します。

    アグリーメントを展開したら、ソリューションをテストするために、アグリーメントの一部として指定した FTP サーバー上のフォルダーに PO 850 テスト メッセージをドロップできます。ソリューションをテストする方法の詳細については、次のトピック「手順 6: ソリューションのテスト」を参照してください。

関連項目

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